プロに教わる緑と花の楽しみかた。 vol.1『初心者向けの植物4選』失敗しない観葉植物との付き合いかた。 LEARN 2022.06.25

暮らしに緑や花を取り入れるなら、手入れの方法や必要なことを知っておきたい。その道のプロが教えてくれた初歩の基本とコツ。まず、それだけ分かれば植物との関係がより良くなるはず。今回は、さまざまなグリーンプロダクトを手がける〈園藝と再生〉に観葉植物との付き合いかたを教えてもらいます。まずは初心者向け。慣れてきたらより育てがいのある植物にチャレンジしたい。

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1.ひなた「バニーカクタス」たっぷり太陽が当たる場所で、水やりは控えめでOK。

ふわふわの白い棘と、うさぎの耳のような子株の形からこの名がついたサボテンの一種。乾燥気味を好むので一年を通して多湿にならないように。水やりは土が完全に乾いてから。

2.半ひなた「ガジュマル」精霊が宿るといわれるシンボルツリーを育てる。

生命力のあるガジュマルなどのイチジク属の植物は育てやすさナンバーワン。熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑木なので、暖かい場所に置き、日光を当ててあげることが大事。

3.半ひかげ「フィロデンドロン・シルバーメタル」多湿を好み、日があまり当たらない室内でも育つ。

柔らかく銀色がかった葉っぱが特徴。耐陰性があり、日照が1日に2~3時間程度でも大丈夫。多湿を好むタイプなので、こまめに葉にも霧吹きをしてあげるとベター。

4.半ひかげ「シノブ」細かい毛がついた太い根も特徴的でユニーク。

多年生のシダ植物。耐陰性があり、半ひかげでも育つ。耐寒性も強い。湿った環境を好むので苔玉にするのにも向いている。根が乾いたらしっかり水やりをし、葉にも霧吹きを。

◆ひなた:一日中、日が当たっている(6時間以上)
◆半ひなた:1日3~4時間、日が当たっている。
◆半ひかげ:日中3~4時間は木漏れ日程度の日が入るが、あとは日が当たらない。

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