神社ツウが対談!2019年に行くべき、おすすめ神社とは?vol.2
2018.12.29

ライトアップにカフェ…神社が進化中。 神社ツウが対談!2019年に行くべき、おすすめ神社とは?vol.2

新たな一年を迎えるにあたり、どんな神社へお参りに行くとよいのか。yujiさんには占星術の観点もふまえていただきつつ、神社ツウのお二人に、2019年だからこそ訪れたい神社を語っていただきました。vol.1/に引き続き、Hanako『幸せをよぶ、神社とお寺。』「神社ツウの二人が語る 2019年に行くべき神社ってどこですか?」よりお届けします。

編集部 / Hanako編集部

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「オリジナルおみくじ」

神社の個性が凝縮されるのが、オリジナルのおみくじ。デザインや文面、引くスタイルなどはさまざま。

y:あと、お参り時にトライしてほしいのが、おみくじを引くこと。その時の自分に必要な言葉を授けてくれますからね。ただし、引くならよその神社でも使っているようなスタンダードなものではなくて、その神社にしかないオリジナルのおみくじを引きたいところ。

M:オリジナルのおみくじは、個性的な形のものもたくさんあって、引くのが楽しみになりますよね。京都の田中神社は境内でくじゃくを飼っているんですけど、そこにある卵形の「くじゃくみくじ」や、2019年にピッタリの、護王神社の「猪みくじ」などもおもしろいです。

y:そうそう。なかでも新年におすすめしたいのは、石川県の白山比咩神社のおみくじ。見た目は一般的ですが、吉凶にかかわらず、内容がほかの神社にないほど厳しい!一年の誓いを立てるにあたり、そういうところでお言葉をいただくと、俄然、気合が入ります。

M:ちょっとドキドキしますね…。

y:あ、でも厳しいだけではなく、救いの言葉も書いてあるので大丈夫ですよ。

M:よかったぁ(笑)。おみくじといえば、東京・板橋区にあるときわ台天祖神社の「天祖神社歌占」はご存じですか? 室町時代に行われていた和歌による占いを現代に蘇らせたものなのですが、弓の弦に結ばれた短冊から1枚選ぶという引き方がユニーク。しかも、吉凶はなく、和歌のみで占うという、今のおみくじの起源となるものとのことです。

y:それはおもしろい。

M:ちなみに私は、おみくじの吉凶より、書いてある内容を重視しているんですけど、それで大丈夫でしょうか?

y:僕もですよ。むしろ、そういう向き合い方が、いいと思います。

「ルーツ、本物」

ルーツや本物に触れることが運気上昇につながる2019年は、一宮など格式ある神社も訪れるべき場。

y:さきほどの天祖神社歌占は、おみくじの起源を再現しているとのことでしたが、射手座木星期には「礼節」というキーワードもあるので、神社を訪れるにあたり、そういったルーツを体験することも運気アップにつながります。

M:ルーツという意味では、神話と縁のある神社を訪れるのはどうでしょう?

y:いいと思います。天孫降臨の舞台である宮崎県の高千穂神社や、国譲りが行われた島根県の出雲大社、天照大御神がお祀りされている三重県の伊勢神宮などが、その代表格です。

M:歴史ある、素晴らしい神社ばかり。これは私の個人的な感覚でもあるのですが、神社を訪れる人たちの中には、SNS映えが第一の人もいる一方で、最近は〝本物〞を探し始めている人が増えている気がしていて…。

y:確かに。見た目というより、神社から授かれるご利益とかパワーを重視するようになってきている気がします。

M:そうですよね。その恩恵が受けられる神社はありますか?

y:神話に登場する神社はもちろん、一宮と呼ばれる、各地で最も格式の高い神社が含まれるでしょう。とくに僕が強いパワーを感じたのは、下総国一宮の香取神宮。奥宮もいいのですが、授与所の前のご神木は、手を近づけたらピリピリとしびれを感じたほどでしたよ。

「新たな試み」

キャラクターなどとコラボして、グッズを展開する神社も。おしゃれなカフェなど境内の施設も充実。

M:最近の傾向といえば、伝統を尊重しつつも、チャレンジをしている神社が増えていると思うんです。たとえば東京・入谷にある小野照崎神社は、著名人とコラボしたSNS拡散型の「お守り2.0」が話題。こぢんまりした神社なのですが、注目を集めています。

y:そういう新しい試みが、あまり知られていなかった、いい神社を知るきっかけになっていますよね。

M:そうなんです。ほかにもアニメとコラボしたり、地元に根差したイベントを行うところがあったり。こういうおもしろい取り組みをしている神社は、参拝者を懐深く迎えてくれたりもするので、普段あまり神社に行かないビギナーの方にも、おすすめしたいですね。

y:2019年のキーワードが「冒険」というところからも、型にはまらない神社を訪れるのは、いいと思います。

M:あと、最近は、境内をおしゃれにリノベーションする神社も多いですよね。熱海の來宮神社は、もともと素敵な神社でしたが、数年前から境内の整備が進んで、夜はご神木の大楠に行くまでの道のりがライトアップされるなど、よりダイナミックになりました。

y:社殿を眺めながら一息つける、ゆったりしたカフェスペースもありますよね。

M:そこで提供されている「来福スイーツ」は、参拝とセットでぜひ。麦焦がしなど、その昔、ご祭神にお供えしたら喜ばれたという伝説がある食材を使ったお菓子なんです。もともと、ご祭神にお供えしていた食べ物を人がいただいて、神様のお力を頂戴するっていう考え方が神社にはあるので、参拝の際に神様と縁のあるものを食べるのはいいですよね。

y:「ルーツ」という意味でも2019年らしいですね。

M:今回、いろんな神社のお話が出ましたが、訪れる際は、どんな心がけで行くとよいでしょうか?

y:神頼み的なスタンスではなく、自分を律する。そして、一年の成長を誓うような気持ちで行くと、いいと思いますよ。

今回教えてくれたのは…

MARIKO(まりこ)/モデル。ファッションや美容など幅広い方面で活躍。神社好きが高じ神社検定1級を取得。その造詣の深さから、神社仏閣に関するコラム執筆なども行う。インスタ@marikozaemonにも神社の話題が。

御朱印は、榛名神社に行った時、その荘厳さに心打たれて集め始めたそう。手元にあるのは、愛宕神社の千日詣りの際に限定で授与された茅の輪守り。こうした記念グッズも多数収集。

yuji(ゆうじ)/幼い頃から自覚していたというヒーラーとしての力と、西洋占星術を駆使した個人鑑定が人気。神社仏閣との強いつながりを感じ、巡礼の旅を重ねる。著書は『神さま手帖』(ワニブックス)ほか。

国内のほか、海外の聖地も巡っているyujiさん。スタンプが押してある台紙は、世界遺産であるスペインの巡礼路を旅した時のもの。出雲の縁結びの糸は、人に差し上げることが多い。

Hanako『幸せをよぶ、神社とお寺。』特集では、全国のおすすめ神社・寺・聖地を多数ご紹介しています。

(Hanako1168号掲載/photo : Maki Ogasawara illustration : Heisuke Kitazawa text : Nami Hotehama)

編集部

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