言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ！ 言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ！ 弘中綾香の「純度100%」～番外編「韓国語を学びたい」その5～

｢TOPIKⅡ」

前回ウキウキでTOPIK2級の合格発表をさせていただいたのも束の間、私は今大きな壁にぶち当たっているところであります。というか、完全になめていた自分が悪いんです。前回の原稿を書いていた時の自分を引っぱたいてやりたいです。2級合格くらいで浮かれんな！と。

なんでこんなに一気にやさぐれてしまったかといいますと、今度受けるTOPIKⅡが難しすぎるからです。あれほど解き甲斐があった／出来ている感触があったTOPIKⅠ（初級）のテストと比べると格段にレベルアップしていて、使われている単語の数も文法も多く、お手上げ状態なのです。過去問を見て、絶句しました。分かる単語が全然見つからない…。リスニングのスピードも速い…。しかも長文記述もある…。明らかに付け焼刃では越えられない壁が立ちはだかっているのです。それもそのはず、TOPIKⅡは3級から最高級の６級までを目指す人が受けるテストでして、難度がググッと上がっているのです。私の目指す3級は4割程度の点数を取れれば良いとされているのですが、いや、ちょっとそれすらも無理かもしれない、と今世紀最大に自信をなくしている最中です。

その難しさに面食らうこともさることながら、試験時間の長さも目を見張るものがあります。TOPIKⅠはリスニングと読解を合わせて110分だったのですが、TOPIKⅡになると1時間目110分＋2時間目70分ということで、そんなに集中力が持つわけないだろうという諦めすらあります。何も聞き取れないリスニングを何十分も聞くことになったら…きっと睡魔に襲われるでしょう。想像するだけで恐ろしいです。

前回とは打って変わって自信のない私を見て「あくまでもどれくらい身についているかの目安だから！　点数は気にしないで！」と先生は励ましてくれます。いつも優しくサポートしてくれる先生のためにも頑張りたいのは山々なのですが、あまりにも強敵すぎて立ち向かう勇気が湧いてこないという状態に陥っています（泣）。

そんなガラにもなくネガティブモードの私が最近たどり着いた一つの結論が、「語学の勉強ってめちゃくちゃ地味」ってことです。コミュニケーションツールだ！とか、パッションがあれば通じる！とかそういう側面ももちろんあると思うんですけど、やっぱりキチンとした土台を作るには文法の理解もボキャブラリーの量も大事ですし、それには結局単語を地道に一つずつ覚えていく作業、教科書を何回もおさらいする作業が必要なんだな、と。テストの点数を取るテクニックがあればイケるぜ！なんてことは全くありませんでした。反省しています。勉強ってそんな甘いもんじゃなかった。

TOPIKⅡのテストは4月に予定されています。残された時間は短いのですが、どうにかジタバタ頑張ってみる所存です。かなりモチベーションが下がっているのが、本人的にも辛いところではありますが…。全国にいる試験前の皆さま、勉強に打ち込んでいる学生の皆さま、勉強に近道はありません！（あったら教えてください！　私は不器用なので、紙に書きまくって覚える方法しか知りません！）　一緒にコツコツ頑張りましょう。

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