東京のホテルで非日常体験を。 【東京】ステイケーションを満喫できるホテル巡り。旅ライター・前田紀至子さんが宿泊レポート! TRAVEL 2021.01.22

日々国内外を旅している前田紀至子さんが楽しく美しく、時にはマニアックに旅を満喫するコツをナビゲートする連載【前田紀至子のビューティートラベル】よりお届け。今回はそんな彼女がステイケーションにもおすすめの東京都内のホテルをご紹介します。

1.話題の「ステイケーション」を満喫!〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉で過ごす、最高な週末。

ステイケーションがポピュラーになるとともに、「ホテル内で贅沢したい!」という声が高まる今日この頃。普段なら旅先でしかエステやトリートメントを受けないという人も、せっかくならば、国内で極上トリートメント体験をするのがおすすめ。〈Chiスパ〉は、心の平穏と身体の健康を促す地上の楽園「シャングリ・ラ」にインスピレーションを得た究極の癒し空間。都内にいながらに旅気分を味わうのにもってこい。

せっかくのステイケーション。しめくくりはメインダイニングの〈ピャチェーレ〉で特別なダイニングエクスペリエンスを。女友達とレストランで待ち合わせをしてゆったりと過ごすブランチタイムのスタート。今回のメニューは、週末限定の「ウィークエンド ブランチ」を。選べる最初の一杯はやっぱり〈ルイナール ブラン・ド・ブラン〉で。チーズやシャルキュトリー、サーモンにパテなど、お酒が好きならたくさん飲みたくなること間違いなし。週末ブランチの醍醐味、フリーフローのメニューもあるのでそちらも要チェック。メインはなんと朝食メニューとランチメニューから2品セレクト可能!一推しはエッグベネディクトとのことで、今回は「エッグ ベネディクト ロイヤル オマールエビ キャビア」と「骨つきラムのスパイシーグリル」をセレクト。ライブステーションで好きなものを好きなだけ選べるタイプのデザートは満腹でもついつい全て食べたくなってしまうほど。

「家族を思いやるようにお客様をお迎えする」という〈シャングリ・ラ ホテル〉のフィロソフィー通り、ラグジュアリーでありながらも、どこかアットホームで心温まるステイ。旅に出たい気持ちになったなら、まずは〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉をチェックしてみては?

2.ステイケーションにもぴったり!〈フレイザースイート赤坂東京〉でラグジュアリーな女子会ステイを。

世界的に展開されているラグジュアリーレジデンスだけに、佇まいからして品良くスタイリッシュ。今回は高層階の「ワン ベッドルーム プレミアスイート」に宿泊。客室に入ってまず目に入るのが、広々としたキッチンや乾燥機付き洗濯機。早々に「ここで暮らしたい!」という気持ちに。「ワン ベッドルーム プレミアスイート」は広さ60 m2 なので、リビング、ダイニングとゆったりと過ごせる空間がたっぷり。キングサイズのベッドは女性二人なら広すぎると感じるほど。極上の寝心地が心地よく、夜更かしもほどほどに早めに眠ることができました。バスルームや洗面台、クローゼットにいたるまで、どこも洗練されたムードでテンションが上がりっぱなし。ジムは1時間単位での予約制なので、リラックスして体を動かせるのが嬉しい。十分な広さがあるので、ヨガやピラティスをすることも可能。

ディナーは1階のダイニングレストラン〈モス クロス トウキョウ〉で日本各地の厳選された食材を使ったモダンジャパニーズを。軽やかな味わいでありながら、一品一品の完成度が高く、サービスも秀逸。定期的に訪れたいと思える満足度の高いダイニング。翌朝は「買い出ししておいた食材で朝ごはんを作ろう!」とひと盛り上がり。何気ない朝食も女友達と一緒に作れば楽しい。食後はふたたびベッドルームでうたた寝を。「何もしない贅沢」と相性抜群の〈フレイザースイート赤坂東京〉は、コンスタントに訪れたくなる身近な非日常と言えそうです。

(photo&text:Kishiko Maeda)

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