ゼロウェイストとコーヒーmeetsカクテル コーヒー×お酒の融合と、SDGsに取り組む新店舗〈æ (アッシュ) 〉【NEWSなコーヒー、7つのキーワード。】

LEARN 2022.05.03

ゼロウェイスト、デカフェ、サブスクリプション、そしてインド…!?時代を敏感にキャッチするコーヒー界に、今年も新たな動きが。2022年のムーブメントを予感する、気になるワードをピックアップ!コーヒー×お酒の融合と、SDGsに取り組む新店舗〈æ(アッシュ)〉の話を聞きました。4月27日(水)発売Hanako1208号「美味しいコーヒーと新しい習慣。」よりお届け。

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バーテンダー・大渕修一(左)/オーナー・後閑信吾(中)/バリスタ・石谷貴之(右)

「世界のベストバー50」で日本最高位の称号を持つ「SG Group」が、コーヒーを軸とした新業態を5月にオープンすることを発表した。「“灰まで使い切る”という意味の〈æ〉は、廃棄ゼロをテーマにした“サステナブルカフェバー”。紙コップなどの消耗品は一切使わず、フードロス削減にも取り組む、新しいコンセプトの業態です」と、代表の後閑信吾さん。

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メニューは、スペシャルティコーヒーやコーヒーカクテルが主軸。そのコーヒーを監修し、自らも店舗に立つのが、バリスタ日本チャンピオンの石谷貴之さん。「〈æ〉のために考えたのが浅煎りと深煎りの2種類のオリジナルブレンド。これまで培ってきた知識や技術を集大成させ、僕がイチから本格的に作り上げたコーヒーです。ブレンドの魅力を追求し、そのまま飲んでももちろんですが、コーヒーカクテルとしても新しい世界を体験していただける内容となっています。またブレンドは使用する豆が変わっても、豆の配合や焙煎度合いによって味のクオリティを保てるため、安定したお店の味を提供できる面でもサステナブルに配慮しています」浅煎りと深煎りでロースターは異なるが、共に信頼のおける実力派に焙煎を依頼。「ゲイシャ種」などをブレンドした浅煎りは、妖艶でエレガントな風味。

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深煎りはグアテマラをベースに心地よいクリアな苦みが特徴。石谷さん渾身の一杯を主役にコーヒーカクテルに仕上げるのが、バーテンダーの大渕修一さんだ。「世界的にブームとなっていますが、ここまでコーヒーカクテルに特化したカフェバーは珍しいはず。コーヒーとお酒の新しい融合を発信していきます。また、柑橘のピールや玉露の出がらし、コーヒーのかすなどを再利用したサステナブルカクテルも展開していくので、お楽しみに!」

〈æ(アッシュ)〉

〈The SG Club〉をはじめ、SGGroupが展開する飲食店を多く構える渋谷区神南エリアに、「ゴミゼロの日」の5月30日オープン。
■東京都渋谷区神南1-5-2川村ビル1F
■10:00~23:00 不定休
■30席※変更の場合あり

Profile

◆バーテンダー・大渕修一(おおふち・しゅういち)/都内のバーやカフェで研鑽を積んだ後、オリジナルコーヒーカクテルを競う「Japan Coffeein Good Spirits Championship」で2度の日本チャンピオンに輝く。

◆オーナー・後閑信吾(ごかん・しんご)/SG Group代表。世界一の称号を持つバーテンダー。上海、東京、沖縄で10店舗のバーを経営。そのうち5店舗が「World’s/ Asia’s 50 Best bars」にランクイン。

◆バリスタ・石谷貴之(いしたに・たかゆき)/「JAPAN BARISTA CHAMPIONSHIP」で2度の優勝を果たすなど、数々の実績を持つ。2022年日本代表として「WORLD BARISTA CHAMPIONSHIP」に挑む。

(Hanako1208号掲載/photo : MEGUMI ( 〈ONIBUS〉〈æ〉〈Horiguchi Coffee〉), Wataru Kitao ( 〈BLUE TOKAI〉goods), Miyu Yasuda ( 〈Overview Coffee〉〈Torahebi Coffee〉goods) text : Yoko Fujimori, Emi Suzuki ( 〈æ〉〈Overview Coffee〉), Mako Yamato ( 〈Ogawa Coffee〉) edit : Yoko Fujimori)

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