野菜不足を美味しく解消したい!!採れたて無農薬野菜の贅沢ご飯を味わおう。 旅気分で訪れたい!立川〈農園の手紙舎〉で、農家の暮らしの素晴らしさを体験。 LEARN 2019.04.01

「編集」「カフェ」「イベント」を運営している〈手紙社〉が2019年2月6日、東京都立川市に〈農園の手紙舎〉をオープン。採れたての無農薬野菜をふんだんに使ったお料理が食べられる“農家レストラン”は、オープン前から話題となり、現在予約が取れない日も。そんな話題の〈農園の手紙舎〉をご紹介します。

〈農園の手紙舎〉で農家の暮らしの素晴らしさを体験!

看板が小さいので見逃しそうですが、大きな欅ともみじの木が目印。
看板が小さいので見逃しそうですが、大きな欅ともみじの木が目印。

東京都立川市の砂川町にオープンした〈農園の手紙舎〉は、五日市街道を拝島方面に向かう途中の分岐を、西砂川街道に入ってすぐの場所にあります。

手紙社が創業する前から関わりの深い〈鈴木農園〉の売店。
手紙社が創業する前から関わりの深い〈鈴木農園〉の売店。

敷地内に入ると、〈鈴木農園〉の売店が。取材時は残念ながらお休み。3月の中旬より畑の土作り、種まき、苗植えなどが始まり4月下旬までお休みになるそう。
また、パン屋さんの〈かいじゅう屋〉もあるのですが、またまたお休みの日で残念!!(火・水・金・土曜日のみ営業)。

ウッドデッキの奥が蔵を利用して作られたお店になっている。
ウッドデッキの奥が蔵を利用して作られたお店になっている。

〈鈴木農園〉の敷地には代々伝わる蔵があり、以前はその蔵を利用して作られた〈ゼコルバ〉というパン屋さんがあったのですが、現在は山梨県北杜市に移転。
〈鈴木農園〉と〈手紙社〉は、同社の北島勲さんが雑誌『自休自足』や『カメラ日和』の編集長だった頃に出会ったのが縁。蔵のお店を改装し、〈農園の手紙舎〉をオープンしました。

歴史ある蔵を利用した店内では雑貨やオリジナルグッズも販売。

暖炉やところどころ蔵っぽさが残ったモダンな店内。
暖炉やところどころ蔵っぽさが残ったモダンな店内。

お店は予約制なので、待たずに席に案内してもらえます。
今回案内されたのは、大きな窓のそばのソファ席。
ゆったりとした空間の中で、歴史ある蔵の天井にかかる梁などを眺めていると、ここが東京だということをすっかり忘れてしまいます。

窓の外を見ると、ふきのとうや〈鈴木農園〉のヤギさんが見えた。
窓の外を見ると、ふきのとうや〈鈴木農園〉のヤギさんが見えた。
店内には〈手紙社〉が厳選した作家さんのグッズやオリジナル雑貨も。
店内には〈手紙社〉が厳選した作家さんのグッズやオリジナル雑貨も。

お料理が出てくるまで、店内に並ぶ雑貨をチェック。個性的な作家さんのユニークなデザインは、クスッと笑ってしまうものや素朴な可愛らしさがたまらないです。

マスキングテープも種類が豊富!マステ好きさんへのお土産に。
マスキングテープも種類が豊富!マステ好きさんへのお土産に。
手紙を書くのも旅の楽しみ方の1つ。可愛い便箋やポストカードはいかが?
手紙を書くのも旅の楽しみ方の1つ。可愛い便箋やポストカードはいかが?

こだわりの食材や調味料、心のこもったお料理、一つ一つ丁寧に。

店内では紙・布雑貨の他に店内では紙・布雑貨の他にマグカップやコーヒーも販売。
店内では紙・布雑貨の他に店内では紙・布雑貨の他にマグカップやコーヒーも販売。
土鍋は陶芸家の小谷田潤さんの作品。
土鍋は陶芸家の小谷田潤さんの作品。
調理風景もよく見えるオープンキッチン。
調理風景もよく見えるオープンキッチン。

同店のメニュー開発には、〈手紙社〉との関わりが深い、栃木県の鹿沼市のレストラン〈アンリロ〉のオーナーシェフ・上村真巳さんを迎え、無農薬野菜の味をふんだんに生かした農園料理を提供しています。

素材を生かした料理を丁寧に盛りつける様子を見てワクワク。
素材を生かした料理を丁寧に盛りつける様子を見てワクワク。

村上シェフは、「農家の暮らしの素晴らしさを体現できるような場所にしたい」と話し、野菜が持つ命を100%まっとうするかのような料理を提供しています。

野菜やお米など作り手の気持ちが伝わるご飯を「いただきます」。

スタッフの笹野さんが、テーブルに炊き上がったご飯を運んでくれました。
スタッフの笹野さんが、テーブルに炊き上がったご飯を運んでくれました。

このお店でいただけるのは、鈴木農園の野菜で、同じ敷地で育った無農薬・無化学肥料で育てられた野菜をふんだんに使用した「農家の定食」(1,680円)。季節によって野菜の内容が変わる他、全国各地から取り寄せたお米を土鍋で提供。
スタッフの方が、炊き上がったご飯を土鍋ごと運んできてくれます!

