TCBO-140729-001 (1)

オペラ鑑賞ってどんなもの?体験してみました! 特別なご褒美DAYの過ごし方に、オペラはいかが?

CULTURE 2023.07.21

「オペラ」と聞くと、「なんだか敷居が高そう...」「古典の物語についていけるか心配!」「知識がないと楽しめないのでは?」と思う方もいるはず。
今回はオペラ初心者のHanako編集部員3人で、『椿姫』を観に行ってきました。

ちょっぴり大人な贅沢時間を求めて。

最近、なんだか休日や退勤後の過ごし方にマンネリを感じ始めていた編集部員3人。でも「貴重な社会人の自由時間、せっかくなら新しい発見のある時間を過ごしたい!」ということで編集部の先輩に相談してみたところ、おすすめされたのはオペラ鑑賞。元々、舞台やライブなどを観に行くのが大好きな3人でしたが、オペラは未体験。早速、イタリアのパレルモ・マッシモ劇場が来日公演をするという情報を聞きつけて、思い切って観に行くことに。
演目は、『椿姫』。さて、どんな空間が広がっているんだろう?

オペラ『椿姫』ってどんな物語...?

『椿姫』は、イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが1853年に発表したオペラで、バレエの舞台にもなっている、世界中で愛される悲劇です。

【あらすじ】
貴族の青年アルフレードは、高級娼婦ヴィオレッタの館で開催された宴で彼女に出会いひとめぼれをする。
アルフレードの一途で純粋な愛に惹かれ、ヴィオレッタは社交界の生活を捨て、アルフレードと幸せな生活を送る。
ある日突然、ヴィオレッタのもとに彼の父ジェルモンが訪ねてきて、彼と別れるようにと話を持ちかけられる。
真実の愛を訴えるも受け入れられず、別れを決意するヴィオレッタ。彼女からの手紙を読んだアルフレードは、
彼女の不意の裏切りに激怒。数か月後、病に侵され床に臥しているヴィオレッタのもとに、真実を知ったアルフレードが訪れるが。。

パレルモ公演より© rosellina garbo
パレルモ公演より© rosellina garbo

Hanako編集部が、オペラを体験して感じたこと。

Hanako編集部が、オペラを体験して感じたこと。

Hanako編集部_馬場
馬場
私たち3人とも、物心ついてからはじめてのオペラ鑑賞だったね。クラシックバレエやミュージカル、演劇には足を運んだことがあるけれど、オペラはなかなか機会がなかったな。
Hanako編集部_中里
中里
まず私はオペラの物語や歌がすべてイタリア語で進んでいくのを理解できるか、ドキドキした。でも会場に着いたらびっくり。なんと客席の両端に大きな字幕のスクリーンがあって、なんの問題もなかった!とっても快適だった。
Hanako_matsumi
松見
私は普段、映画を観ている時にじっとしているのが耐えられなくなったり、途中で飽きたりしてしまうから、今回も集中できるか不安に...。でも、テンポ感のいいストーリーとスーパー字幕があったので、物語に入り込めたよ。事前に『椿姫』のあらすじを予習していったのもよかったのかも。
Hanako編集部_馬場
馬場
確かに、事前に演目の物語を予習して行くのも楽しみ方の一つだよね。基本的な流れだけわかっていれば、あとは役者さんの美声と豪華絢爛な舞台の世界に思いっきり浸るだけ。
Hanako編集部_中里
中里
そうだね。物語を追わなきゃ!って負担に思わなくても、楽しみ方はたくさんあるよね。例えば、ファッションが好きな人はきらびやかな衣装に注目したり、語学が好きな人は単純にイタリア語の響きを楽しんでみたり。舞台美術も細部まで注目すると、その物語が書かれた頃の歴史が見えたりして面白い!
Hanako_matsumi
松見
うんうん。オペラは一つの舞台を作り上げるために作家、歌手、オーケストラ、演出や舞台芸術、たくさんの作り手の熱量を「生」で感じられる総合芸術。だから、その場の空気を一瞬一瞬"感じる"ってことが何より貴重な体験なのかもしれない。
Hanako編集部_馬場
馬場
舞台が終わった後の鳴り止まない拍手とスタンディングオーベーションも印象的だったな。演者も観客も一体となっている感じがして、エネルギーをもらいました。
Hanako_matsumi
松見
あれは迫力ある瞬間だったよね。この日を迎えるまでにどれだけの準備を重ねてきたんだろうと想像したら、胸が熱くなりました。それに、オペラの華やかな雰囲気を浴びたら、すっかりイタリアにいる気分に。帰りはシャンパンを飲みに行きたくなっちゃったな〜。
Hanako編集部_馬場
馬場
それもオペラ鑑賞の醍醐味かもしれないね(笑)。観終わった後の時間をどう楽しむかは自由!
Hanako編集部_中里
中里
これからはお買い物や旅行もいいけど、たまには友人とお洒落して待ち合わせして、オペラを観に行くのもいい時間の過ごし方かもしれないね。終演後に感想を言い合ったり、忘れられない贅沢な経験になるよね。
観劇には、ちょっぴりフォーマルな格好で。華やかなファッションを考えるのも楽しい時間。
観劇には、ちょっぴりフォーマルな格好で。華やかなファッションを考えるのも楽しい時間。

いつものお出かけLISTに、オペラを追加したい方はこちらをチェック!

名門ボローニャ歌劇場4年ぶり7度目の来日!秋の公演はこちら。

  • IMG_3583

    ベッリーニ作曲「ノルマ」

    開催期間:11月3日(金・祝)15:00開演、5日(日)15:00開演
    料金:S席/¥38,000(税込)、A席/¥32,000(税込)、B席/¥26,000(税込)、C席/¥21,000(税込)、D席/¥16,000(税込)
    開催場所:東京文化会館大ホール

    そのほか全国5か所で公演予定。
    詳しくは公式ホームページをチェック!
    お問い合わせ:03-3544-4577(コンサート・ドアーズ)平日10時から18時まで

  • tosca atto 2 bis

    プッチーニ作曲「トスカ」

    開催期間:11月2日(木)18:30開演、4日(土)15:00開演
    料金:S席/¥38,000(税込)、A席/¥32,000(税込)、B席/¥26,000(税込)、C席/¥21,000(税込)、D席/¥16,000(税込)
    開催場所:東京文化会館大ホール

    そのほか全国5か所で公演予定。
    詳しくは公式ホームページをチェック!
    お問い合わせ:03-3544-4577(コンサート・ドアーズ)平日10時から18時まで