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2022.01.09 — Page 1/2

2022年、いまこそ行きたい神社。 東京のパワースポット!伝説が残る〈武蔵御嶽神社〉で、澄んだ空気に心洗われて。

日本には日々の喧騒から離れて静かに心を取り戻す場所が守られている。敷地内を心地よい風が抜け、鳥の声が聞こえる神社やお寺だ。昔の人もそっと自分をかえりみたり、大事な人の健康を願った。私たちも時間に余裕ができたら大自然に抱かれた社寺へも、参拝を目的に訪れてみてはどうだろう。緊張した日々を過ごしたこの一年、2022年への希望と共に新たなる一歩を踏み出すために。今回は、東京〈武蔵御嶽神社〉を訪れました。
「登山安全守」(500円)を求める参拝者の姿も多く見られる。また、参道の途中には、山に疫病などの穢(けが)れが入らぬように防いでいたという疱瘡社(ほうそうしゃ)も。
「登山安全守」(500円)を求める参拝者の姿も多く見られる。また、参道の途中には、山に疫病などの穢(けが)れが入らぬように防いでいたという疱瘡社(ほうそうしゃ)も。
宿坊の立ち並ぶ集落を経て、最後は約330段を上る。/ゆるやかな上りが続く参道を経て、最後の約330段を上りきった“頂上”からの景色は、空気が澄んだ晴れた日であれば、東京湾、相模湾に加え、新宿の高層ビル群から東京スカイツリーまでを望む、まさに絶景。
宿坊の立ち並ぶ集落を経て、最後は約330段を上る。/ゆるやかな上りが続く参道を経て、最後の約330段を上りきった“頂上”からの景色は、空気が澄んだ晴れた日であれば、東京湾、相模湾に加え、新宿の高層ビル群から東京スカイツリーまでを望む、まさに絶景。
「登山安全守」(500円)を求める参拝者の姿も多く見られる。また、参道の途中には、山に疫病などの穢(けが)れが入らぬように防いでいたという疱瘡社(ほうそうしゃ)も。
宿坊の立ち並ぶ集落を経て、最後は約330段を上る。/ゆるやかな上りが続く参道を経て、最後の約330段を上りきった“頂上”からの景色は、空気が澄んだ晴れた日であれば、東京湾、相模湾に加え、新宿の高層ビル群から東京スカイツリーまでを望む、まさに絶景。

東京から来ました、なんて声を掛けていただくことも多いんですよ。ここはれっきとした東京なんですけどね(笑)」そう笑顔で迎えてくれたのは、禰宜(ねぎ)の天野宣子さん。だが、参拝者がそう勘違いしてしまうのも無理はない。なぜなら、武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)があるのは標高929mの御岳山(みたけさん)山頂。トレッキングコースとしても人気が高く、隣接する日の出山、大岳山などを経由する登山コースもある。行き交う人々の“山登り感”あふれる服装からも、ここが東京都青梅市だとはにわかに信じられないからだろう。

山岳信仰の始まりを思わせる美しい円錐形の峰を望む/大口真神社の左手奥に設けられている遥拝所からは、日本武尊を祀る男具那社(おぐなしゃ)のある奥の院を拝むことができる。「山の神々しさと美しい空気に、心身がスッキリ洗われます」と、MARIKOさん。
山岳信仰の始まりを思わせる美しい円錐形の峰を望む/大口真神社の左手奥に設けられている遥拝所からは、日本武尊を祀る男具那社(おぐなしゃ)のある奥の院を拝むことができる。「山の神々しさと美しい空気に、心身がスッキリ洗われます」と、MARIKOさん。

御岳山は古くから山岳信仰の対象となってきた修験道の霊山。その山頂にある武蔵御嶽神社の創建は崇神天皇7年と伝わる。平安、奈良の時代を経て、戦国時代になると有力な武将たちから信仰され、江戸時代中期には庶民の“御嶽詣”が始まったという歴史ある社(やしろ)だ。本殿奥には複数の摂末社(せつまつしゃ)があり、その中のひとつ、大口真神社(おおくちまがみしゃ)にはある伝説が残る。

それは、山奥で邪神により道に迷った日本武尊(やまとたけるのみこと)を白狼が導き助けた、というもの。そして、日本武尊が狼にこう言ったという。「大口真神としてこの御岳山に留まり、災いを防いでこの地を守護せよ」と。その伝説が広く知れ渡ったのは、江戸時代の中頃。人々は親しみを込めて“おいぬ様”と呼び、魔除け、盗難除けの神として祈りを捧げてきた。それは今も変わらない。山の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込み、厄を落として新しい一歩を踏み出す。その背中を押してもらうのにふさわしい社だ。

“おいぬ様”にちなんで、愛犬とともに訪れる人も。
“おいぬ様”にちなんで、愛犬とともに訪れる人も。
編集部
編集部 / Hanako編集部

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