【防災グッズ特集】女性ならではの“備え”を考えよう。 LEARN 2022.11.14

各地で起こる地震、そして毎年大きな被害をもたらす台風や大雨…。日本で暮らす限り、災害にきちんと備えておくことは生活の重要事項。今回の防災特集は、女性だからこそ備えたいポイントにフォーカスします。

特別ではない、いつもの備えが非常時の味方に。

ハナコではこれまでも防災特集を定期的に行ってきたこともあり、読者の方々は防災意識が比較的高いといえるかもしれない。ハナコラボパートナーへのアンケートによると、 防災意識が高いと思う人は3割強にとどまったが、9割近くが自宅に何らかの備えをしている結果に。一方で「何から始めればいいかわからない」という声も根強くある。
そんな人にぜひ知ってほしいのが、Q5にもある「フェイズフリー」という考え方。日常時と非常時を分けず、2つのフェイズをフリーにして、身の回りにあるモノやサービスをどちらにも役立てる、いわゆる「備えない防災」だ。常備食のローリングストックや、日頃から持ち歩いて使う防災ポーチなど、以前からこうした考え方はあったが、今、ますますその意識が高まっている。

Q1、防災意識は高いほうだと思いますか?

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「いいえ」と「どちらともいえない」を合わせると63.9%。その理由として「揃えないといけないものがわからない」「何からしたらいいかわからない」「現実的に捉えられていない」という声が。

Q2:自宅に備えをしていますか?

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9割近くが自宅に備えをしていて、防災袋を玄関やすぐ取り出せるところに置いている人も。ほかにも備えとして多いアイテムは、水、食料、懐中電灯(ランタン)、簡易トイレ、カセットコンロなど。

Q3:「防災ポーチ」を知っていますか?また、持ち歩いていますか?

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防災ポーチを持ち歩いている人は8.3%。なかには「用意はしているけれども、カバンが小さくて……」という人も。持ち歩いている人のポーチの中身は、ウエットティッシュ、絆創膏、常備薬など。

Q4:「防災」という言葉を聞いて、どんなイメージがありますか?

・「実際に災害が起きたときに対処できるかどうかわからない」
・「大雨など直近に何か予想されるときに、意識が高まる」
・「いつ起こるかわからないから、備蓄しようと思ってもつい忘れてしまう」
・「地元周辺が被災した際に初めて自分ごと化され、備えを始めたり、意識が高まった」
・「昔よりも新しい技術が盛り込まれていたり、おしゃれなグッズが増えてきているイメージ」

Q5:以下の防災関連のワードで聞いたことのある&意味を知っている言葉を教えてください。

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「常備食」「ハザードマップ」という言葉はかなり浸透しているようだが、「ローリングストック」「水平避難/垂直避難」は3割程度、「フェイズフリー」はまだまだ知られていないのが現状だ。

illustration : naohiga text : Ikuko Hyodo

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