歯科医師が教えてくれた!気になるオーラルケアの疑問 Vol.2
2018.08.12

今こそ学びたいオーラルケア。 歯科医師が教えてくれた!気になるオーラルケアの疑問 Vol.2

美の要とも言うべき、清潔で整った白い歯。今回はみんなが気になるオーラルケアの疑問に、歯科医師の西原郁子先生が答えてくれました。Hanako『ひんやりスイーツと夏の男。』「Hanako Lab. CULTURAL STUDIES vol.2 今こそ学びたいオーラルケア。」よりお届けします。

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ハナコラボにアンケート!

今回教えてくれたのは…

西原郁子/歯科医師。徳島大学歯学科卒業。東京医科歯科大学臨床研修医修了。現在は都内の歯科医院に勤務しながら、歯科医療の最先端技術を学ぶ。

Q.歯の悩みはないから歯医者に行かなくていい?

A.NO。問題が起きた時に歯医者に行くという考えは間違い。治療ではなく、予防のために行くという意識が大事です。歯周病など痛みを感じないまま発症している病気もありますし、痛みに耐えられずに病院へ駆け込んだら、すでに治療ではどうすることもできなくなっている場合も。できれば3カ月~半年に一度のペースで定期的に通うこと。トラブルの早期発見につながりますし、治療の選択肢も大幅に広がります。

Q.歯周病って感染するの?

A.YES。唾液を介して人にうつるといわれており、恋人や家族とのキスで歯周病菌に感染する場合があります。直接でなくとも、歯ブラシ同士の接触や食器の使い回しも原因として挙げられます。ただし、唾液を介した接触があったからといって、すぐに歯周病になるのではなく、歯周病を引き起こす細菌がうつるだけ。菌が口の中で繁殖しなければ発症しないので、日頃から徹底したデンタルケアをすることが大事なのです。

Q.ホワイトニングには研磨剤の入った歯磨き粉がいい?

A.NO。研磨剤は歯の表面を研磨して汚れを落とす役割がありますが、歯のエナメル質を傷つけたり、歯ぐきを刺激して知覚過敏などの炎症を引き起こす場合もあるのでできれば避けた方がいいでしょう。極論を言えば、正しい磨き方ができていれば歯磨き粉を使用せず、唾液だけでも十分です。歯磨き粉を使いたい場合はペースト状ではなく、ジェルタイプのものを。研磨剤が入っていないものが多いのでおすすめです。

Q.子供の頃に入れた銀歯は体によくない?

A.YES。現在30代以上で、子供の頃の歯の治療による光沢のない銀色の詰め物がある人は要注意。アマルガムといわれる、水銀を約50%含んだ合金が入っている可能性があります。アマルガムの水銀は口の中で腐食し、少しずつ溶け出して体内に蓄積されるといわれており、腐食した部分から虫歯になるパターンも多く見られます。一度、歯科医院で検診し、より安全な素材のものに替えることを検討してみてください。

Q.歯ブラシでゴシゴシ磨いているから虫歯の心配はない?

A.NO。歯ブラシをぎゅっと握り、力を入れてブラッシングすると歯のエナメル質にもダメージがかかります。毛先が広がって、歯と歯の間などがきちんと磨けていない可能性も。力で磨くのではなく、毛先を細かく動かして磨くようにしましょう。歯ブラシはペンを握るように持つこと。歯ブラシはたくさんの種類がありますが、握りやすいストレートネックの持ち手で、小回りがきく小さめヘッドのタイプがおすすめです。

Hanako『ひんやりスイーツと夏の男。』特集では、オーラルケアを多数ご紹介しています。

(Hanako1162号掲載/photo : Natsumi Kakuto styling : Mari Nagasaka model : Mai Hokazono (Hanako Lab.) illustration : Ema Mori text : Mariko Uramoto edit : Momoka Oba)

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