さよなら7000形コラボ企画 記念バス、いよいよ運行!都電荒川線荒川車庫で行われたプレビューに、編集長が行ってきました。 LEARN 2017.03.23

「さよなら7000形」メモリアル企画として、いよいよ明日3月24日(金)〜26日(日)の3日間、銀座〜日本橋間を走る記念バス。果たしてその姿は、車内は?ゲストとして招かれたHanako編集長・田島によるレポートです。

レトロモダンな魅力満載の都電7000形。記念バスも、それはそれはチャーミングでした。

こんにちは、Hanako編集長の田島です。突然ですが私、路面電車のある町が好きです。日本なら札幌、京都、岡山、高知、熊本など。海外なら香港、カサブランカ、ミラノ、メルボルン、ポートランド、ブエノスアイレス、ミラノ、バルセロナ…。ヨーロッパの町が素敵なのは、やっぱりトラムが多く走っているからだと思うんです。

今回、東京都交通局とご一緒した「さよなら7000形」プロジェクト。7000形が実際に走っていた区間に、また都電を甦らせたい。それは、銀座〜日本橋間を都電の姿でラッピングしたバスを走らせるという形で叶いました。さて、いったいどんな姿に?早朝の荒川車庫に向かいました。

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到着すると、いきなりかわゆい在りし日の都電が2両。まるっこいデザインがキュート!乗り物好きの血が騒ぎます。ちなみに左は5500形といって、60年前は当時のアメリカの最新技術を取り入れた「PCCカー」と呼ばれ話題だった車両なんですよ(ついついマニアックな話ですみません…)。

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受付の横を抜け、車庫の前に出てみると……、そこにはすでに都電とバスが仲良く並んでるではないですか。ん、バスの正面をよくよく見てみると…

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ジャジャーン!なんと「Hanako」の特製フラッグが!ここで私のボルテージも最高潮に。とても名誉なことだとひとり興奮。気づかれないようにだいぶ抑えてましたけどね。

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バスの車内に入ってみると、今回、私たちが有名6店舗とコラボした記念メニューの車内ポスターが。このメニューに関しての詳しいお話は、またHanako.tokyoで配信しますね。ちなみに記念バスの車内は、ほんのり木とオイルの香りがします。今回のために特別に車内の香りまでもつくったのだとか。調香師が古い車両内に這いつくばった結果だそう。いやあ、頭が下がります。

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そう、これがなければ始まりません。「チン!チン!」と鳴らす、あの鐘です。別名「チンチン電車」と言われるのも、この鐘があってこそ。そっと紐を引っ張ってみました。そっと「チン、チン…」と鳴りました。どきどき。

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車庫の裏には、もう一台の記念バスが。実は都電には、グリーンの車体も存在したのです。ここにもHanakoフラッグが。高まりますなあ…!

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説明会は実際の都電の車内で。このレトロモダン感がたまりません。私も今までにたくさんのレセプションに出席していますが、電車の中のレセプションなんてはじめて。私、電車の椅子に座ると5秒で寝てしまう体質なので、そこだけ気をつけていました。ええ、もちろん大丈夫でしたよ。

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今回のスペシャルゲスト、高橋撰年さんと記念撮影。そういえば子どもの頃、電車の運転手さんや車掌さんとよく写真を撮ってもらったのを思い出しました。高橋さんは現在98歳。実際に都電で銀座〜日本橋間を運転した、都電の最盛期を知る数少ないOBです。とても元気でチャーミングな方だったなあ。

なんだか私の乗り物愛が強すぎて女性誌っぽくないレポートになってしまったかもしれませんが、都電のレトロモダンでかわいらしいその姿は、きっとHanako読者の心をキュンとさせるはず。おかげさまで記念バスの乗車チケットは多くの応募をいただき抽選の上、全て満席。ですが、明日金曜日から日曜日までの3日間、2台しかないこの超貴重なバスを銀座〜日本橋間で見かけたら、皆様にもラッキーが訪れるかもしれませんよ。老舗6店舗とのコラボメニューも今日からスタート、購入可能です。なのでこの週末はぜひ、銀座〜日本橋をぶらぶらと楽しんでみてください。もちろん、Hanakoの「プチハレ!銀座、日本橋」特集を片手に!

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