新潟のつかいかた。意外と近い、にいがた女子旅特集! 1泊2日で週末トリップ!佐渡島の旅、かわいいスポット3選 LEARN 2018.05.31

GWが終わって、次の連休が待ち遠しいあなた。ここで残念なお知らせです。なんとこの先、2ヶ月以上は祝日がありません!休みがないどころか、梅雨で洗濯物が乾かない&永久に髪型が決まらない&6月がやってきます。でも大丈夫!佐渡島への旅なら土日で手軽に行けて、世界遺産級の大自然が目の前に。憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれます!

1.スケールが桁違い!「大間港」

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5月中旬、やってきたのは、佐渡島。かつて“金の島”と呼ばれ、ゴールドラッシュで一攫千金を夢見る人々とともに、最新テクノロジーがどんどん送り込まれていたとか。

明治時代に造られた大間港には、鉱石の積み出しに使われていたメガサイズの施設跡が今も残されています。全部が巨大だから、隣に立つだけでそのスケール感に驚き!

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貝がらみたいな石のテーブルを発見。何に使われていたんだろう?

テトラポットの3本脚に、巨石がバランスよく支えられています。ちょこん、と座ってみると『不思議の国のアリス』のワンシーン風の写真が撮れました。小さくなったアリスがキノコの上に座るシーン、わかりますか?

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ここから先は、私を倒してからお行き!キリッ。

かつて鉱物を運ぶトロッコが通ったローダー橋。橋脚の下で、両手を広げて仁王立ちすれば、“世紀末”っぽい一枚に。テトラポットも大きくて迫力満点!多くを語らずともドラマチックな写真がたくさん撮れました。

2.ミニサイズの港町「宿根木」

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翌日、海沿いの小さな集落・宿根木へ。室町時代から漁師や船大工が住んでいる港町です。陸上競技場サイズの面積に、100棟を超える民家が密集しているから、家や道、川までが凝縮感たっぷりに感じられます。昨日行ったメガサイズの大間港とは打って変わって、今度は全てがミニサイズ!

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このエリアで人気のアクティビティーといえば、たらい舟。味噌づくりに使ったたらいを船にしてアワビをとる伝統漁法です。映画『千と千尋の神隠し』に登場したのをきっかけに知名度が急上昇。あの『ブラタモリ』もやって来ました。たらいの丸いフォルムと透き通る海が、とってもエモーショナル!

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ランチで入った茶房〈やました〉では、ひっくり返ったたらい舟が真っ赤なテーブルに。洗い桶をリユースしたたらい舟を、もう一度リユースするという究極のエコロジー!丸いから相席もできる!自然と仲良くなれそう。たらい舟で採った佐渡島の貝やウニを使ったパスタを、たらい舟の上で頂けるなんて楽しさ満点。

3.昼と夜、二度いきたい「北沢浮遊選鉱場」

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後は、金の選鉱・精錬が行われていた「北沢浮遊選鉱場」へ。30年前に閉山して、今ではすっかり廃墟に。目の前にすると、WOW!!って感じ、迫力満点です。当時どれだけ多くの人がこの島で働いていたのか、国がこの島に投資していたのか、色んなことを想像してみてください。金の絶大なパワーをひしひし感じます。

そして、19時〜21時の間にはライトアップも。(〜10月31日まで)辺りはものすごく静かなので、結構怖い。と思ったら、ピンク、ブルー、緑などカラフルに変化するポップな演出!むしろ昼間よりもサイケデリックというまさかの展開。

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と、いうことで写真もアップテンポに撮ってみました。スローシャッターで光の軌跡を流し撮り。田舎の真っ暗な夜と、ピンクに光る巨大な建造物のコントラストが幻想的でしょ?

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ほかにも “青の洞窟”さながらの「竜王洞」や 、水面に反射した空が“ウユニ塩湖”のような「万畳敷」、標高350メートルの山間に広がる段々畑「岩首昇竜棚田」など。東京から5時間弱で、世界遺産級の大自然が堪能できる穴場がいっぱい!

▶︎旅の続きは、「新潟のつかいかた 特集・意外と近い、にいがた女子旅」で配信中!

▶︎アリシーの視点から見た佐渡&撮影舞台裏はコチラ​

(text:斉藤アリス photo:ただ)

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