「面白いことは日本橋から。」仕掛け人たちが語る、この街の魅力とは?多数のイベント開催情報も解禁。
2019.09.27

NIHONBASHI MEGURU FES 日本橋へようこそ。 「面白いことは日本橋から。」仕掛け人たちが語る、この街の魅力とは?多数のイベント開催情報も解禁。

〈COREDO室町テラス〉のオープンで注目度が高まるこの機に合わせ、多数のイベントが開催予定。「もっと魅力を知ってもらいたい」と熱く語る仕掛け人たちに、この街の魅力を聞きました。
編集部
編集部 / Hanako編集部

「東銀座にある編集部からお届けします!」

編集部さんの記事一覧 →

面白いことは日本橋から。未来の街の形がここにある。

背負う歴史と街に残るレガシーを並べると、〝敷居が高い〞というイメージはぬぐえない。でも実は、〝老舗ほど新しいものに対して積極的〞という姿勢が顕著なのが日本橋。

たとえば、この秋開催される「めぐるのれん展(#1)」。多様なクリエイター、企業が参加し、街を訪れる人に対して「ようこそ、日本橋へ」というメッセージを込めた、のれんのデザインイベントだ。〝変えてはいけない〞イメージのあるのれんを、あえて楽しいデザインの舞台とし、〝オープンな街〞でありたいというメッセージを表現する。

0902hnknhb_0437_bDN

このイベントを推進しているのが「nihonbashi β project」。デベロッパーの三井不動産とクリエイティブチーム「バスキュール」がタッグを組み、若手クリエイターと日本橋の街をつなぎ、発信力を高めることを目的として発足した。
「のれんは歴史と伝統が息づく日本橋の象徴ともいえるモチーフ。でも同時に若い世代にとっては、〝くぐるのにハードルが高いもの〞に見えるな、と。日本橋には新たな動きが生まれているのに、若い世代が距離感を感じてしまっているのはもったいないと思ったんです」とプロジェクトメンバーは語る。

【nihonbashi β project】
歴史ある日本橋と未来志向のクリエイターをつなぐ、新たな始まりの場として2018年に始動。構成メンバーはクリエイティブチームの「バスキュール」、デベロッパーの三井不動産など。今秋も続々と彼らが仕掛けるイベントがスタンバイ中。

0902hnknhb_0163_bDN

昨年は日本橋の4企業と若いクリエイターが3カ月間の共創活動を通して、〝新しい体験のある未来ののれん〞を発表するプロジェクトを行った。すると、老舗の鮨屋〈繁乃鮨〉の店主であり、地元有志で構成される「室一本一にぎわいの会」代表の佐久間一郎さんらの目に留まった。

「純粋に、のれんのデザインがすごくカッコよくて素敵でね。それで、次は自分たち地元の路面店も参加したいと相談したんです。確かにのれんは引き継ぐものだけど、新しい人たちの感性も入れていかなきゃ。時代に合わせてチャレンジすることは、日本橋ではとても大事なんです」

佐久間さんたちの思いを元に、今年は展開の幅が広がった。「老舗店舗が参加するなら、地元クリエイターとコラボしてみてはどうか」という意見が出たことで、日本橋に拠点を置く女性クリエイター2人と期間限定の店舗ののれんを制作する運びに。「あぁしたい、こうしたい、っていうのは一切なし。全部自由にお任せする、って決めたの。だって、自分たちのリクエストを言い出したら、今までと何も変わらないから。最初は心配もあったけれど(笑)、完成デザインを見たら感動しちゃったよ」
期間中、日本橋のあちこちで、のれんに出会うことができる。

〈繁乃鮨〉三代目 佐久間一郎さん
日本橋の魚河岸で魚屋を営み、魚河岸が築地に移った後、1949年に鮨屋として創業。「生まれも育ちも日本橋」という、生粋の江戸っ子。地元飲食業組合の青年部会長を務めた経験を活かし、街全体を活性化させる活動に積極的に携わっている。

#1 のれんを舞台に表現する日本橋へ、ようこそ。「めぐるのれん展」

今、馬喰町や小伝馬町など、日本橋の東側には「面白いことができそう」と感じた若手クリエイターたちが集まり始めているという。と同時に、新しいランドマーク〈COREDO室町テラス〉の開業に伴い、街もさらに活気づき、地元企業の参加性も高まっている。今回の「めぐるのれん展」もその表れだ。

繁乃鮨1

■9. 27 FRI 〜 11 .04 MON
「店舗を表現するのれん」として、「室一本一にぎわいの会」のメンバー、12店舗が参加。藍色の地に白で描かれているのは、店からインスパイアされたデザイン。左は〈繁乃鮨〉店主、佐久間さんの手を、右は〈利休庵〉の納豆そばを表現。期間中、各店舗に掲げられる。他にも、「企業を表現するのれん」や「街を表現するのれん」が登場。

#2 船で橋をくぐるたびに何かが起こる! 体験型クルーズ。「Nihonbashi Light Cruise」

「NihonbashiLightCruise」(#2)、「紋照-monterrace-」(#3)など、街の資産をクリエイティブにアップデートしたイベントが続々スタンバイ。日本橋の未来を体感しに、のぞきに来てはどうだろうか。

nihonbashi Light Cruiseパース

■10. 11 FRI 〜 11 . 20 WED
所要時間は約90分。日本橋川を出て隅田川、東京湾、晴海運河へと船は進む。途中でくぐる16もの橋それぞれに仕掛けがあり、五感すべてで川遊びを体験できる。運航時間は19:00~20:30。料金ほか予約・運航スケジュールはHP参照。https://www.nihonbashimegurufes.com/program/lightcruise/

#3 紋が描き出される過程を光でアップデート。「紋照 - mon terrace -」

紋照-mon terrace-パース

■10. 22 TUE 〜10. 31 THU
のれんや風呂敷、着物に入る紋は、円と線だけでつくられる日本古来のデザイン。その紋を現代的なデザインに昇華させている紋章上繪師の波戸場承龍・耀次と、レーザーアニメーションを得意とするアーティストチーム「MES」がタッグを組んだインスタレーション。レーザーで表現される紋の軌跡は一見の価値あり。

「NIHONBASHI MEGURU FES」

■イベントスケジュールやその他詳細は、HPをチェック。
https://www.nihonbashimegurufes.com/

(Hanako1177号/photo : MEGUMI text & edit : Yoshie Chokki)

今月のスペシャル

いまこそ免疫UP!働く女子こそ知っておきたい“腸活”特集いまこそ免疫UP!働く女子こそ知っておきたい“腸活”特集
TOPに戻る