軽い生クリームがたっぷり入ったローマの味は流行必至。 2021年注目!ローマ伝統のパン菓子「マリトッツォ」5選。 LEARN 2021.02.15

ブームの兆しのあるイタリア・ローマ伝統のパン菓子「マリトッツォ」。ブリオッシュに似たマリトッツォというパンに軽い生クリームをたっぷり挟み込んだお菓子で、現地では「マリトッツォ・コン・ラ・パンナ」(生クリーム入りのマリトッツォ)とも呼ばれます。地域色が強いイタリアでは「マリトッツォ」はあくまでローマのお菓子ですが、日本ではカフェやパン屋さんでも「マリトッツォ」を見かけるようになりました。都内のお店で買える「マリトッツォ」をご紹介します。

1. 〈プリンチ®〉の「マリトッツォ さくら」。

「マリトッツォ さくら」420円。
「マリトッツォ さくら」420円。

イタリアの食文化を伝えるベーカリー〈プリンチ®〉は、2020年から通年でローマスタイルの「マリトッツォ」を提供。春の新作として2月15日から販売するのは「マリトッツォ さくら」です。「マリトッツォ」のためだけに作ったブリオッシュ生地に、動物性とは思えないほど軽い食感の生クリームがたっぷり。

代官山 プリンチ 代官山T-SITE

ほんのりピンク色にさくら風味がつけられたクリームの内部には、ピスタチオソースとストロベリーとラズベリーを使ったベリーソースが入っていて、外側に負けないほど中身も華やかです。

〈プリンチ 代官山T-SITE〉
■東京都渋谷区猿楽町16-15
■03-6455-2470
■7:00~22:00
■不定休
公式インスタグラム
※「マリトッツォ さくら」は〈プリンチ 代官山T-SITE〉、〈スターバックス リザーブ ロースタリー 東京〉を含む首都圏全5店舗で販売。

2. 〈オリミネベーカーズ 勝どき店〉の「マリトッツォ」。

「マリトッツォ」228円(税込)。
「マリトッツォ」228円(税込)。

築地発祥のパン屋さん〈オリミネベーカーズ 〉の「マリトッツォ」は、店内で焼き上げた軽い食感のスイートロールに、軽やかな生クリームをたっぷり挟み込んでいます。

勝どき オリミネベーカーズ 勝どき店

生クリームの表面が美しく整えられているのもマリトッツォの特徴です。特別にクリームを詰める作業を見せてもらうと、切れ目の入ったパンにパレットナイフひとつで生クリームを入れ、表面を滑らかに整える手捌きにほれぼれ。「マリトッツォ」は午前中に売り切れてしまうこともあるそうです。

〈オリミネベーカーズ 勝どき店〉
■東京都中央区勝どき3-6-3
■03-5144-5977
■10:00〜19:00
■無休
公式サイト

3. 〈ドロゲリア サンクリッカ〉の「マリトッツォ ドルチェ」。

「マリトッツォ ドルチェ」600円(税込)。
「マリトッツォ ドルチェ」600円(税込)。

白金の〈ドロゲリア サンクリッカ〉の「マリトッツォ ドルチェ」は、パンもこだわりの自家製です。ボート型に焼き上げられたブリオッシュ生地は、オリーブオイルを練りこんだ本場イタリアの作り方です。

白金高輪 ドロゲリア サンクリッカ

中身はイタリア人が好むヘーゼルナッツチョコクリームを薄く塗り、さらにカスタードクリーム、その上に甘さを抑えた生クリームを山形に美しく盛り付けます。軽さの中にコクも感じる生クリームは、ホワイトチョコレートが少しだけ混ぜ込まれているそう。バニラビーンズもたっぷりで、香りまで贅沢です。

〈ドロゲリア サンクリッカ〉
■東京都港区白金1-5-7 1F
■03-3444-0516
■8:00~18:00
■無休
公式サイト

4. 〈ア・レガ〉の「マリトッツォ・コン・パンナ」。

「マリトッツォ・コン・パンナ」350円(税込)。
「マリトッツォ・コン・パンナ」350円(税込)。

白金にあるローマスタイルのピザとジェラートのお店〈ア・レガ〉は、2017年のオープンから「マリトッツォ・コン・パンナ」を販売しています。本場の味にこだわる〈ア・レガ〉はイタリアパンも得意。

白金 ア・レガ

「マリトッツォ・コン・パンナ」に使うパン「マリトッツォ」は、イタリア産と国産の小麦をブレンドし、レモンピールを入れてさわやかな焼き上がりに。そのパンに牧草だけを食べた牛の生クリームをたっぷり挟んで、粉糖を振って、店主がローマで食べた素朴な「マリトッツォ・コン・パンナ」を再現しています。

〈ア・レガ〉
■港区白金台3-18-5
■03-6450-3499
■11:00〜21:00、日〜18:00
■月休
公式インスタグラム

5. 〈EATALY 原宿店〉の「マリトッツォ・ピスタチオ」。

「マリトッツォ・ピスタチオ」472円。
「マリトッツォ・ピスタチオ」472円。

〈EATALY 原宿店〉では、2020年6月にオープンに合わせて、原宿という場所に似合うと「マリトッツォ」の販売を決めたそう。イタリア産小麦だけを使って店内で毎日焼き上げるパンは、生のオレンジから擦りおろしたオレンジピール入りで香り豊か。2月15日から販売を開始する「マリトッツォ・ピスタチオ」は6月末までの限定です。

原宿 EATALY原宿店

軽やかな生クリームにはシチリア産の高級なピスタチオペーストを混ぜ込んで、表面を飾るダイス上のピスタチオと合わせて、香ばしさとクリーミーさが同時に味わえます。ちなみに本場イタリアの〈EATALY〉では、ローマ店だけがマリトッツォを販売しているのだとか。

〈EATALY 原宿店〉
■東京都渋谷区神宮前1-14-30 ウィズ原宿3F
■03-6432-9080
■11:00〜20:00
■無休
公式サイト

パン、生クリームともに軽い食感が特徴の「マリトッツォ」。どのお店の商品もボリュームがありますが、意外とぺろりと食べられてしまうことに驚くはず。ローマっ子にとっては、エスプレッソと一緒に朝食として食べる「マリトッツォ」ですが、まずはランチやデザートとして味わってみてはいかがでしょうか?

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