「ミドサーを突っ走る!」 | 弘中綾香の「純度100%」~第122回~
ひろなかあやか…勤務地、六本木。職業、アナウンサー。テレビという華やかな世界に身を置き、日々働きながら感じる喜怒哀楽の数々を、自分自身の言葉で書き綴る本連載。
photo : Yasutomo Sampei styling : Chie Hosonuma hair&make : Akemi Kibe[PEACE MONKEY]記念すべき30代突入!などとはしゃいでいた時期もどこへやら。あっという間にワタクシもミドサー(ミドルサーティの略らしいです。笑)の仲間入り。次の2月で34歳です! ミドサーというか、もう30代の折り返し見えてるサーですね。こんな風に言っていても、自分がそんな年になる実感がないのが正直なところで、「あれ、私何歳だっけ? 31? 32?」などとサバを読んでしまうこともしばしば(悪気なくです)。同じように周りの友達も年を取り、集まって話す内容が変わってきました。若かったときは基本的にあーだこーだ恋愛の話ばかりしていたのが、最近は健康や体調の話をすることも多くなったし、チラホラ体の調子を崩す子もいたりして、健康管理の重要さを実感をもって感じているところであります。そういった周りの環境もあり、先日、人生初の人間ドックに行ってきました…! 会社で決められているものは35歳からで、それまでやらなくてもいいかなーとずっと思っていたんですが、乳がん検査をこれまで一度もしたことがないのが自分の中でずっとつっかえていたので、1年、前倒しして人間ドックへ!!
最近出来た女性専用クリニック(スタッフの皆さんも全員女性!)を予約したこともあり、思ったより待ち時間もなく、スムーズかつストレスなく検査自体は終えることが出来ました。あ、でも、胃カメラは想像通りきつかったです。周りから「胃カメラは本当に辛い」と脅されてはいたんですけれども、あれは形容しがたい辛さがありますね…。カメラが通っている感覚バリバリありますしね…。最初に担当の看護師さんが「5分で終わりますからね~頑張ってください」と言ってくれたんですけど、どうにもこうにも5分が長く感じました。看護師さんが背中をさすってくれているのだけが頼りでした。終わったときに「5分って長いですよね~」とも言われて。みんなこの辛さを乗り越えて、アラフォーになっているのかと思うと感慨深かったです(笑)。初めてのマンモグラフィも痛かったけど、胃カメラに比べたら一瞬だったので、これだったら毎年頑張れる!と思いました。
結果はというと…、貧血と骨粗しょう症テストに引っかかった以外は、特に問題なしでした! これまで大きな病気をしたこともなく、持病もなく、体が丈夫な人間でやってきたんですが、ここ数カ月なんとなーく寝ても疲労感が取れない、日中のやる気が出ない、気だるいというのが続いていました。「産後の体の変化」「子育ての疲れの蓄積」「年相応の疲れ」と言ってしまえばそれまでなのですが、貧血が原因だったのか!と納得。
これまで皮膚科で勧められたビタミンCも酵素も、毎日服用する系のものが一切続かなかった私ですが、一念発起、鉄分のサプリを毎日飲んでいます。これといって変化はまだありませんが(笑)、続けることに意味があるかと。カルシウム不足については、もうカルシウム摂るしかねえってことで、ヨーグルト食べたり、カフェラテ飲んだり、こまめに補給するように心掛けています。年を重ねるって楽しいこともたくさんありますが、同時に気を付けなくてはいけないことも増えますね。健康にミドサーを突っ走るべく、出来ることからコツコツとやっていきたいと思います!
【弘中のひとりごと】
サプリ、今のところ3日に2日飲めてます笑
シャツ69,300円、ネクタイ13,200円(共にチノ|モールド■03-6805-1449)/ブルゾン 63,800円、パンツ40,700円(共にロキト|アルピニスム■03-6416-8845)/ブーツ99,000円(パラブーツ|パラブーツ青山店■03-5766-6688)
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