江戸の風情残る【人形町・浜町】老舗の名物テイクアウトグルメ3選
2019.04.08

手土産から散策のおともまで。 江戸の風情残る【人形町・浜町】老舗の名物テイクアウトグルメ3選

江戸時代・天保の頃は、花街として隆盛を極めた人形町&浜町界隈。かつての風情を残す老舗が、今も現役で繁盛するこのエリア。路地を歩き、今の生活にも役立つ〝江戸の逸品〞巡りをしてみては。Hanako『ふだんづかいの大銀座』「培われた歴史が、今も息づく。モダンな江戸のお散歩コース。」より、老舗の名物テイクアウトグルメ3選をご紹介します。

編集部 / Hanako編集部

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1.〈凡味〉江戸の粋を受け継ぐ2つの逸品を手土産に。

築60年余という風情ある店構えとのれんがひときわ目を引く。呉服問屋だった造りを活かした店舗。

かつては代々続く呉服問屋だったというこちらは、今から40年ほど前に江戸料理の店を始める。ここの名物は、日本料理家の阿部狐柳氏直伝の「胡麻豆腐」と「太郎梅」だ。

上・喉越しがいい「胡麻豆腐」は日持ちが2日。下・肉厚で爽やかな酸味と甘さが浸みた「太郎梅」は日持ちが3日。どちらも〈凡味〉の品で3個入り1,500円、6個入り3,000円、要予約。

阿部氏が「江戸時代の製法を忠実に再現したもの」と言う胡麻豆腐は、白の生胡麻を練り上げた豆腐に、煎り胡麻のタレをかけていただく。また、太郎梅は南高梅の梅干しの塩分と酸味を時間をかけて程良く抜き、砂糖蜜で煮た和風スイーツ。どちらも手土産として好評だ。

手土産用の包装紙も江戸小紋柄がモチーフに。商品は冷蔵で保管を。

〈凡味〉
〈凡味〉という店名をつけたのも阿部狐柳氏。個々に個性のある味という意味。江戸懐石料理
は7,000円~。1回1組限定。前日までに要予約。
■東京都中央区日本橋人形町2-32-3
■03-3669-4671
■11:00~22:00 日祝休 
■10席/禁煙

2.〈柳屋〉連日、行列が絶えない!東京名物の高級鯛焼き。

回転盤ではなく、1尾焼きにこだわるのは「早く焼けるから」だそう。端から移動させつつ回転させ、左から右へとひと渡りする間に、絶妙な焼き加減に仕上げるのが職人の腕。1尾の完成までは約3分が目安。

3代目のご主人が営む、創業100年を超える老舗。看板の鯛焼きには当日炊きの餡だけを使う。北海道・十勝産の小豆を、昼からの営業に向け早朝から4時間かけてじっくりと炊く。焼きたてはパリッと、時間が経つとふわっとする皮は、卵を使わず小麦粉と砂糖だけ。ほんの少しの膨張剤を加えることが美味の秘訣とか。

高級鯛焼き1個160円(各税込)

シンプルで飽きない味だけに毎日並ぶ常連客も多い。

〈柳屋〉
和風アイス最中(小倉とバニラ)各170円。
■東京都中央区日本橋人形町2-11-3
■03-3666-9901
■12:30~18:00(売り切れ次第終了) 日祝休

3.〈人形町今半 人形町精肉本店〉高級精肉からお惣菜まで人形町の“美味の殿堂”。

精肉店には贈答品だけではなく、デイリーに使えるお得な切り落としも。

浅草の〈今半〉からのれん分けし、〈人形町今半〉として甘酒横丁に店を構えて67年。ここは精肉店と飲食店、惣菜店も集合する同店の総本山だ。特定の産地にこだわらず、目利きのバイヤーが一頭一頭吟味して仕入れる独特の仕入れ術は昔と変わらず。

惣菜店では自家製のコロッケやお弁当を多数販売。黒毛和牛を使った右写真の特選すき焼コロッケ260円、自家製メンチカツ250円も大人気。

その一頭買いした牛を無駄なく使用した、お弁当や惣菜が充実。

揚げたてのコロッケ類などは、散策のお供にぜひ。

〈人形町今半 人形町精肉本店〉
鉄板焼き&すきやき・しゃぶしゃぶの店も併設。隣には惣菜本店(103-3666-1240)もあり。
■東京都中央区日本橋人形町2-9-12
■03-3669-0298
■10:00~19:00 無休

Hanako『ふだんづかいの大銀座』特集では、おいしい銀座のお店を多数ご紹介しています。

(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Kayoko Aoki text : Kimiko Yamada)

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