心から仕事を楽しんでいる姿がとてもステキ。 フリーランス女子3人のライフスタイルに密着!自分らしいスタイルで生きていく秘訣とは。 LEARN 2020.04.17

フリーランスという働き方が身近にはなってきたものの、具体的にはどういった仕事や生活をしているのか、あまりイメージが湧かない方も少なくないのでは。そこで今回は、実際にフリーランスとして働く女子3人に話を聞きました。

1.直感を大切に!PR・美容コラムニスト福本敦子さん

PR・美容コラムニスト福本敦子さん

ハナコラボメンバーとして、Hanako.tokyoで連載をもつ福本敦子さん。「コスメキッチン」のPRを経て、2018年からはフリーランスとして独立。現在はオーガニックコスメやナチュラルフードなどのPRを担当しながら、雑誌やWEBで美容コラムを執筆し、精力的に活動しています。多くの女性たちから支持を得ている福本さんが、仕事で大切にしていることを伺うと、まっすぐこちらの目を見つめ「直感に従い、実感したこと以外は言わないこと」とキッパリ。「PRは商品の良さを伝えていく立場。ブランドに合わせすぎず、自分が感じたことを大切にしています」と福本さん。仕事への真摯な姿勢に憧れます。

定期的に旅行をすることも、福本さんのライフワークのひとつ。自身のインスタグラムでも、旅行の写真を公開している福本さん。2018年に行ったスリランカでのアーユルヴェーダ体験は、自分でアポイントを取り仕事につなげたそう。

「実は休みの時も、常に新しいアイデアを考えているところがあって。この前もブログで『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャラをアーユルヴェーダの考え方に当てはめて、体質別にケアを考えた記事を書いたら、結構反響がありました(笑)。自分が好きでやっていることを喜んでくれる人がいるんだ!って思うと、仕事の活力になります」インスタグラムでもコスメ選びに悩むファンの質問に答え、サービス精神旺盛な福本さん。「やっぱり人と話すことが好きだし、良いものの良さを伝えるのが大好きなんですよね」と、心から仕事を楽しんでいる姿がとてもステキです。

PR・美容コラムニスト福本敦子さん

「実は休みの時も、常に新しいアイデアを考えているところがあって。この前もブログで『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャラをアーユルヴェーダの考え方に当てはめて、体質別にケアを考えた記事を書いたら、結構反響がありました(笑)。自分が好きでやっていることを喜んでくれる人がいるんだ!って思うと、仕事の活力になります」インスタグラムでもコスメ選びに悩むファンの質問に答え、サービス精神旺盛な福本さん。「やっぱり人と話すことが好きだし、良いものの良さを伝えるのが大好きなんですよね」と、心から仕事を楽しんでいる姿がとてもステキです。

自分の中で決めたルールに従いながら、絶妙なバランス感覚を武器に仕事に取り組む福本さん。「今後も美容の仕事を続けていくうえで、“自分が楽しいことを、人も喜んでくれる”というのが加わるとベスト。余計な計算はしないで、自分が思う以上のことが起こればいいなと期待しています。あとは、美容と部屋ってすごく近しいものだと思っているので、おばあちゃんになってもきれいな装飾が施された、整った部屋で暮らしたいです」と、今後の目標を語ります。

お話ししているだけでパワーをたくさん与えてくれて、いつの間にか前向きな気持ちにさせてくれるステキな女性。これからも福本さんの美容論やライフスタイルから、目が離せません!

(text:Eri Ujita)

2.仕事と暮らしをバランスよく!Webディレクター・對馬杏衣さん

Webディレクター・對馬杏衣さん

雑誌Hanakoの公式サイト「Hanako.tokyo」やSNSなど、デジタル関連のディレクターとして、日々情報を発信している對馬杏衣さん。以前はソーシャルリクルーティング企業や、植物やDIY好きが集まって楽しむコミュニティアプリの会社で働いていたそう。その後独立し、フリーランスとして仕事をしています。

普段はHanako編集部に通い、働いているという對馬さん。人と接するよりも1人で考える時間が多いため、企画の考案などクリエイティブな作業に取り組む時は、「場所」にこだわっているといいます。

「企画やコンテンツの対象になる人たちが行きそうなエリアはどこか。カフェにいくとしたら今風のおしゃれなカフェなのか、それとも古民家のカフェなのか。例えば、丸の内のOLさんが対象だったら、オフィス街のスタバに行って、その人になりきって考えるようにしています。いつもの自分で考えようとするとスイッチが入りにくいけれど、対象者になりきって考えることで新しいアイデアも浮かぶし、集中して進めることができます」と、スイッチを入れるための工夫をしています。

