ハーブのおすすめブレンド方法も。 【保存版】お茶だけじゃない!日常にハーブを取り入れる3つの実践。 LEARN 2021.05.15

コロナ禍で生活リズムが変わり、なんだか調子が悪い…。そんな人にこそじっくりと読んでほしい、心と体に役立つこと。今回はハーブの力について。約1万年前から人々の美と健康に寄り添ってきたハーブ。そんな自然のパワーで生活を豊かにするには?

1.お茶だけじゃない!ハーブの取り入れ方

1.手浴、足浴をする

ハーブを入れたお湯に、手や足を浸けるだけ。おすすめは肌を保護するカレンデュラで、出がらしでもOK。蒸気でアロマの癒し効果も。

2.ハーブチンキを作る

40度以上のアルコールとドライハーブを入れて熟成させ、ハーブの成分を効率よく抽出。化粧水を作るなど、使い道はたくさん。

3.ドライハーブを置く

抗菌作用のあるタイムやローズマリーのドライハーブをサシェに。防虫剤として洋服ダンスや靴に入れると効果的。

食べる、飲む以外のハーブの使い方とは。
食べたり飲んだりするイメージが強いハーブだが、実は入浴やスキンケアなど、目的や用途によって使い方は色々。「私も実践している、家で簡単に取り入れられるものを紹介します。暮らしが豊かになるので、忙しい女性におすすめです」

2.“コロナ不調”にはこのハーブを

1.生活リズムが乱れてリセットできない!そんなときは…「ローズマリー」

起床後、朝日を浴びながらリフレッシュ効果のあるローズマリーの香りを嗅げばすっきり。「さらに白湯に入れて飲めば、体の中から目覚めますよ」

2.運動不足で、むくみがひどくなってきた。そんなときは…「ダンデライオン」

「たんぽぽコーヒー」としても知られる。利尿作用を促進し、便秘にも効果的で、積極的に飲めば体の中からすっきり。妊婦にもおすすめ。

3.テレワークでPCを見っぱなし。眼精疲労がひどい。そんなときは…「カレンデュラ」

“目のビタミン”と呼ばれるほどルテインが豊富に含まれているため、眼精疲労やその予防にぴったり。ハーブティーなどで取り入れるのが簡単。

3.手軽にできる、おすすめブレンド

ハーブ

鎮静作用のあるカモミールと、不安や緊張を穏やかに整えてくれるリンデン。就寝前にハーブティーとして飲めば、安眠効果あり。

ハーブ

ビタミンCを豊富に含むハイビスカスとローズヒップは、美容や疲労回復に。最も手に入りやすい、王道の組み合わせ。

ハーブ

消化や発汗、利尿作用など、デトックス効果のある組み合わせ。他のハーブティーに比べて飲みやすいので、ハーブ初心者にもおすすめ。

Teacher…山本真衣(やまもと・まい)

ハーブスタイリスト。20代でハーブの魅力を知り、独学で知識を増やす。現在はインスタグラムなどで、暮らしに取り入れやすいハーブの活用法を提案している。

(Hanako1196号掲載/illustration : Ema Mori text : Asami Kumasaka, Emi Suzuki, Moe Tokai)

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