節電の基本を知る。 今すぐはじめられる節電アイデア9選!まずはこまめなスイッチオフからスタート。 LEARN 2021.11.12

ゼロカーボンアクションの30の項目の中でも真っ先に取り組めて、ひとりひとりがはじめることで大きな影響を生むことができるのが“節電”です。こまめなスイッチオフからまずはスタートしよう!暮らしのなかで電力が使われている場所はたくさんあるが、効果の高い節電ポイントを知っているかが成功のカギ。電力消費量がアップする冬に備えて、今から習慣づけておこう。

1.電球はLEDに替える。
白熱電球をLED電球に替えるだけで、電気使用量が大幅にダウン。ただ電球を取り替えるだけなので、誰でもすぐにできるのもうれしい。寿命も長いので、取り替える手間もごみも減る。居住地域の自治体によっては補助金が出ることも。

2.冷蔵庫内を整理する。
冷蔵庫の中身は7割程度に、冷凍庫は逆に隙間なく詰めるのが節電ポイント。また、ケースを使って取り出しやすくしたり、よく使うものはドアポケットに入れるなど、場所を決めておくと取り出しがスムーズに。ドアの開けっぱなしも減る。

3. 1人分をあたためる電気毛布や電気あんかを使う。
ひとり暮らしの場合、部屋全体をエアコンであたためるのは非効率。自分のスペースだけをあたためる、電気毛布や電気あんかがおすすめ。ひざかけサイズの電気ブランケットは、消費電力も少ない。靴下やブランケットなどを活用しても。

4.テレビの設定を見直す。
購入したときのままテレビを使用している人は、取り扱い説明書を要チェック。センサーでディスプレイの明るさを自動調節する省エネモードは必ずオンにすること。高画質モードは電力を多く使うので映画を見るときだけなどメリハリを。

5.炊飯器の保温は4時間まで。
炊飯器で1回ご飯を炊くときの電力と、炊いたご飯を10時間保温する電力はほとんど同じ。保温するなら4時間以内が節電に。小分け冷凍しておいて、食べるときに電子レンジであたためるほうが電力が無駄にならず、ご飯もおいしい。

6.隙間から入ってくる冷気を防ぐ。
冬は、まず外の冷気が入ってこない住環境を整えることを考えたい。玄関ドアに隙間テープを貼る、窓に遮断シートを貼る、厚いカーテンに替えるなどの工夫をすることで、暖房の効率がアップ。夏は、遮熱カーテンなどを活用して。

7.便座のフタは閉める。
温水洗浄便座は、ボタンを押した瞬間に温水にする瞬間式と、内蔵タンクに温水を貯めておく貯湯式が。貯湯式は、保温のための電力が常に使われているので、熱を外に逃がさないようにフタをするだけで節電に。お湯の温度も低め設定に。

8.ケータイをフル充電にしない。
充電を常に100%にしていると、バッテリーが劣化して消耗が早くなる。消費電力を少なくするには、ディスプレイの明るさを下げたり、位置情報サービスをオフにする、バックグラウンドで作動しているアプリをオフにするなどが有効。

9.プラグの抜き差しはしなくても大丈夫。
リモコンを使うテレビやレコーダーは、電源をオフにしていても待機電力が使われている。ただ、その電力使用量はそれほど多くはないので、そこまで気にしなくても大丈夫。気になる人は、個別スイッチ付きの節電タップが便利。

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