毎日がちょっと楽しくなる!イラストレーター&砂糖細工作家が、インスピレーションを受けた本3冊。
2019.11.17

色のパワーを壁紙やインテリア、洋服にも。 毎日がちょっと楽しくなる!イラストレーター&砂糖細工作家が、インスピレーションを受けた本3冊。

ただ過ごしているだけでは見つからないフックを本からもらえば、毎日はちょっと楽しくなる。またひとつ、引き出しが増える。本と仲良しのイラストレーター・砂糖細工作家 東 ちなつさんに、そんな実例を聞いてみました。Hanako『自分を高める学びの場へ』「大切なことは本に学んだ。」よりお届け。

編集部 / Hanako編集部

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『世界の美しい色の町、愛らしい家』色のパワーを壁紙やインテリア、洋服にも。

著・澤井聖一(エクスナレッジ/1,600円)

アフリカやヨーロッパなど世界の町と家を13の色別に紹介。パステルカラーや原色の家たちは眺めているだけでも楽しい。

「色づかいが素敵でつい眺めてしまいます。色には人を元気にさせる力があると実感し、積極的に大好きなピンクを着るように。壁紙もいつも目に入るものだからきれいな色を選び、自分で張りました」

『仏英独=和 洋菓子用語辞典』フランス語の語感がデザインのイメージ源に。

(白水社/在庫切れ、新版は5,200円)

用具から地方菓子まで網羅的に収録した、3カ国語対応の製菓関係者必携の本。カタカナ発音と日本語からの逆引き用語集付き。

「金沢の金花糖を自分流にデザイン(写真の時計)するときに用語辞典が活躍。フランス語がわからなくてもおいしそうな語感にわくわくするし、色づかいのイメージが湧き、手元に置いて眺めてます」

『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』絵日記に触発されて、日記のように描いています。

著・フジコ・ヘミング(暮しの手帖社/2,315円)

世界的ピアニストが描いた絵日記。終戦翌年の1946年の東京の暮らしが、14歳の少女の目線で綴られる。音の原点にも触れられる。

「ファッションにとにかく釘付けに。服の着方がかわいくてハイカラで、勉強になります。毎日の記録は大変だけどおもしろいものだな、自分も続けていくことをがんばろうとも思わせてくれます」

色、タッチ、語感もすべて創作意欲とつながって。

「個展のタイトルを決めるときや、創作のインスピレーションをもらうために『洋菓子用語辞典』をパラパラと眺めます」というのは、出身地・金沢に伝わる砂糖細工を、「NEW金花糖」として作る東さん。「絵に描いていた女の子のはかなさや優しさが、シュガークラフトにぴったり」。シュクレ、ノワゼット…菓子の語感すら創作源。そしてカラフルな世界の家を眺めては「こんなに色を楽しんでいる人もいるんだな、まだ自分は控えめだと(笑)。それで最近、遠ざかっていたピンク色を着られるようになりました。やっぱりピンクが好きだし、元気が出る。大人でも『かわいい』『自分らしく』でいいと、本が励ましてくれて。あと小さな息子がいるのですが、絵本のミッフィーなど改めて魅力に気づく本もたくさん」。ただ、読み返し中の『モモ』はなかなか前に進まない。「ズバッと刺さる言葉が多くて、子供の頃と同じ内容と思えない(笑)。でもこれも、本を読む楽しみですね」

イラストレーター・砂糖細工作家 東 ちなつさん

ペインティングやハンドクラフト等で女性の夢や喜びを表現。本誌の川上未映子氏連載のイラストも担当中。

Hanako『自分を高める学びの場へ』特集では、おすすめの本を多数ご紹介しています!

(Hanako1178号掲載/photo : Aya Sunahara text : Miho Arima)

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