ティータイムにバー体験はいかが? 秋のモクテルを味わいに、銀座のホテルへ! LEARN 2021.11.01

長くアルコールの提供が制限されていた2021年は、バーでもノンアルコールドリンク=モクテルを出す店が増え、新時代の新たな楽しみ方に。その流れは制限が緩和されてからも継続中で、モクテルは今やバーのグランドメニューとして定着しつつあります。それはもはや単なる“お酒の代役”でなく、純粋にそのおいしさを楽しむ選択肢に。明るいお昼間から気兼ねなく楽しめて、ふだんお酒を飲まない人もバー文化に触れられるのもモクテルの魅力の一つです。アフタヌーンティーを楽しむ感覚で、ホテルのバーを訪ねてみませんか? お昼の時間帯から、美しいバー体験ができる大銀座のホテル3軒をご紹介します!

2.〈ザ・ゼロプルーフ〉_【ザ・ペニンシュラ東京】

女性バーテンダー考案、約20種のノンアルシリーズが誕生。

1階から専用エレベーターに乗って24階へ。思い切りオシャレをして訪れたい。
1階から専用エレベーターに乗って24階へ。思い切りオシャレをして訪れたい。

黒大理石のロングカウンターや艶やかなフューシャピンクの照明、メタル素材の木の葉が煌めく樹木のオブジェ…。〈ザ・ペニンシュラ東京〉の24階にある〈Peter バー〉は、カナダの著名インテリアデザイナー、ヤブ・プッシェルバーグによるコンテンポラリーな空間デザインが印象的な、ホテルのアイコン的バーです。

24階のシグネチャーレストラン〈Peter〉に併設。窓外には皇居外苑や日比谷公園の眺望が広がり、夕闇に染まる薄暮の時間帯も素敵です。
24階のシグネチャーレストラン〈Peter〉に併設。窓外には皇居外苑や日比谷公園の眺望が広がり、夕闇に染まる薄暮の時間帯も素敵です。

この〈Peter バー〉では、秋から新たにノンアルコール専門のシリーズ「ザ・ゼロプルーフ」が登場しました。ホテルのビバレッジマネージャーであり、モクテルの大会優勝者であるバーテンダー・鎌田真理さん率いる精鋭チームが新たにレシピを考案。ゼロフルーフ=アルコール度数0%の名の通り、アルコールを一切使わないミクソロジーのセレクションです。

バーテンダーの高廣光さん。〈Peterバー〉では複数の女性バーテンダーが常駐するので、味の好みなどを相談してみて。
バーテンダーの高廣光さん。〈Peterバー〉では複数の女性バーテンダーが常駐するので、味の好みなどを相談してみて。

「ザ・ゼロプルーフ」のラインナップは、シグネチャーカクテルである「東京ジョー」のノンアル版、その名も「ベビー東京ジョー」などオリジナル12種のほか、ジントニックやネグローニといったお馴染みのクラシックカクテルをノンアルコールで表現した10種の「クラシックシリーズ」と、実に22種類。エッグシェルと呼ばれる卵の殻ほどに薄く、淡く光を通す磁器グラスで作る「江戸パレス」や、オリジナルと同様に、ホテルの外観をイメージしたユニークなフォルムのグラスで味わう「ベビー東京ジョー」など、個性的なグラス使いも楽しみの一つです。繊細で表現力豊かなミクソロジーの数々は、実はお酒を飲まないという下戸の鎌田さんだからこそ創造し得る味わいなのかも。ノンアルとは思えない高揚感に満ちたおいしさを体験すれば、改めてモクテルの奥深さに気づくはず…! 

左から、「∅(ゼロ)ジントニック」、「江戸パレス」、そして看板カクテル「東京ジョー」をノンアル梅酒などで再構築した「ベビー東京ジョー」。各2050円。また、12月以降はクリスマスシーズンに向けた3種の「フェスティブ限定カクテル」も登場。
左から、「∅(ゼロ)ジントニック」、「江戸パレス」、そして看板カクテル「東京ジョー」をノンアル梅酒などで再構築した「ベビー東京ジョー」。各2050円。また、12月以降はクリスマスシーズンに向けた3種の「フェスティブ限定カクテル」も登場。

〈Peterバー/ザ・ゼロプルーフ〉
◾︎東京都千代田区有楽町1-8-1 24階〈Peterバー〉
◾︎03-6270-2888
◾︎11:30〜21:00(20:30LO)
◾︎月曜休
◾︎HPはこちら
https://www.peninsula.com/ja/tokyo/special-offers/dining/zero-proof

Videos

Pick Up