山梨県産ワインと県産食材の試食イベント『新・マリアージュのススメ』をレポート!
2020.02.05

日本ワインの本家本元「ワイン県」山梨県! 山梨県産ワインと県産食材の試食イベント『新・マリアージュのススメ』をレポート!

世界的に高い評価を集めている、近年の日本ワイン。そんな日本ワイン界を牽引するのは、何といっても山梨ワイン!山梨県は日本ワイン発祥の地であり、ワインの生産量やワイナリーの数も日本一…って皆さんご存知でしたか?そんな注目の山梨県産ワインと県産食材のマリアージュ提案するイベント『ワイン県・新マリアージュのススメ』にお邪魔してきました。
花村すみれ
花村すみれ / レポーター

「客室乗務員としてタイで8年間暮らす。食にもワインにもコスパを求める、関西人なソムリエライター。 」

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山梨県は「ワイン県」となりました!

ワイン県やまなし垂れ幕
山梨県知事、長崎幸太郎知事を囲んで。

今回、料理とワインの監修を行ったのは、ソムリエの田崎真也さん。田崎さんは、2019年に山梨ワインのPRを目的に「ワイン県」宣言を行った山梨県の“ワイン副知事”に就任しています。写真右側は、同じく“ワイン副知事“に任命された作家の林真理子さん。林さんは山梨県出身で、小説『葡萄が目にしみる』では葡萄農家に生まれた女子高生の甘酸っぱい青春の軌跡を描いています。

田崎氏ソロ
世界中のワインに精通する田崎さんが語る、山梨ワインの魅力とは。

「山梨県の起伏に富んだ土地と、バリエーション豊かな気候が山梨県産ワインの多様性を生んでいる」と語る田崎さん。山梨県のワイン産業の歴史は、今年で150周年。県内には80社のワイナリーが存在し、多様な技術を駆使して自社ならではの味わいを生み出しています。

山梨県固有の品種、甲州ぶどうを使用した〈甲州ワイン〉は“和食に合うワイン”として海外でも大人気。数ある日本ワインの中でも、この〈甲州ワイン〉は国際的ワインコンクールで数々の賞を受賞し、日本ワインの代表選手と言っても過言ではありません。

林真理子さん
ユーモアたっぷりにイベントを盛り上げる林真理子さん。

「今どきの日本の女性は、真面目で勉強熱心。華道や茶道のようにワイン道も極めようとする」と林さん。海外では一般的にワイン選びを男性におまかせすることが多いそうですが、最近は日本人の女性ほどソムリエと丁々発止にわたり合う、など面白いエピソードを紹介してくれました。これには私も思わずにんまり。

それではカンパ~イ!

知事、田崎氏乾杯with司会者
司会は元ミス・ユニバース山梨代表の小笠原舞子さん。
DSCF4108-1
4種の山梨県産ワインと県産食材のマリアージュ。

今回のマリアージュは、あくまでワイン優先。まず田崎さんが4種の山梨ワインを厳選。そのワインから想像できる相性の良い4つのメニューを考案したそうです。

甲州スパークリングとサーモン2
〈フジッコワイナリー〉の「甲州スパークリング2018」×富士の介のマリネ ~リコッタチーズ風~。

1杯目のワインは、微発泡でフレッシュなタイプの甲州スパークリング。グレープフルーツのような香りが特徴の甲州に同調するように、料理にはグレープフルーツのジュレが添えられています。料理の目玉は「富士の介」という、山梨県が10年かけて開発したブランド魚。ニジマスとキングサーモンを交配した新種だそうですが、脂肪が適度に入ったまろやかな味わいに感激!ワインの味わいと共に、爽やかに堪能できる一皿でした。

甲州きいろ香、
〈シャトーメルシャン〉の「岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ2018」×ほうとうのエッセンスを感じるフェットチーネ。

2杯目は、「甲州きいろ香」の名前の通り、甲州から柑橘の香りを引き出した白ワイン。味わいは酸味が柔らかで、後味に枯葉のような風味が感じられます。この風味が、かぼちゃや味噌使った、まろやかなフィットチーネと相性が良いそう。トップのベーコンも山梨県産ですが、こちらのベーコン、林さんも「おいしい」と声を上げるほどの味わい。山梨の魅力が詰まった一皿です。

ワインと鹿肉2
〈白百合醸造〉の「ロリアン セラーマスター マスカット・ベーリーA 2018」×鹿肉のミートボール ~マスカット・ベーリーAとカシス風味~。

3杯目には日本で最も生産量の多い、赤ワイン品種「マスカット・ベーリーA」の軽やかな赤ワインが登場。華やかなイチゴやカシスの香りが感じられ、ワインが苦手な方にもオススメです。鹿肉のソースにはベーリーAワインと、山梨県産のカシスが使われており、もはや合わないはずがありません。完璧なマリアージュ、ここにあり!

甲斐ノワールとワインビーフ縦写真
〈サッポロワイナリー〉の「グランポレール 山梨甲斐ノワール 特別仕込み」×甲州ワインビーフのロースト ~ふき味噌風味ソース~。

4杯目、ラストを飾るワインは山梨県が開発した品種「甲斐ノワール」から生まれた赤ワイン。エレガントかつ爽やかなスパイスの香りが特徴で、ふき味噌風味のソースと抜群の相性でした。「甲斐ノワール」は、ボルドー品種と日本の品種を掛け合わせた、いわばハーフのようなブドウ品種。今回のような“和の食材を用いた洋食”にこれほど合うワインは他にないのではと思うほど。

食事中ショット
長崎知事と林さんもマリアージュを堪能。

どれも考え抜かれた素晴らしいマリアージュで、感心しきりでした。ワインのレベルの高さと共に驚いたのが、山梨の食の豊かさ。海がない山梨県ですが、富士五湖など豊富な水資源に恵まれ魚の養殖がさかんに行われてるそう。他にもフルーツや高原野菜、ジビエに甲州牛など、特産品は数え切れません。

店内イメージ
会場となったワインレストラン〈Y-wine〉。

イベント会場となった日本橋の〈Y-wine〉では、今回提供されたワインと料理が味わえます。

※単体での注文が可能です。
※数量限定のため、提供終了となる可能性もあります。

山梨ワインが取り揃う、日本橋のアンテナショップ〈やまなし館〉。

やまなし館―外観
会場となったレストラン〈Y-wine〉の1階に位置するアンテナショップ〈やまなし館〉。
山梨館ー内観
山梨の特産品をはじめ、340種の山梨ワインが取り揃います。

途中の質疑応答では、「おいしい日本ワインを販売している店舗が少ない」と知事に今後の販路拡大を望む声も。今回のイベント会場となったレストラン〈Y-wine〉1階に位置する〈やまなし館〉では340種の山梨ワインを販売しているので、日本橋まで来た際立ち寄ってみては。1,000円の持ち込み料を支払えば、〈やまなし館〉で購入したワインを〈Y-wine〉で食事と共に楽しむこともできます。

スタンディング飲み
〈やまなし館〉ではスタンディングで、ワインのちょい飲みもできちゃいます。

〈Y-wine(わいわい)〉
■東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル2F
■03-3527-9185
■11:30〜16:00 、17:00〜22:00、土〜21:30
■日祝休、ビル休業日

〈やまなし館〉
■東京都中央区日本橋2-3-4日本橋プラザビル1F
■03-3241-3776
■11:00〜19:30
■休はビル休業日
公式サイト

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