〈うつわshizen〉で扱うマグカップ。家で過ごす時間が増えた今、手に取りやすいものからお気に入りを見つけるのも楽しい。/奥の背の高いマグカップから時計回りに、作・増田勉3,000円、作・松尾直樹2,500円、作・及川静香3,000円、作・平野日奈子2,800円、作・片瀬和宏7,000円、作・平野日奈子2,800円。中央は作・桑原哲夫3,000円。
2021.03.11

器屋さんに教えていただきました! 器をもっと楽しむために覚えておきたい“5つの器用語”。自分にぴったりの器を探しを!

器をもっと楽しむために、覚えておきたい言葉があります。部位やかたちの呼び方を知ると、盛りつけや使うシーンの幅もぐっと広がり、器をより身近にいとおしく感じられるでしょう。

【飯碗】

右は作・古川桜3,600円、中と左は作・増田勉各3,000円。
右は作・古川桜3,600円、中と左は作・増田勉各3,000円。

1.高台

テーブルにつく器の底面のこと。高台外側の周辺は高台脇と呼ばれる。円だけではなく六角にデザインされているものも。

2.見込み

器の内側。見込みの大きさや深さによって、料理を盛りつけられるボリュームも変わる。絵柄や文様にも作家の個性が。

3.口縁

口元に直接当たる部分。口縁が薄ければ口当たりがよく、丸みがある玉縁(たまぶち)は欠けにくい。全体の印象が変わるポイント。

【輪花】

右から、作・竹下努3,600円、作・松尾直樹3,500円。
右から、作・竹下努3,600円、作・松尾直樹3,500円。

器のまわりに櫛(くし)で規則的な切り込みを入れる技法。ポイントで食卓にひと皿置くだけでも華やかな雰囲気に。

【漆器】

作・土田和茂15,000円。
作・土田和茂15,000円。

漆の木から採れる樹液を木地に幾重にも塗り重ねて仕上げる器の一種。漆器は軽くて熱が伝わりにくく、料理が冷めにくいのが特徴。

【稜花】

作・畑中圭介10,000円。
作・畑中圭介10,000円。

器のまわりに切り込みを入れるのは輪花と同じだが、花弁の先端を尖らせたものは稜花と呼ばれる。モダンでエッジーな雰囲気。

【急須】

作・桑原哲夫8,000円。
作・桑原哲夫8,000円。

1.口

注ぎ口が浅めで広いと洗いやすいという利点が。細口は湯切れがよく、太口はたっぷり注ぐことができる。

2.胴

ふっくらと丸みを帯びた胴は柔らかな雰囲気。飯碗の口縁の下から高台の上の腰までの部分も胴と呼ぶ。

3.手

伝統的な横手型やもともとはほうじ茶などを淹れるときに使われていた上手型など急須のタイプもさまざま。

知ることで器の世界がもっと身近に楽しく。

〈うつわshizen〉で扱うマグカップ。家で過ごす時間が増えた今、手に取りやすいものからお気に入りを見つけるのも楽しい。/奥の背の高いマグカップから時計回りに、作・増田勉3,000円、作・松尾直樹2,500円、作・及川静香3,000円、作・平野日奈子2,800円、作・片瀬和宏7,000円、作・平野日奈子2,800円。中央は作・桑原哲夫3,000円。
〈うつわshizen〉で扱うマグカップ。家で過ごす時間が増えた今、手に取りやすいものからお気に入りを見つけるのも楽しい。/奥の背の高いマグカップから時計回りに、作・増田勉3,000円、作・松尾直樹2,500円、作・及川静香3,000円、作・平野日奈子2,800円、作・片瀬和宏7,000円、作・平野日奈子2,800円。中央は作・桑原哲夫3,000円。

お気に入りの器は、暮らしを豊かに彩ってくれるもの。選ぶ際に知っておきたいポイントを〈うつわshizen〉の刀根弥生さんに聞いた。「器の専門用語というと難しく聞こえるかもしれませんが、器は洋服と同じように感覚や好みで選ぶもの。アクセサリーを買う気持ちで小さな豆皿を集めてみるのもいいし、ベーシックなデニムを着回すように毎日使いたくなる色味やかたちの飯碗を選んでみるのもおすすめです」日本人にとって一番親しみやすく、食卓の登場回数も多い飯碗は、器の“ことはじめ”にもぴったり。「見込みや胴の文様や風合い、器を洗って伏せたときに手がかりとなる高台には作家の個性が出ます。まずは飯碗、そして汁椀、小鉢などを少しずつ集めるうちに自分の好みがわかってくることも。あの器にはどんな料理を盛りつけようかな、と考える時間も楽しいものです」と刀根さん。器の基本的な役割を踏まえながら直感で選び、使って愛着を深める。自分にぴったりの器を探してみよう。

〈うつわshizen(シゼン)〉

無題 (4)

千駄ヶ谷の路地裏に佇む器屋さん。店主の刀根弥生さんが選ぶ、毎日の暮らしに寄り添う器をそろえる。
■東京都渋谷区神宮前2-21-17
■03-3746-1334
■12:00~19:00 火休
※カード利用は3,000円以上。

(Hanako1194号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi text : Keiko Kodera)

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