珈琲館
2021.06.29

銅板で焼いた「トラディショナル・ホットケーキ」がふっくら、ふわふわ。 50年の歴史ある〈珈琲館〉。フードも充実のリニューアルメニューに注目!

1970年に東京・神田神保町で誕生した、緑の看板が目印の喫茶店〈珈琲館〉。創業から50年を経て、現在は北は北海道、南は九州・大分まで全国にお店があります。その〈珈琲館〉が7月1日からグランドメニューを大幅リニューアルします。リニューアルメニューと〈珈琲館〉が伝える「喫茶道」を体験してきました。

ミルクとブラウンシュガーを加えて3段階で楽しむ「炭火珈琲」。

珈琲館

1970年の創業以来、『一杯のコーヒーに心を込めて。』が〈珈琲館〉のポリシー。看板メニューの「炭火珈琲」は高級な木炭として有名な備長炭を使って高い技術で焙煎されています。

「炭火珈琲」は名前のイメージの通り、苦味を強く感じる深い焙煎のコーヒー。今回はサイフォンを使って淹れてもらいました。ぽこぽこっとお湯が上がる瞬間を見るのも楽しいものです。

「炭火珈琲」530円。
「炭火珈琲」530円。

深いコクが特徴の「炭火珈琲」は、まずはそのままでひと口。深煎りのコーヒーを飲み慣れない人は、強く苦味を感じるかもしれません。次に添えられているリッチミルクを入れるてみると、まろやかに。そして最後に添えられたブラウンシュガーを入れてみると、はっとするほど一層マイルドな印象に変身。普段はコーヒーにミルクや砂糖を入れない人も、「炭火珈琲」を飲むときはこの変化をぜひ体験して。

コーヒーはお店によってサイフォンとペーパードリップのどちらかで淹れています。
コーヒーはお店によってサイフォンとペーパードリップのどちらかで淹れています。
「完熟珈琲」(左)と「陰干し珈琲」(右)。各530円。
「完熟珈琲」(左)と「陰干し珈琲」(右)。各530円。
苦味しっかりが嬉しい「炭火アイスコーヒー」530円。液体のブランシュガーが添えられています。
苦味しっかりが嬉しい「炭火アイスコーヒー」530円。液体のブランシュガーが添えられています。
コーヒーはお店によってサイフォンとペーパードリップのどちらかで淹れています。
「完熟珈琲」(左)と「陰干し珈琲」(右)。各530円。
苦味しっかりが嬉しい「炭火アイスコーヒー」530円。液体のブランシュガーが添えられています。

〈珈琲館〉はオリジナルのストレートコーヒーも豊富に用意されています。今回は「陰干し珈琲」と「完熟珈琲」もいただきました。「陰干し珈琲」はフルーティな酸味、「完熟珈琲」は濃厚なまろやかさが特徴です。

ホットケーキは喫茶店らしいイメージそのまんま。たっぷりのクリームとシロップ付きで少し贅沢。

銅板で1枚ずつ焼かれるホットケーキは焼き色がおいしそう!
銅板で1枚ずつ焼かれるホットケーキは焼き色がおいしそう!

〈珈琲館〉はコーヒー以外のメニューが充実。名物メニューは厚みのある「トラディショナル・ホットケーキ」。各店に設置された銅板のプレートでひとつずつ焼かれています。

「トラディショナル・ホットケーキ」はホイップクリームが付いて2枚560円、1枚450円。
「トラディショナル・ホットケーキ」はホイップクリームが付いて2枚560円、1枚450円。

ふっくらと厚みのあるホットケーキは、均一な焼き色が美しく、甘く香ばしい香りが漂います。熱伝導のいい銅板を使うことで、生地の水分も蒸発し過ぎなくて内側の生地もほどよくしっとり。ホイップクリームとバター、シロップが付いているので、たっぷりかけると贅沢感も味わえちゃいます。

「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」790円。
「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」790円。

7月1日から大幅リニューアルするグランドメニューは、約2年に渡って研究や試作を重ねてきたというもの。どのメニューも自信を感じるものばかりです。

まずは新メニューの中から、コーヒーに合わせたい食べ物の代表格、サンドイッチ。「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」は、トーストしたパンの間にベーコン、シャキシャキレタス、みずみずしいトマトのスライスが入っています。中から桜のチップで燻したベーコンのいい香りが漂ってきて、食欲が刺激されます!

甘いドリンクも高い完成度で、子どもから大人まで大満足!

左「フルーツ牛乳ミックス」530円。右「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」680円。
左「フルーツ牛乳ミックス」530円。右「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」680円。

コーヒー以外のドリンクメニューも喫茶店らしいラインアップです。「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」は新登場。お馴染みのクッキー&クリームの味わいを冷たいドリンクにした一杯です。サクサクのココアビスケットの下にはバニラアイス、チョコレートシロップも入っているので、きっちり甘いのかな? と飲んでみると、甘すぎるということはなく、最後まで飽きずに飲み干せる味。甘いドリンクに興味があるけど、飲みきれるか心配だった人に、ぜひおすすめです。

リニューアルしたドリンクのメニューの中でイチ押しは「フルーツ牛乳ミックス」。大阪の喫茶店では人気メニューとしてお馴染みのミックスジュースですが、〈珈琲館〉ではバナナ、桃、マンダリン、りんご、パイン、オレンジと6種類の果物とミルクを合わせています。もったりしている印象を持っていたミックスジュースでしたが、予想を裏切るほどスッキリ。入っている果物の爽やかな風味がきちんと感じられることにも驚きます。

「珈琲館の特性ナポリタン(サラダ付き)」800円。
「珈琲館の特性ナポリタン(サラダ付き)」800円。

〈珈琲館〉自慢の喫茶店らしいメニューの中から「珈琲館の特製ナポリタン」も試食させてもらいました。特製のソースは、コーヒーに合うことを考えて甘めの味付けになっています。その味の秘密はこんぶ茶とウスターソース、そしてパイナップルソースが入っていること! 一見、誰にとっても懐かしさのあるナポリタンスパゲティですが、ケチャップたっぷりのものとは少し違って、味のバランスを楽しめます。

「炭火珈琲ゼリー」650円。
「炭火珈琲ゼリー」650円。

懐かしい器に入った「炭火珈琲ゼリー」もいただきました。ぷるるんとした絶妙に柔らかいコーヒーゼリーは、すべてお店で作られています。しっかり苦味があるゼリーですが、クリームとバニラアイス、そしてシロップまで用意されていて、3つの甘さとのコンビネーションに心躍るゼリーです。ちなみに今回のリニューアルでチェリーのトッピングが追加されたとのこと。レトロ感が高まりました。

レトロな喫茶店が静かに注目を集める中、理想の喫茶店を追求している〈珈琲館〉。7月1日のリニューアルでは、本格的なコーヒーとの相性もよーく考えられた新メニュー12種類に加え、一部の既存メニューも一層おいしくレベルアップしています。今まで喫茶店に行く機会があまりなかった人も、今回のメニューリニューアルを機に〈珈琲館〉に足を踏み入れて、懐かしくも本格的な味わいを試してみてはいかがでしょうか?

〈珈琲館〉
公式サイト

野崎さおり
野崎さおり / フリーライター

「おいしいと楽しいに貪欲なフリーライター。郷土料理や外国の料理へも興味は尽きません。趣味は現代アート鑑賞とパン屋さん巡り。」

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