みんなの手芸入門。 動画で学ぶ!初心者でも簡単にできる『ニットネックレス』の作り方。 LEARN 2022.01.11

Hanakoの人気特集「自分を高める、学びの教科書」特別編の今回は、手芸がテーマ。手芸未経験者でも材料と道具を用意すればすぐに作ることができる、わかりやすい解説動画付きでお届けします!今回ご紹介するのは、『ニットネックレス』。まっすぐに編むだけでできる小さなポーチ付きのネックレス。初心者でも、比較的簡単に完成できます。

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表目だけを編む「ガーター編み」を繰り返していくだけ。3段目で「伏せ目」、4段目で「かけ目」にしてボタンホールを作るところが少し難しいので、動画をよく見て編んでみよう!

【材料と道具】

毛糸は極太、棒針は「クロバー」12号(短)を使用。ボタンは編み目から抜けてしまうのを防ぐため、裏側につける力(ちから)ボタンを用意して。飾り用ボタンは、かわいいものを選ぶとアクセントに。

ニットネックレスを作る前に知っておきたいこと

1.編み物初心者は、極太の毛糸を選んで。
太く、まっすぐな糸を選ぶと編みやすい。今回はラベルに書かれた棒針(15号(6.6mm)~7mm)よりも細い棒針を選び、編み目が詰まるようにしている。

2.糸と棒針の基本的な持ち方を覚えて。
糸を左手の人差し指にかけ、そのまま左手の親指と中指で、作り目が完成した棒針を持つ。人差し指にかけた糸はピンと張るようにしよう。

3.編みはじめの糸は表から見て左側に。
編んでいて、編み地が表か裏かわからなくなったときは、左下に編みはじめの糸が出ているのが表。段数を数えるときは、表側から数える。

#STEP 1 作り目を9目作る

1.糸端を約30cm残して輪を作り、棒針を通す。
2.糸玉側を左手の人差し指に、糸端側を親指にかける。
3.親指側から針を入れて、人差し指にかかっている糸をすくい、引き締める。
4.それを繰り返して作り目を9目作る。

#STEP 2 表目を編む

1. 2段めは表目を編む(ガーター編み)
2.糸を人差し指にかけてから中指にかける。
3.右針を輪の中に入れ、糸をかけて手前に引き出し、左針を引いて外す。それを繰り返して9目編む。

#STEP 3 ボタンホールを作る

1. 3段めは5目まで、#2と同様に表目を編む。
3. 6目めを編んだら、左針で5目めをすくって6目めにかぶせる(伏せ編み)
4.残りの3目を表目で編む。4段めは編み目を裏返して、表目を4目編む。
5.右針に糸をかけ、次の目に右針を入れて1目編む(かけ目で1目増やす)
6.残りを表目で編む。編み目を裏返して5段めを編むと、かけ目のところに穴が空き、ボタンホールができる。

#STEP 4 表目を繰り返す

38段め(約14.5cm)まで同様に、表目を編む(ガーター編み)

#STEP 5 伏せ止めをする

1. 39段めで伏せ止めをする。
2.最初の2目を表目で編み、1目めに左針を入れ、2目めにかぶせる。
3.次の目を表目で編み、2つ前の目に左針を入れ、1つ前の目にかぶせるのを繰り返す。
4.糸端を40cmほど残してカットし、とじ針で最後の目に通して、目を引き締める。

#STEP 6 ボタンをつける

1.力ボタンに2本どりした糸を通して端をしっかり結ぶ。
2. 37段めの中央の裏側に力ボタンを通し、表側に飾り用ボタンを縫い付ける。

#STEP 7 とじ針で脇をとじる

1.編み終わりの糸をとじ針に通し、5cmほど折り返して、脇を1目ずつすくってとじる。
2.片方をとじたら、裏側から糸を通して反対側も同様にかがってとじる。
3.最後は内側に糸を通し、何目か編み目に通してカットし、糸始末をする。
4.編みはじめの糸は裏面の編み目に通して、同様に糸始末をする。

#STEP 8 チェーンを通す

ボタンを留めたときに真上に来る部分にチェーンを通す(上から10段め、左右は端から1目ずつ内側あたり)。

ARRANGE 並太の毛糸を使って もこもことしたミニポーチに。

ニットネックレスの毛糸より細い、並太の毛糸を2本どりにして作るミニポーチ。基本的な作り方はニットネックレスと同じだが、作り目が17目、41段とやや大きく、表目と裏目を交互に編む「鹿の子編み」にすることで、編み目に表情とボリュームが出る。チャレンジしてみたい!

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