Webディレクター・對馬杏衣さん

對馬さんがONの時のルーティーンは、様々なメディアチェック。とくに、プレスリリースが配信される昼食後の時間帯は様々なメディアを見て業界トレンドをチェックしているそう。Hanakoという流行に敏感な女性誌で働いているからこそ、常に最新情報をアップデートできるように心がけているといいます。

「フリーになって、モチベーションのコントロールに意識が向くようになりました。波があるのはしょうがない。大切なのは、自分のリズムに向き合うことだと思います。モチベーションが下がってきた時は無理に頑張らずに、旅行に行って息抜きをしたり、小説を読んだり、友達に会ったりして、本来の自分の世界に向き合うことで元気な自分が戻ってくることができます」

OFFの時は自分らしさを取り戻すために、PCを持ち歩くのをやめたりスマホのチェックを控えたりして、デジタルデバイスデトックスをしているそうです。

Webディレクター・對馬杏衣さん

「衣食住に関する仕事に幅広く取り組む中で、考えたことが形になってく企画づくりにやりがいを感じています。今後は自分の企画を通して、『これって本当にいいよね』と感性を共有できる人たちが集まる場を作りたい。人と人を繋げたり、地方やローカルのいいものを発信したり、会社や社会の課題を解決できるような企画やイベントづくりに取り組んでいきたいですね」という對馬さん。

暮らしの面でも自然との繋がりを考えるヴィーガン食の料理を勉強したり、リノベーションした部屋を使ってできることを模索したり、自分らしい暮らしと働き方のあり方を追求しています。

生き方や社会のあり方まで自分ごととして考えて、仕事にも暮らしにも活かしていく。そんな對馬さんのこれからの姿が、私たちが求めるライフスタイルの指標のひとつになっていくのかもしれません。

(text:Eri Ujita)

3.好きな仕事をバランス良く両立。モデル/デザイナー・サンドバーグ直美さん

モデル/デザイナー・サンドバーグ直美さん

雑誌や広告のモデルとして活躍する傍ら、プロダクトやグラフィックのデザイナーとしても働くサンドバーグ直美さん。二つの仕事を両立する働き方について話を聞いてみると、「モデル業とデザイン業のバランスは、仕事量が半々くらいになるようにしています。やると決めたら最後までやりきるのがモットーなので、どちらも常に全力で取り組んでいます」と熱い想いを語ってくれました。

現在は、フリーランスでデザインの仕事をしている直美さん。デザイナーと聞くと夜遅くまで働いているイメージがありますが……。「朝はだいたい7時半くらいに起きて、すぐに作業をスタート。ひと段落してからゆっくり朝ごはんを食べます。徹夜はしない!と決めているので、午前中からアクティブに活動するように心がけています」と話します。

仕事中のBGMにもこだわりが。「仕事中はノリノリの音楽を聴いていることが多いです。この“Naomi Hustle Mix”は、締切前や深夜など、どうしても気分を盛り上げたい時のためのプレイリスト。モデルの仕事をしている時も、好きな音楽をかけて気持ちを高めるようにしています」。

そんな直美さんがいま力を入れているのが、自身が手がける下着ブランド〈hazelle(ヘーゼル)〉。体と環境に優しいオーガニック素材にこだわった、ゴムやワイヤーを使わない、肌触りの良いウェアを発信するブランドです。

趣味の延長線上に仕事があるので、そこまでオンオフは意識していないという直美さん。「休みたい日はなるべく何もしないようにしています。インドア派なので、家にずっといることも。好みのインテリアや雑貨を集めるのにもハマっています」。

モデル/デザイナー・サンドバーグ直美さん

モデルとデザイン、どちらも手を抜くことなくしっかり両立している直美さん。今後の目標について尋ねてみると、「カルチャーやアートを軸に、海外と日本を繋げるような仕事をしたいです。フリーランスで“自由”だからこそ、いろんな場所でいろんな人に会って、もっといろんなことを考えていけたらなと思います」との答えが。

「それから、環境関係にも強く関心があります。サステイナブルなものづくりや、都会で暮らしつつリラックスする方法とか……。10年、20年先のことを見据えて、より良い選択をしていけたらいいですね」と話す直美さん。強さと優しさにあふれる彼女から、これからも目が離せません。

(text:Momoka Oba)

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