フォトジェニックなお祭りやレトロ可愛い列車があるんです! カラフルな風鈴が彩るお祭りや精進料理ランチを堪能!静岡県・西部エリアの旅へ。【後編】 LEARN 2019.05.30

『静岡デスティネーションキャンペーン』プレスツアー2日目は、レトロな花柄のテキスタイルで飾った天竜浜名湖鉄道の可愛い列車や色とりどりの風鈴が舞う風鈴祭り、お茶を使った精進料理ランチなど、鉄道や歴史、グルメ、お祭りなど、様々な魅力が揃う静岡県西部エリアをご紹介します!
前編はこちら

井伊直虎ゆかりのお寺〈龍潭寺〉へ。

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〈龍潭寺〉は733年に行基菩薩が開いたと伝えられ、およそ1300年もの歴史があります。大河ドラマの主人公にもなった井伊直虎や、幕末に暗殺された井伊直弼で有名な、井伊家の菩提寺として40代の祖霊をお祀りしています。

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こちらの丈六の仏の顔に残る傷跡は、明治期に仏教寺院や仏像を破壊しようとする運動、廃仏毀釈によってつけられたものなんだとか。

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江戸時代初期に築かれた、池泉鑑賞式庭園である龍潭寺庭園。数多くの石組みや築山全体で、鶴亀が表現されているのだとか。心が落ち着き、ずっと眺めていたくなるような美しさです。

〈龍潭寺〉
◼︎静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989
◼︎053-542-0480
◼天竜浜名湖鉄道「気賀」駅よりタクシーで約5分

〈マリメッコ〉の花柄のテキスタイルが可愛い!天竜浜名湖鉄道。

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静岡県の掛川駅と新所原駅を結ぶ、天竜浜名湖鉄道。約20年前から走っていたという1両編成のレトロな車両を模様替えし、北欧のテキスタイルブランド〈マリメッコ〉でコーディネート。スローライフトレイン「レトロドロフィーズ」と名付けられました。

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そのどこか懐かしいデザインの車両に花柄がマッチした、レトロで可愛い列車は、まさに女子旅にぴったり!

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天竜浜名湖鉄道の都田駅には、元薬局と無人待合室だったスペースをリノベーションした、〈miyakoda 駅Cafe〉が併設しています。

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店内の壁には、200枚以上のマリメッコをはじめとした北欧のファブリックで彩られています。その鮮やかな花柄で敷き詰められたその可愛らしさは、まるで北欧の町のよう。

〈miyakoda 駅Cafe〉
◼︎静岡県浜松市北区都田町5563-21 天竜浜名湖鉄道都田駅構内
◼︎053-428-8088
◼︎11:00~16:00(15:30LO)
◼︎火〜木休

約3,000個の風鈴が境内を涼しげに彩る〈可睡斎〉。

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〈可睡斎〉は約600年の歴史を持つ東海随一の禅修行大道場で、徳川家康によって名づけられたそう。同じ静岡県袋井市内にある3つの古刹とともに、8月31日(水)まで『遠州三山 風鈴まつり』を開催。

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山門から本堂手前の階段に続く道に、「風鈴の小道」が作られています。約2,000個もの色とりどりの江戸風鈴で飾られているため、一斉に風に揺られてはためきながら、涼しげな音が鳴り響く様子は圧巻!

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中庭には、珍しい真っ赤な1,000個の風鈴でかたどられた赤富士のオブジェも。真っ赤な風鈴は、魔除けの意味を持つんだとか。

「静岡お茶御膳」5,000円(税込)※7日前までに要予約。
「静岡お茶御膳」5,000円(税込)※7日前までに要予約。

ランチには、お茶を使った精進料理をいただきました。6月末までの期間中、お茶の天ぷらや茶飯、抹茶胡麻豆腐、お茶デザートなど、12皿が味わえます。

「豆腐寄せ(お茶ペースト)」。
「豆腐寄せ(お茶ペースト)」。

新潟県村上地方の料理を参考に作られたという一品で、濃い抹茶味のタレが新感覚でした。

「抹茶長芋」。
「抹茶長芋」。

短くカットされた茶そばを芯に、ふんわりした山芋生地で巻き上げられています。全体的に優しい味わいですが、茶そばに添えられたわさびがツンと効いています。

「天布羅(あじろ昆布、さつま芋、南瓜、アスパラ、タラの芽、茶葉)」。
「天布羅(あじろ昆布、さつま芋、南瓜、アスパラ、タラの芽、茶葉)」。
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一見すると木の飾りのようにも見えますが、実はこれ昆布の天ぷらなんです!意外としっかりした昆布の味がして、見た目も食感も面白いメニューですよね。

精進アイス(豆乳・黒ゴマ・抹茶)400円、 精進アイス(チョコレート)450円。(各税込)
精進アイス(豆乳・黒ゴマ・抹茶)400円、 精進アイス(チョコレート)450円。(各税込)

風鈴祭りの期間限定で、お茶スイーツも登場!こちらの精進アイスは豆腐ベースのアイスに、お寺の和尚さんが炊いたあんこを載せた1日10個限定のヘルシーなスイーツです。ぜひ風鈴を眺めながら一緒に味わってみてください。

〈可睡斎〉
◼︎静岡県袋井市久能2915-1
◼︎0538-42-2121
◼JR掛川駅よりタクシーで約20分

青々とした新緑の東山の茶畑で、茶摘み体験!

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世界農業遺産に認定された、静岡の茶草場農法で育てられた茶畑が広がる、掛川市の東山。ここでは70軒ほどの農家が村ごと栽培してるほど、お茶の栽培が盛んな地域です。

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どこを見ても、新茶の緑が青々と輝いて目にまぶしい!
新聞紙で作られた手作りバッグを手に、新茶摘み体験をスタート。

茶葉は、先の方の柔らかい葉を摘んで行くのだそう。青々とした茶葉たちを無心に摘んでいきます。

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終わってみると、こんなにどっさり!茶葉の使い道を聞いてみると、お茶の葉の天ぷらがおすすめとのこと。

お茶にするには乾燥させたりしなくてはならず、さすがになかなか手間がかかってしまうとか。

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お茶摘み体験の後は、〈東山いっぷく処〉でお茶を試飲させていただきました。

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深蒸し茶を、お湯で出したものと水で出したものを飲み比べました。同じ茶葉でも、出すお湯の温度で全然味が違い、驚き!

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こちらは5月30日(木)、山頂にオープンする新しい休憩所〈粟ケ岳世界農業遺産茶草場テラス〉。お茶の試飲が出来たり、軽食が食べられるスペースになるそうです。

〈茶摘み体験〉
◼︎静岡県掛川市東山 1173-2 東山いっぷく処
◼︎0537-24-8711(掛川観光協会)
◼︎10:20~12:00、土日祝10:40~12:20(約100分)
◼︎水休
◼JR「掛川」駅より掛川バス「東山行き」で約30分、バス停「東山」下車徒歩で約3分

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今回、静岡県の西部エリアを中心に旅をしてみて、フォトジェニックな浜名湖の風景や、名物であるうなぎ、可愛い〈マリメッコ〉で飾られた列車、色とりどりの風鈴が並ぶお祭りなど、女子旅におすすめなスポットが実は多いことに気づかされました。

6月までの『静岡デスティネーションキャンペーン』中は、ほかにも観光列車の運行や各種特別展など、期間中だけの特別企画が多数予定されています。この機会に、ぜひ静岡県へ訪れて新たな魅力を発見してみませんか?

◼︎静岡デスティネーションキャンペーン特設サイト
◼︎Japan Highlights Travel静岡特集ページ

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