【憧れの宇宙に想いを馳せて。】 一度試してみる価値あり!宇宙技術を体感できるアイテム15選 LEARN 2022.01.07

まずは自分の身の回りから宇宙を感じてみよう。実は宇宙関連の技術が活用されているものや、宇宙のエッセンスを感じるアイテム、味覚で宇宙を感じられるものなど、盛りだくさん!

【FOOD】

宇宙でも日本の味を楽しめるようインスタント食品のみならず、続々と「宇宙日本食」認定もされている。一口食べて、飲んでみれば宇宙一色に!

1.長期滞在にうれしいご飯!日本の技術が光るおにぎり。

国際宇宙ステーションでは炊飯器はもちろん、鍋や釡などお米を炊く環境が整っていない。そこで煮炊きが不要のアルファ米と、冷めても味や食感を損なわない低アミロース米を使用。お湯は注いで約15分、水は約60分で出来上がる。赤飯などのラインナップもあり。「宇宙おにぎり 鮭」378円(宇宙の店 03-3435-5487)

2.味も素材もそのままに!ロングセラー商品が、宇宙食へ。

“ヤキヤキ親父”が目印の「ホテイのやきとり」。特に人気のたれ味は、1970年に世界初のやきとり缶詰として発売以来、50年以上愛されるロングセラー商品だ。このたれ味と柚子こしょう味がJAXA認証を取得した記念としてオリジナルパッケージで登場。「やきとり宇宙食2缶セット」345円(ホテイフーズ 0120-165616)

3.日本の伝統和菓子を宇宙でも。パッケージにも工夫あり。

和菓子の定番として親しみのある羊羹。特に煉り羊羹は長期保存に有効で、技術開発を加えて原料の品質、練り釡の時間やパッケージへの充填条件など厳しい管理をクリア。パッケージは強度や材質を加味した4層構造になっている。宇宙日本食「YOHKAN」左から、小倉100円、栗110円(山崎製パン 0120-811-114)

4.震災の経験をきっかけに宇宙の課題に取り組む。

閉ざされた空間で長期間過ごすという環境の共通点から、災害時や宇宙でも活用可能な食の新カテゴリ創出を目指すプロジェクト・BSFPの一環で誕生したゼリータイプの保存食「LIFE STOCK」。フレーバーは全6種で、賞味期限は製造から5年半。グレープ味は、宇宙日本食認証を目指している。181円~(ワンテーブル onetable.info@onetable.jp)

5.宇宙の香りを紅茶にのせて、心地よいティータイムを。

“宇宙の香り”とされるベリー系の甘いフレーバーをのせ、インド産のアッサム紅茶とスリランカのセイロンヌワラエリヤ紅茶を合わせた一品。宇宙の果てから観測されるマイクロ波と宇宙の絶対温度・3K(ケルビン)をイメージして製作。2g×20袋入り2,160円(SPACE TEA https://space-tea.com/)

【FEEL】

気分だけでも宇宙にいたい! そんなあなたには五感で楽しむアイテムを。宇宙の香りや、月の土地を買える権利まで!? 気になるトピックスが満載。

1.野口聡一氏のために製作!セパレート型の滞在ウエア。

〈BEAMS〉では日本初、民間企業で国際宇宙ステーション滞在に着用するウェア「フライトスーツ」を製作。JAXAと試行錯誤を重ねて追求した一着は、ファスナーの向きやポケットの大きさなど細部にまでこだわりが。ブルーとブラックの2色展開。S、M、L各41,800円(ビームス ジャパン 03-5368-7300)

2.天気の変化で移ろいが変わる!先人の知恵が詰まったアイテム。

19世紀のヨーロッパで、航海士が天気を予想する道具として作られた「ストームグラス」。気温や気圧の変化で中の溶液がさまざまな形に結晶化する仕組みで、インテリアとして置いても楽しい。いまでは宇宙衛星によって天気の予報ができているが、これを使えば宇宙より早く天気が分かるかも!?2,750円(茶谷産業 03-6667-2362)

