納豆インフルエンサー・「なっとう娘」が教えます。 納豆大好きガールが食べ比べ!全国各地のおいしい「ひきわり納豆」13選 LEARN 2019.10.05

ひきわり納豆は粒の納豆に比べてスーパーで見るのも少ないですが、実は細かく割ってあって食べやすく、納豆巻や納豆スパゲティー、離乳食など料理に合わせやすくアレンジも無限大です。納豆が苦手という方もひきわりから始めてみると食べやすいかもしれません。今回は納豆インフルエンサーのなっとう娘・鈴木真由子さんがオススメする「ひきわり納豆」13選をご紹介します!

INDEX

1.縁の下の力持ち。「スマイルライフ 国産ひきわり納豆」/〈あづま食品株式会社〉

購入価格:109円(40g×3P)
購入価格:109円(40g×3P)

タレを入れて混ぜる前のストレート納豆の香りを楽しむ。うん、これまた独特なこもったようなホックリとした強い香り。匂いフェチの私としてはたまりませんな。(ムング豆で納豆作ったときのちょっと独特な香りに似ていた)タレを加え、かき混ぜた後も独特の香りがキープされている。口にひとすくい含むと、少し鼻の奥にこもったようなが芳香な香りが広がる。ひきわりの小さな粒たちによる「我ここに在り」と言わんばかりの存在感ある歯ごたえ&粒感も満足感をぐっと上げてくれる。改めて納豆の粒は、ひきわり派ということに揺るぎない確信を持てた納豆だった。

2.納豆菌の香りに誘われて。「ひきわり」/〈株式会社菅谷食品〉

購入価格 : 108円 (40g×1P)
購入価格 : 108円 (40g×1P)

口に含むと、ひきわり納豆ならではの、芳香な香りが口中に広がったのち、嗅覚という嗅覚を刺激しながら、鼻を抜けていく。この感じが私はたまらなく大好きだ。この香りだけでご飯は軽く一杯いける。ひきわり納豆派のそこのあなたにも、食べていただきたい一品である。

3.ひきわりは正義。「プロ仕様ひきわり納豆」/〈株式会社朝一番〉

購入価格: 89円 (50g×3P)
購入価格: 89円 (50g×3P)

やっぱりひきわりは美味しい。自分でも理解不能なのだが、なぜかバター醤油のポップコーンの味を味覚がキャッチしている。笑 歯で納豆をスリスタ潰すように噛んで行くと、ひきわり納豆独特の方向な香りが、鼻から抜けていこうと渋滞しているのを感じる。この香りを富士山の空気や、平成の空気のように缶詰か何かに詰めて、すぐ嗅げるようにしてみたい。きっと本当にその空気で白米がいける気がしている。

4..ひきたてフレッシュ。「ひきたてがおいしい ひきわり」/〈株式会社 せんだい〉

購入価格:118円(45g ×3P)
購入価格:118円(45g ×3P)

パッケージに書かれた「ひきたてがおいしい」の文字。黄緑色で、ひきたてフレッシュな感じが演出され、「果たして今まで私が食べてきたひきわりは、どれほどのタイムラグがあって、納豆になっていたのだろうか。」と思わず考えてしまう、問題提起型の新しい角度からのアプローチメッセージである。ひとくち食べてみると、ひきわり納豆にしてはかなり香りは抑え目で、あっさりさっぱりとした味わい。いつも私が食べているひきわりが深い味わいだとすると、浅い、サクッと食べられるような軽さがある。そこまで匂いの強くないひきわりが食べたいのだ。と思っている方にお勧めのひきわり納豆である。

5.納豆の味はキツめが好き。「伝統の風味 青森納豆 ひきわり」/〈有限会社 かくた武田〉

購入価格: 97円(40g×1P)
購入価格: 97円(40g×1P)

見るからにわかる、味わい深い納豆。付属のタレはないため、そのままで食すことにした。タレのない納豆を見ると、なんだか豆と納豆菌で勝負している潔さと、職人気質なかっこよさを感じるので、テンションが上がる。かき混ぜていくと、少し粘り気は出るものの、さほど強くはなく、さらっとしている印象だ。自然と香ってくる納豆の旨味に胃液を踊らせながら、口へと運んでいく。口の中に入った途端、広がる旨味と納豆の濃厚な香り。その濃厚さと言ったら、世界最深のマリアナ海溝に筆頭するレベルではなかろうか。鼻から抜けていく豊かな旨味、香りは「幸福」そのもの。
ひきわり納豆好きのあなた、納豆の香りは強いのに限るわよねと言ってくださる皆さんに、ぜひ一度お試しいただきたい商品。

6.雪のようななめらかな泡立ち。「ひきわり一番」/〈あづま食品 株式会社〉

購入価格:95円(45g ×3P)
購入価格:95円(45g ×3P)

こちらは長野で旅行に行った際、購入した納豆。なかなか関東で見かけない納豆だったので購入。メレンゲかのように白くふわふわとした粘り気を目で楽しみながらも、箸で丸くまとめて口へと誘う。ふわふわとした粘り気にだしの香りがギュッと凝縮されており、豆を噛み進めていくほど納豆の香りが鼻からふわっと抜けていくのがたまらない。これだからひきわり納豆推しはやめられないんだよなあと、にやけながらに思っていた。優しいタレの味わいの中に、しっかりと芯のある納豆の香りを楽しめる一品。

