働く女性
2020.04.14

様々な企業で働く女子に聞きました。 “自分らしく”働く秘訣とは?人気企業で輝く女性3人が大切にしていること。

様々な企業で自分らしく働く女性に、仕事で心がけていることを聞きました。自分らしく働くために何が大切なのかが見えてきます。

ヒット商品を生むのは、自他の意見の融合バランス!〈UCC上島珈琲〉油谷奈津子さんの場合

油谷奈津子/「BEANS & ROASTERS」シリーズのブランディングを担当。当番の社員が社への来客や社員にとっておきのコーヒーを提供する「コーヒー店長」システムがあり、その一杯が息抜きに。
油谷奈津子/「BEANS & ROASTERS」シリーズのブランディングを担当。当番の社員が社への来客や社員にとっておきのコーヒーを提供する「コーヒー店長」システムがあり、その一杯が息抜きに。

今年で入社9年目となる油谷奈津子さん。今の会社を選んだのは、海外と関わりがある仕事ができるということが、大きな理由だったそう。
「学生時代は、バックパックで旅をするなど海外に行くことが好きで、気がつけば海外に携わる職場で働きたいと思っていました。特にコーヒーは、私たちの生活にはもちろん、どこの国にも文化として根付いているもの。そういう身近な存在というところにも惹かれました。入社して最初の2年は営業を、今は商品のブランディングを担当しています。商品のイメージの決定や、パッケージなどデザインの発注、プロモーションなどを手がける業務です」

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経験を通じて、仕事をするときに気をつけていることがある。それは、商品を作るときに、自分の感覚だけを頼りにして進めない、ということ。
「人それぞれに好きな感覚は違うし、実際、パッケージひとつを選ぶにしても、周りの人に聞くといろいろな意見が出てきます。だから、自分を含めた数人でジャッジをしたり、データや数字を大事にするなど、みんなが納得できるような決断を心がけています。商品への思いが強いと、つい、感覚で押し通したくなってしまうけど、ぐっと我慢。結果、いい反応が返ってくると〝よし!〞となりますね。以前、20〜30代の女性をターゲットにした商品を作ったときに、SNSに写真をあげてくださったり、〝このブランドが好き〞と書かれているのを見たときはうれしくなりました。反応をいただけるのは、仕事をしていて幸せなことです」

伝統芸能を裏方として支える。〈日本芸術文化振興会〉営業・塚田頌子さんの場合

塚田頌子/ 「ハナコラボ」のメンバーとして活動中。仕事の合間によく食べているのは、「ロカボクッキー」のココア味。「1日で1袋を食べきってしまうこともあるくらい、はまっています(笑)」
塚田頌子/ 「ハナコラボ」のメンバーとして活動中。仕事の合間によく食べているのは、「ロカボクッキー」のココア味。「1日で1袋を食べきってしまうこともあるくらい、はまっています(笑)」

1966年にオープンして以来、歌舞伎や能・狂言、文楽など、さまざまな日本の伝統芸能が上演されている国立劇場。塚田頌子さんは、そこで営業として活躍している。
「当劇場の歌舞伎では、20名以上でいらっしゃる場合には団体様扱いになるのですが、私は、団体様を対象に営業を行う部署にいます。団体様であれば通常よりも安く伝統芸能が楽しめることや、基本的な劇場の情報をわかりやすくお伝えして、検討していただきます。また、医師会や銀行などお客様向けのイベントを行う会社などの新規の顧客を獲得しに行くこともありますね」

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入社したきっかけは、ずばり、伝統芸能に興味があったから。実際、劇場に来た人と触れ合うことが、モチベーションにつながっているという。
働くときに大切にしているのは、同僚や取引先などの気持ちを和やかにすること。
「たとえば物を落とした人がいたら〝大丈夫?〞と聞いてみたり、本当に些細なことなのですが、自分から話しかけるようにしています。前の部署のときには、職場の空気を柔らかくするために、ちょっと変なデザインの服をあえて着て行ったり。心のなかで〝ほら、つっこんで!〞と思っていたりしました。周りの人から、どんなふうに思われていたのかは、わからないですけどね(笑)」

時代を読み、キャラクターのリバイバルに成功!〈サンリオ〉ライセンス営業・星野希さんの場合

星野希/休日は同じ職場の人と旅行やゴルフに行き、気分転換をしているそう。でも、「プライベートでも、キャラクターグッズを見つけると製造メーカーや値段が気になってしまいます。職業病ですね」。
星野希/休日は同じ職場の人と旅行やゴルフに行き、気分転換をしているそう。でも、「プライベートでも、キャラクターグッズを見つけると製造メーカーや値段が気になってしまいます。職業病ですね」。

「ハローキティ」をはじめとするキャラクターで女子の心をつかみ続けるサンリオに、新卒で入社した星野希さん。ライセンス事業本部に所属し、キャラクターを使った商品を他社に作ってもらうための営業をしている。
「まさに、現在、担当しているライセンス事業という職種を希望して入りました。学生時代にハリウッド映画のプロモーションを手伝ったことをきっかけに、プロモーションや強いコンテンツの販売に興味を持ったんです。そこからさらに調べていくうち、キャラクタービジネスにもライセンス事業があるということを知って、今の会社を選びました」

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営業として意識的にやっているのが、メールをできるだけ早く返信すること。「一番大切なことは、取引先をはじめとする相手を不安にさせないことだと思っているので、来たらすぐに返します。すぐに返信ができないときは、“後で返します”と一言、連絡を入れる。信用してもらえる営業になるためには不可欠ですね。でも、社内で一緒に仕事をしている人にも同じことをしています」

「これまでは〝このキャラクターをご存じですか?〞というところから営業が始まっていましたが、今後は誰もが当たり前のように知っているキャラクターを担当します。新しい要素を加えたり、今のニーズに合った売り場やデザインを提案するなど、ゼロベースからのスタートとは違う売り込みをする必要があるのですが、とても楽しみです。これからもいろいろなターニングポイントがあると思いますが、自分のカンを信じ、やりたいことを選んでいきたいです」

(Hanako1159号掲載/photo : Mariko Tosa text : Aya Shigenobu)

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