「ロッシーニ⾵ハンバーグ」などが楽しめる公開記念の限定コラボ商品も登場! 8/20公開!フランソワ・オゾン最新作『Summer of 85』先取りレポ。 LEARN 2021.08.20

第69回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(2018)など、世界三大映画祭の常連監督であるフランソワ・オゾン。そんな彼の最新作『Summer of 85』が8月20日より全国順次公開されます。今回は公開に先立って行われた試写会の様子と、公開記念の限定コラボ商品をご紹介。

少年同士の瑞々しい恋に心震える、ひと夏のラブストーリー『Summer of 85』。

© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
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この度公開されるフランソワ・オゾン最新作は、自身が17歳の時に出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説『Dance on my Grave』(おれの墓で踊れ/徳間書店)の映画化。描かれるのは、運命的な出会いを果たした美しき少年たちの、初めての恋と永遠の別れ。原作小説に感銘を受けたオゾン監督の10代当時の感情を投影しながら、少年たちの忘れられないひと夏の恋物語を鮮やかに映し出しています。

© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
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映画の舞台は1985年夏のフランス・ノルマンディー。セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックスは突然の嵐に見舞われ転覆してしまいますが、18歳のダヴィドに救助され、これを機に二人は急速に惹かれ合います。友情を超えやがて恋愛感情で結ばれ、アレックスにとっては初めての恋となりました。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、ダヴィドの不慮の事故によって恋焦がれた日々は突如終わりを迎えます。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いでした。

アレックスを演じるフェリックス・ルフェーヴル。© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
アレックスを演じるフェリックス・ルフェーヴル。© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

主人公となる2人の少年を演じるのは、いずれもオゾン監督自らオーディションで見出した注目の若手俳優。主人公のアレックス役を務めるのは、フェリックス・ルフェーヴル。あどけなさの残る顔立ちで、初めての恋の喜びと痛みに翻弄される16歳の少年を感情豊かに熱演しています。

アレックスの恋人役ダヴィドを演じるバンジャマン・ヴォワザン。© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
アレックスの恋人役ダヴィドを演じるバンジャマン・ヴォワザン。© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

アレックスと恋に落ちるダヴィド役には、バンジャマン・ヴォワザン。アレックスに愛を注ぎながらも、自由奔放でどこか生き急いでいるような、危うい18歳を繊細に演じ切っています。

色鮮やかでノスタルジックな映像美と、80年代ヒットソングの数々で彩られた、少年たちの美しくも儚い夏のひと時。狂おしいほどに互いを想う彼らの姿を、思春期の初恋の形として描き出した本作は、第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞、第46回セザール賞では作品賞や監督賞など11部門で12ノミネートされるなど、日本での公開前から話題の作品となっています。

大手町〈Grand Maison ORENO〉にて無料試写会を実施。

そんなオゾン監督の最新作『Summer of 85』の特別無料試写会が、公開に先駆けて、300インチのスクリーンを備えた大手町〈Grand Maison ORENO〉にて8月1日に行われました。〈Grand Maison ORENO〉は今年の7月にリニューアルオープンしたばかりの俺のシリーズのトップブランド店。店内のスクリーンや音響はコンサートホールなみの音響設備を備えており、試写会場としてのポテンシャルの高さも感じます。

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当日は20代前半~60代まで、女性中心におひとりさまやカップル、ご夫婦、友人同士のペアなど幅広い方々が総勢60人来場。上映中、映画ファンの20代女性、母娘で来てた娘さんが、墓の上で踊るシーンになるとずっとハンカチを目に当てていたのが印象的でした。

来場者からは「レストラン内での試写会なんて初めて!」「アレックスの心に共感し、ケイトの言葉にハッとさせられた。アレックスがダヴィドとの短い短い夏を何度も思い返し小説を書くように、この作品の全てを心に刻み付けたくなる」というような感想も聞かれました。

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当日は、スペシャル抽選会に参加できる「Summer of Blue(⻘⾊のものを⾝に着けて)」というドレスコードも設けられていたため、真っ青なワンピースや小物など、多くの人がドレスコードで来場。

店内はポスターパネルと、ミニパネルで装飾され、20〜30代の女性を中心に来店時と帰り際にそれぞれ写真撮影をされていました。

来場者にプレゼントされたお土産。
来場者にプレゼントされたお土産。

上映後、来場者の方々には手土産に、お店商品である「俺のラスク」と次回来店時に使えるボトル1本サービス券、そして映画特製のステッカーがプレゼントされました。

『Summer of 85』公開記念セットが〈俺のEC〉にて500セット限定販売。

「『Summer of 85』公開記念セット」1,985円(写真のワインは含みません)。
「『Summer of 85』公開記念セット」1,985円(写真のワインは含みません)。

また今回『Summer of 85』公開記念として、〈俺のフレンチ〉の⼈気商品をセットにしたスペシャルメニューを、オンラインショップ〈俺のEC〉にて500セット限定で販売。

スペシャルメニューは、〈俺のフレンチ〉を代表する⼈気メニューをハンバーグで再現した、70gものフォワグラがトッピングされた、ロッシーニ⾵ハンバーグ。湯煎で温めるだけでお店の味が⾃宅で手軽に楽しめます。

もう一つセットになっているのが、クロワッサンキュベ。フランス産発酵バターを贅沢に使ったクロワッサン⽣地をキューブ状に焼き上げており、自宅でリベイクすることで焼きたてのおいしさが楽しめます。

本格的でボリューム満点なフランス料理のお取り寄せで、映画の雰囲気を自宅でも思い起こせそうです。

© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
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愛する喜びと苦しさに身を焦がす少年たちの姿が、甘く切ない初恋の衝動を呼び起こす『Summer of 85』。ノスタルジックな映像美と音楽で、甘酸っぱい夏の思い出に浸るのもよさそうですね。

『Summer of 85』作品情報

■公開日 :8月20日(金)
■新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開
■監督・脚本 :フランソワ・オゾン
■出演 :フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、メルヴィル・プポー
■配給 :フラッグ、クロックワークス 
公式サイト
© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES

『Summer of 85』公開記念セット
2021年8月20日(金)より「俺のEC」サイトにて限定500セット販売
価格:1,985円(税込)

【お店情報】
〈Grand Maison ORENO〉
住所:東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル B2F

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