自然とデジタルが融合した屋外大型庭園作品! 【新エリア】13,000株以上の蘭の花に囲まれる非日常体験!?〈チームラボプラネッツ〉の「Garden Area」に初潜入! LEARN 2021.06.29

日本にとどまらず世界中へインタラクティブなアート作品を発信しているアート集団「チームラボ」。今回、累計来場者数が200万人を超えた大人気施設、東京・豊洲の〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM〉に7月2日より新エリアがオープン!さらに進化した作品の全容をレポートします!

新エリア「Garden Area」とは?

「水に入って楽しむミュージアム」として、SNS世代の若者を中心に大きな話題を呼んでいるチームラボプラネッツ。新たに加わった「Garden Area」は、開放感のある2つの大型庭園作品。自然とデジタルが融合した、ここでしか見ることのできないアート作品になってます。

扉が開いた瞬間、絵画の中に入ったのかと錯覚しそうなほど、隙間なく敷き詰められた花々に息をのみました。なんと一つ一つが吊るされた本物の蘭の花なんです・・・!更に目を丸くするのが、花に近づくにつれてゆっくりと蘭の花が浮遊し、「蘭の通り道」ができてゆくこと。床は鏡張りのため、花々に見惚れている間にぐるっと360度蘭で囲まれて、なんだか花の妖精になったような、花と一体化したような、夢心地気分に・・・!左右二つの入り口があるので、お友達と訪れた際は両側から入って、花の中からお互いを探してみるのも楽しいかも。

環境に配慮した取り組みも!

チームラボ

手に渡ることのなかった花も、農地の土に肥料として還すことで、花の焼却処分によるCO2の発生を防ぎ、新たな生命を育むという持続可能な環境づくりに貢献しているんだそう。

日中と日没後で違った顔を見せるもう一つの新作は、本物の苔の中に「ovoid」と呼ばれる銀の卵が無数に広がるインスタレーション。ここにも、「人」を介在したインタラクティブ要素満載。「ovoid」を押すと静かな庭園のなかに奥ゆかしい音色が広がっていきます。その周辺の「ovoid」たちも次々と呼応し、同じ音色を奏でていく・・・都会の喧騒を忘れてぼうっと安らぎのひとときを感じましょう。
日没後になると、特有の光を輝かせだす卵たち。触ると色が次々と変化、伝播していきなんとも幻想的な風景に。屋外型なので天気や季節によっても違った雰囲気になる、まさに自然と融合した作品です。

現エリア「Water Area」ももちろん楽しめます!

「Water Area」と名付けられた現行エリアも変わらずの人気を誇っています。靴を脱いで、ズボンのすそをまくって、水の中を進んで行く体験が新しい・・・!各作品の部屋へ続く廊下は薄暗いため、自然と視覚以外の感覚が研ぎ澄まされていきます。何がでてくるんだろう・・・?という期待値をゆうに超えてくる空間が待っているので、十二分に期待を膨らませて臨みましょう。

作品はどれもコンピュータプログラムによってリアルタイムに描かれているため、一瞬として同じ状態がないのがチームラボ作品の特徴。わたしたち鑑賞者のふるまいの影響を受けながら常に景色が変容し続けるので、飽きずにいつのまにかこんなに時間が経っていた・・・!なんて経験をした人も少なくないでしょう。受動的なものではなく、人が介在することで起こる偶然性を視覚的に表現した、唯一無二な作品ばかりで、誰もがこの空間に没入してしまいます。

チームラボ

予約は日時指定の電子チケット制。下記公式サイトから予約できるので、ますます進化したチームラボの作品を体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

〈チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com〉
■東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
■10:00~18:00、土日祝9:00~19:00(最終入館は閉館の1時間前)
■無休
公式サイト

【チケット料金】
大人(18歳以上)3,200円
大学生・専門学生 2,500円
中学生・高校生 2,000円
小人(4~12歳)300円
3歳以下 無料
シニア(65歳以上)2,400円
障がい者割引 1,600円

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