「うわぁ〜〜っ!!パチパチパチ!!」

これは嬉しい!!思わず歓声をあげ、手を叩いてしまいます。

炊きたてのご飯から立ち込める湯気を見て、食欲がグーンと上がります。

ご飯は栃木県鬼怒川の畔で育ったコシヒカリを提供。
ご飯は栃木県鬼怒川の畔で育ったコシヒカリを提供。

「土鍋ごはん」は栃木県大田原の「コシヒカリ」。ふっくらつやつやとしたお米は、弾力と粘りがあり、モッチリとした食感が特徴。

休日はスローな食事、スローな時間で自分を癒す。
休日はスローな食事、スローな時間で自分を癒す。

「農家の定食」(1,680円)は、季節によって内容と値段が変わります。

「季節野菜の盛り合わせ」
・キャベツのささみ巻き 春菊と菊を巻いたもの
・人参ナムル 塩ごま油 白和えソース
・芋にコロッケ 味噌
・トマトもろみ味噌ゆずあえ
・ベニくるり わさび菜 塩麹

野菜の色、食感、香りなど、五感で季節の野菜が楽しめます。
野菜の色、食感、香りなど、五感で季節の野菜が楽しめます。
炊き立てのご飯にピッタリな“ご飯のお供セット”。
炊き立てのご飯にピッタリな“ご飯のお供セット”。
ベニくるりや人参、わさび菜の自家製糠漬け。
ベニくるりや人参、わさび菜の自家製糠漬け。
シャキシャキ、ねっとりとした食感の菊芋としいたけの佃煮。
シャキシャキ、ねっとりとした食感の菊芋としいたけの佃煮。
地元農場の卵を使用した煮卵は、半熟の黄身がとろ~り!!
地元農場の卵を使用した煮卵は、半熟の黄身がとろ~り!!
手作りのドライべジを使用した「べジソルトHATAE」は、店内で購入可。
手作りのドライべジを使用した「べジソルトHATAE」は、店内で購入可。

野菜だけでなく、お肉料理も“農家風”!!

一品料理 「さつきポークの角煮」900円
一品料理 「さつきポークの角煮」900円

栃木産のミルキーなさつきポークを使った角煮。メイン料理もあり、取材時は豚の角煮だったのですが、これがまたボリューミー。
農家とは時として豪快だったりしますよね。これも農家の暮らし体験の一つかも。

ヤシオマスと梅干しは意外な組み合わせ!
ヤシオマスと梅干しは意外な組み合わせ!

「炊き込みご飯」は、ヤシオマス(栃木産)と梅干しを炊き込んだご飯。
脂ののったヤシオマスと梅干しの酸味のバランスが絶妙です。

お味噌汁と炊き込みご飯を目の前に思わずニンマリ!!
お味噌汁と炊き込みご飯を目の前に思わずニンマリ!!
皮つきでゴロゴロした野菜っぱいのお味噌汁で大地の恵みをいただく。
皮つきでゴロゴロした野菜っぱいのお味噌汁で大地の恵みをいただく。
デザートは「自家製白あん&ライチシャーベット&ベリーのソースのあんみつ」(650円)
デザートは「自家製白あん&ライチシャーベット&ベリーのソースのあんみつ」(650円)

さっぱりした風味のライチシャーベットに、自家製の白あんとベリーのソースがかかった「あんみつ」は、程よく煮込まれた豆とライチ、ベリーの組み合わせがアジアンテイストなデザート。
スタッフの笹野さんが、「お腹がいっばいでもペロッと食べられちゃうあんみつなんですよ」とおっしゃっていたとおり、本当にペロリ!最後までお腹いっぱい〈農園の手紙舎〉を味わいました。

ごちそうさまでした!!

〈農園の手紙舎〉
️■立川市西砂町5-6-2 鈴木農園内
■️042-506-8500
■️11:00〜15:00(11時と13時スタートの完全予約制)
️■日・月休
■️〈農園の手紙舎〉公式サイト
■予約方法:公式サイトから、または電話にて。

〈手紙社〉のオリジナル雑貨や珈琲豆の販売も行っているので、予約していなくても店内に入れます。

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