幸せをよぶ、神社とお寺。 意外と知らない正しいお参りマナー。おみくじは持ち帰ってもOK? LEARN 2022.01.01

新しい生活様式とともに、お参りのマナーにも変化あり。基本を押さえつつ、いま一度お参り前におさらいを。神様への敬意を払うのもマナーです。12月25日(土)発売Hanako1204号「幸せをよぶ、神社とお寺。」よりお届けします。

【Manner# 1】鳥居のくぐり方

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堂々と中央をくぐるのは避け、まずは左右いずれかの端で一旦立ち止まり、軽く一礼を。帰る際も同様に中央は避け、くぐる際に再度、神様の方へ向き直り一礼をするのがベター。神様に敬意を払うだけでなく、混雑時は参拝者同士が気遣うことも大切。

【Manner# 2】参道の歩き方

参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれる神様の通り道。神様の邪魔をしないよう、参拝者は左右いずれかに寄って参道を歩こう。初詣など、混んでいるときはやむを得ないケースもあるが、平常時はそう覚えておくといい。謙虚な気持ちを忘れずに。

【Manner# 3】手水の作法

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お参り前のお清めとして欠かせない取水だが、コロナで柄杓を撤去した神社も多い。また、センサー式や流水式を採用し、進化している神社も。柄杓がない場合は、左手、右手の順で洗ってから、左手で口をゆすぎ、再び左手を洗う。ハンカチ、タオルを忘れずに。

【Manner# 4】参拝の方法

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手水舎でお清めを終えたら、神前に進む。お参りの基本は「二拝二拍手一拝」。具体的には、腰を90度に曲げ、深く2回お辞儀。次に2回手を打ったら、胸の前で両手を合わせてお祈り。最後にもう一度深くお辞儀する。神様と真摯に向き合う瞬間だ。

【Manner# 5】おみくじの引き方・御朱印のいただき方

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おみくじを引くのは、お参りが済んでから。神様にお伺いしたいことを強く念じながら、引いてみよう。ちなみに、引いたおみくじは境内に結んでいっても、持ち帰ってもOK。御朱印は書き置きの場合も多いため、御朱印帳には帰宅後に自分で貼ろう。

(Hanako1204号掲載/photo : Shu Yamamoto hair : Yukiko Hongo illustration : Mariko Matsumoto text : Yoshie Chokki)

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