7.咥えれば夢心地。「ひきわり納豆 手巻き寿司用300g」/〈かじのや〉

購入価格:頂き物のため価格不明
購入価格:頂き物のため価格不明

この絞り袋型は、もう幸せそのものである。眺めているだけでにやけてくるし、私にとっては、もうどうしようもなく愛おしい存在なのだ。そもそもひきわり納豆が好きであるのだが、そこへ更に追い討ちをかけるように口の中へと大量に詰め込むことのできるこの作り。私得でしかない商品なのである。(本来は納豆巻きを作るためのもの)醤油を注ぐ。少しその注いだ部分を揉み込みまた口に咥える。ひきわり特有の鼻を抜ける香り高さと、醤油の香ばしさが口の中でマリアージュを起こし、どんな時も自分の期待を上回ってくれる本当に素晴らしい納豆なのだ。

8.サクッと買えるご褒美に。「ローソンセレクト まろやかな味わい ひきわり納豆」/〈マダフーズ 株式会社〉

購入価格:78円(40g×3P)
購入価格:78円(40g×3P)

今日はよく頑張った…そんな日のご褒美に手軽に手に入れることのできるコンビニの納豆。開封すると、ひきわりのしては控えめな納豆の香りをふわっと香らせる。箸を握りながら私はこう思う。ひきわりの粘りが強いところも好きだ。私の納豆魂がそう叫んでいるのを感じながら淡々と混ぜ進めていく。ひきわりにしては大分納豆の香りが控えめになっており、納豆臭すぎないというところが特徴と言えるだろう。コンビニで手軽に手に入れられる、ひきわり納豆。頑張った日のご褒美に、心と体に嬉しいこちらの逸品を選択肢に入れてみては?

9.思い切りかき混ぜて旨味を楽しむ。「ひきわり」/〈保谷納豆〉

購入価格:80円(40g×1P)
購入価格:80円(40g×1P)

やはりひきわりは最高である。少し細か目のひきわりで、タレもしっかりとひきわり独特の香り、旨味をきちんと引き出す役割を果たしてくれている。また、紙カップであると言うことも嬉しいポイントの1つである。なぜならば、ひきわりのようなよく粘りを出したほうがおいしいと感じられる納豆は紙カップの方が箸で穴が空きにくいからだ。思う存分かき混ぜ、粘り気のコンディションを完全にピークに持ってきた状態で口にかき込むのが最もおいしい食べ方だと私は思っている。ぜひ一度お試しあれ。

10.やさしいひきわり。「一粒のめぐみ 国産ひき割り納豆」/〈やぐちフーズ〉

購入価格: 200円(80×1P)
購入価格: 200円(80×1P)

商品にタレは付いていないので、そのまま頂く。これも一口頬張ると、バランスの取れた納豆の味わいが、口いっぱいに広がりその旨味だけでどんどん箸が進む納豆である。ひきわり独特のガツンと感が強すぎず、匂いの強すぎるひきわりが苦手でも旨味を味わいたい方には、是非食べていただきたい一品。

11.ひきわり納豆の種類を増やしたい。「北海道100 国産ひきわり」/〈登喜和食品〉

購入価格:168円(30g×2P)
購入価格:168円(30g×2P)

とても久しぶりにひきわり納豆を食した。香ばしい香り、小さな粒に詰め込まれている旨味、一つ一つの要素が私を深い幸福感へと誘う。日々納豆を食べていて、小粒や大粒を食べることが多く、納豆の総量と比べるとひきわり納豆はどうしても、種類が少なくなってしまいがちなのが現状。もっと多くのひきわり納豆を楽しむ人生を歩みたい所存。

11.鼻孔を抜ける納豆オーケストラ。「自然の味 国産ひきわり」/〈こだわりの味協同組合〉

購入価格:163円(45g×2P)
購入価格:163円(45g×2P)

粒が柔らかく、噛まずにも食べられるほど。口に入れても保たれる、密度の高い粘り気と鼻腔を抜けていく納豆の旨味がエンドルフィンとなり、私の脳内を幸福感という波が襲う。納豆の味もしっかりとしていて満足感の高いひきわり納豆。

12.絶品タレが奏でる幸福のハーモニー。「ひきわり」/〈ひげた食品〉

購入価格: 184円(40g×2P)
購入価格: 184円(40g×2P)

私の大好きな〈ひげた食品〉さんのひきわり納豆。胸の高鳴りが抑えられていないのが自分でも分かるほどだ。「〈ひげた食品〉さんのタレがどタイプ」ということがこの日わかった。ひきわり納豆全般愛しているのだが、ひげた食品さんのタレが抜群にひきわり納豆とも合うのだ。タレの引き出す納豆の旨味・香りにひたすら可能性を感じる極上の一品。とにかく一口食べていただきたい。

13.香り控えめやさしいひきわり。「ひきわり納豆」/〈大力納豆〉

販売価格:158円(42g×2P)
販売価格:158円(42g×2P)

小粒納豆が美味しい〈大力納豆〉さん。どんな納豆なのかワクワクしながらの開封。いただいた感想としては、かなりひきわり納豆の中では香りが控えめなタイプの納豆だった。ホックリとした豆の甘さが特徴的。個人的にはひきわりの、ガツンとした香りが好きなので気持ち香り強めでもいいが、少し香り控えめなひきわり納豆が食べたいという方にはおすすめの一品。

(text&photo:Mayuko Suzuki)

納豆をこよなく愛する「なっとう娘」がお届けする納豆通信。

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納豆をこよなく愛する「なっとう娘」が毎日食す納豆を、そのビジュアル、香り、テイストの3つポイントで採点(あくまで個人の感想です!)し、1週間分の記録をお届けする納豆通信。身近な存在だけど実は奥が深い納豆の世界へ、あなたも誘われちゃうかも!?ぜひご覧くださいませ!
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