精神科医・星野概念のあまから恋わずらい No.23「神社仏閣」
2020.01.02

あなたはどう思う? 精神科医・星野概念のあまから恋わずらい No.23「神社仏閣」

Hanako本誌で連載中の精神科医・星野概念さん「あまから恋わずらい」を掲載。今回は、1180号「幸せをよぶ、神社とお寺」特集よりお届けします。
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今回のテーマは、「神社仏閣」と恋。

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今回のHanakoの第1特集は「神社仏閣」。
約2年前、知人の誘いで蟹を食べる会に行きました。あまりに軽く誘われたので、普通の飲み会と思っていたのですが、参加者の顔ぶれに驚愕しました。会場で談笑しているのは、日本発酵食界の巨匠や、大手食品会社、出版社などのお偉いさんばかり。社会的地位があまりに違い、神々の集いに紛れ込んだ民のような気持ちになって、自分がちっぽけな存在に思えました。
しょんぼり座っていると、運ばれてきたのは初めて見る高級蟹。なんと食べ方が分かりません。まさか神々に蟹の食べ方を聞くわけにもいかず、いよいよ絶望的。すると隣にいた人が「なんやこの蟹、めっちゃ硬いやん!」と、思いもよらない感想を叫びながら、独自の方法で食べ始めました。そちらを見ると、まさかのデューク更家さん。その太陽のように明るい雰囲気に救われ、僕はどうにか会を楽しむことができました。

それ以来、デュークさんに心奪われ、人通りの少ない場所ではあのウォーキングをしています。これは恋というより、憧れや崇拝に近いのですが、初詣の時期が近づくと特にその気持ちが強くなります。理由はデュークさんブログで、椿大神社に行かれた素晴らしい記事を読んだから。僕も同じ神社に参拝しているので興奮しました。ブログの名前は「平常心のハイテンション」。なんて感覚的な言葉!新年、元気に迎えたいですね!

星野概念(ほしの・がいねん)/精神科医として総合病院に勤務。雑誌・webでの執筆業や、音楽活動も行う。いとうせいこう氏との共著『ラブという薬』が発売中。

(Hanako1180号掲載/illustration:Misaki Tanaka text:Gainen Hoshino)

☆『精神科医・星野概念のあまから恋わずらい』 No.22「グルメ」はこちらから。

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