繊細かつダイナミックな料理に”発酵”を巧みに取り入れた新しい食のレストラン。 ザ ストリングス 表参道に〈TAVERN by the green（タバーン・バイ ザ グリーン）〉がグランドオープン。 LEARN 2021.11.11

看板メニューのトマホーク・ステーキは、1人前400g。分厚く噛みごたえもあるため、男性でも満足できるボリュームです。焼き方にもこだわっていて、火入れして休ませるという工程を6回繰り返すことによって、旨味や肉汁を中に閉じ込めているんだとか。

バーベキューソースは隠し味にコーラで甘みをプラスしているので、てりやきのように甘みも感じられるソースです。
付け合せのシュークリームのような見た目をしたものは、ポップオーバーという料理。ソースやマッシュポテトとの相性バツグンです。

ピザのような見た目をした、クッキー生地を使ったデザート「ピズーキー」。Instagramで「pizookie」と検索すると、6万件近くヒットする、NYでは話題のデザートなんだとか。トレンドとNYの伝統を取り入れたとのこと。外側はさくっと、内側はしっとりとした食感。味は少しビターめなカカオ40%を使っていて、フォンダンショコラのような味です。クッキー生地の上に味噌風味のアイスクリームが乗っていて、そこに酒粕のソースをお好みでかけるのですが、あたらしい味と食感で、食べだしたらとまりません。これからの寒い時期に、この濃厚な味のデザートはぴったりです。

「カンパチのカルパッチョ　ポン酢のジュレ　ソレルオイル」。4日間昆布で締めたカンパチに、ジンジャーとレモングラスを使ったソース。味のベースには珍しい透明の醤油を使用しているんだとか。見た目も鮮やかな見た目もおいしい一皿です。

「シーフードチャウダー　マンハッタン」。クラムチャウダーと聞くと白色イメージが強いですが、本場NY・マンハッタンでは赤いトマトスープ。2時間かけてじっくりと煮込んでいるのでとても濃厚なスープです。チュロスのような、もちもちとした食感のフライドセイボリードーナッツが添えてあるので、スープにつけて食べるのがおすすめです。

1枚目はアルコールドリンクの「ファーマネンティブル　ジンジャークーラー」。シルバーテキーラをベースに、白ぶどうのジュースとレモンジュースでハードカクテルを作り、それを瓶内二次発酵させたノンアルコールのジンジャービアで割った、ニューヨークスタイルのスリングカクテルです。ローズマリが添えられているので、香ばしい香りが広がり、グリル料理やスパイシーなソースに合う一杯でした。

2枚目はノンアルコールドリンクの「シナモンバニラジュレップ」。ルイボスティーにシナモンと生オレンジを浸したフレーバーティーと、コーラで潰したミントで仕上げたドリンク。

ブランチは11:00〜17:00（16:00LO）と長い時間営業しているので、早めのランチや、少し遅めの軽食など、ライフスタイルに合わせて利用が可能です。アラカルトの他に、アペタイザー、メイン、デザートの中から2皿、もしくは3皿お好みのものを選ぶブランチコースのご用意も。ヘルシーに前菜を2皿選んだり、バランスよく前菜、メイン、デザートから1種類ずつ選んだり、しっかり食べたい人はメイン2皿から選んだり、利用の仕方はさまざま。

今年は2年ぶりに表参道のケヤキ並木もライトアップするとのこと。イルミネーションを見ながら、大人のクリスマスディナーなんて良さそうですね。女性が喜ぶ発酵食品を使ったお料理や、男性の方も満足できるステーキもあるので、デートにも重宝しそうなレストラン。クリスマスの時期は早く予約が埋まりそうなので、ぜひチェックしてみてください。