3.世界にひとつだけ。月の土地を買ってみよう。

宇宙条約では月を含めた宇宙空間の個人所有に制限がない!?〈ルナエンバシー〉では1エーカー(約1,200坪)から月の土地を分譲販売。管理費用などもかからず、大切な人への贈り物としても喜ばれるそう。月の土地権利書、憲法、地図が入った「月の土地」2,700円(ルナエンバシージャパン https://www.lunarembassy.jp/)

4.おうち時間でも大活躍な暮らしに溶け込むデザイン。

プラネタリウム・クリエーターの大平貴之氏と共同開発し、星の配列に合わせて穴を開けた板とレンズを使って映す光学式投影を世界で初めて採用した家庭用プラネタリウム。まるで本物のように小さな星まで映し出された星空を見て、宇宙に想いを馳せてみて。「ホームスター(スノーホワイト)」14,300円(セガトイズ 0570-057-080)

5.これが宇宙の香り!夢とロマンが詰まったコスメ。

宇宙飛行士が船外活動から宇宙船に戻ると、宇宙空間に漂っているとされるギ酸エチルの影響で、ラズベリーやパインと金属を混ぜたような香りがするという。この香りを元にアロマセラピストが調合したロールオンタイプのボディ専用オイル。「SCENT OFEVA ROLL ON PERFUME」30ml 4,180円(EXUM https://exum.tokyo/)

【TECHNOLOGY】

どんどん進化を続ける宇宙技術が生活用品にも応用されていたり、逆に地上の技術が宇宙で活用されていたり。一度試してみる価値あり!

1.フィルターいらずで快適に。空気浄化技術の新しい形。

光触媒といわれる抗菌技術で化学反応を起こし、空気中のウイルスやニオイなどを水と二酸化炭素に分解除去。密閉空間であるスペースシャトルの空気改善のため導入、現在は国際宇宙ステーションに設置されている。NASAの技術を肌で感じる空気清浄機「airocide APS-200」99,000円(ISHIDA 03-3337-7100)

2.衣類の抗菌、消臭、防臭などあらゆる面で機能的。

登山ウェアの開発を行ってきたゴールドウイン社が、登山と似た条件の宇宙空間で宇宙飛行士が快適に過ごせるよう「マキシフレッシュプラス」素材のウェアを開発。その技術に吸湿性と速乾性を加えた「ファインドライ ショートスリーブクルー(レディース)」。カラーは4色、各5,170円(MXP/ゴールドウインカスタマーセンター 0120-307-560)

3.どんな環境でも耐久力あり。万能スマホケース。

ケースの素材は、NASAの宇宙服にも使用されている放射熱防壁技術を施したもの。暑さ・寒さのどちらにも耐久性があり、落下の衝撃吸収や防水効果もある優れもの。別売りの専用ストラップでバッグや自転車などにも。「PHOOZY XP3」各9,900円(ウエルカムコーポレーション https://phoozy.welcomecorporation.co.jp/)

4.強い紫外線から守るアイケアサングラス。

水や酸素がないことから宇宙空間の紫外線は地上より強く、紫外線防護も宇宙へ行くうえで必要な技術のひとつ。NASAの技術を応用して作られた「イーグルアイズ パノーブ」は、紫外線カット率99.9%。更に視界が暗くならない偏光レンズを採用し、スポーツやアウトドアなども快適に。9,900円(ショップジャパン 0120-549-096)

5.NASAが開発した、宇宙の重力を和らげる素材。

体圧分散性に優れたテンピュール®素材は、ロケット打ち上げ時の重力緩和のためNASAの科学者たちが開発したもの。デンマーク発の寝具メーカー〈TEMPUR®〉はそこに着目し、研究を重ねて睡眠をサポートする素材の枕を開発。「オリジナルネックピロー」11,000円~(テンピュール・シーリー・ジャパン 078-335-2277)

(Hanako1204号掲載/text : Ami Hanashima)

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