北海道ならではの大自然を満喫できる宿4軒!高級旅館から一棟貸しのバケーションハウスまで。
2019.08.24

まるで森の中!源泉100%掛け流し露天風呂も。 北海道ならではの大自然を満喫できる宿4軒!高級旅館から一棟貸しのバケーションハウスまで。

夏の避暑地としても人気の北海道。旅行で泊まりたいのは、やっぱり大自然を体感できるホテル。高級旅館から一棟貸しのバケーションハウスまで、北海道の自然を満喫できるおすすめホテル・宿4軒をご紹介します。
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編集部 / Hanako編集部

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1.〈坐忘林〉/ニセコ

ウィンタースポーツを愛する世界の人が集うニセコは、冬になると夏とは別世界だという。道で交わされる言葉は英語がほとんどだが、7月になれば避暑地というもう一つの顔を見せる。

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2階にあるロビーラウンジにはさびた鉄を使用して作られた大きな暖炉が設置されている。読書するもよし、ゆったり過ごすもよし。

2015年オープンした宿、白樺の林の中に立つ〈坐忘林〉も夏は自然と対峙できる理想の季節。オーナーが見つけたニセコのシンボル、羊蹄山を望む敷地面積4万平米のうちホテル棟の客室は15室のみ。

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自然を切り取るような窓に向かってくつろげるリビングルーム。
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各部屋は80平米以上というゆったりとしたスペース。ウッドと鉄を調和させたインテリアで静けさを演出。
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レストラン。

森の中にいることを気づかせるのが、お部屋、ロビー、廊下、レストランの大きく縁取られた窓だ。羊蹄山や白樺、夕暮れ、霧、時間の経過と共に自然の移り変わりが絵画のように目に入る。

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石をくりぬいた硯すずりのようなお風呂はバルコニーに設けられている。部屋にももう一つ風呂がある。共に源泉100%掛け流し。

バルコニーに作られた露天風呂ではすっぽりと林の中でお湯に浸かっている気分に。源泉掛け流し100%だ。

昼間は青々とした木々と、夜は星空と。時間ごとに窓の外を眺める楽しみが変わる。

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大根を白樺に見立てたしんじょうのお椀。オーナーが見つけた漆の器でいただく。
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前菜は森に入って収穫した山菜を中心に。
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朝食は野菜の小皿、牛乳豆腐、焼き魚。日本一といわれる地元のお米を羊蹄山の湧き水で炊き上げる。新緑を眺めながら。

専門のスタッフが森に入り収穫した食材を使った料理が、オーナーが集めた骨董や器に盛られる。自然に委ねられる、そんな宿だ。

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お抹茶を楽しめるスペースもあり、日本文化も意識している。

〈坐忘林〉
札幌駅から車で2時間、電車で1時間45分ほど。倶知安駅から車で10分ほどのアクセス。
■北海道虻田郡倶知安町花園76-4 
■0136-23-0003
■全15室1泊2食付き72,000円~。
zaborin.com/reservations

(Hanako特別編集『心なごむ、日本の宿へ。』掲載/photo:Tetsuo Kashiwada)

2.〈MEMU EARTH HOTEL〉/大樹町

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どこまでも続く絶景、快適な気候。夏の北海道は魅力的だ。訪れたのは、朝ドラ『なつぞら』の舞台として注目を集めている酪農天国・十勝。都会の喧騒を忘れ、大地の恵みを全身で感じたい!

飛行機と車を乗り継ぐ。清々しい風と牧草地特有の香りを感じながら辿り着く、大樹町・芽武という場所に〈MEMU EARTH HOTEL〉はある。地名のメムは、アイヌ語で〝泉の湧き出るところ〞という意味。もともとは、数々の名馬を輩出したサラブレッドのトレーニング場であり、日本を代表する建築家である隈研吾氏や伊東豊雄氏がその後に建てた実験住宅や、国際大学建築コンペの作品が並ぶ敷地として姿を変えてきた。

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ホテルの顔ともいえる白い客室、「Même(メーム)」は、建築家・隈研吾氏がアイヌの伝統民家チセをモチーフに設計したもの。外側を覆う膜材は二重構造になっており、太陽光を室内に通し、隙間に熱を循環させることで、冬でも暖かさを保てるのだとか。

それらの建築を客室として活用する計画が立ち上がり、2018年秋、スタイリッシュな建築と美しい自然を堪能できるホテルとして開業。

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ベッドは2つ、畳部分に布団を敷けば最大4名で宿泊可能。
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北海道産のカレンデュラを使ったシャンプーや馬毛の歯ブラシなど、アメニティも充実。
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ホテルのレセプション、レストラン、グッズのショップが入るのは「STUDIO MEMU(スタジオ メム)」。もともと牧草の保管倉庫だった場所を、伊東豊雄氏がリノベーションした空間だという。北海道の作家によるアート作品や、ここでしか買えないホテルのオリジナル寝具、木彫りのクマなどはぜひチェックしたい。
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隠れ家をテーマに建てられた「HORIZON HOUSE(ホライゾンハウス)」は、木のぬくもりを存分に感じられる空間。360度自然を見渡せるよう窓が設置され、積雪に合わせて高床というサステナブルなデザイン。建築材には地域から産出される木材を利用。
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ベッドに寝ると天窓から空が見える設計にも心を掴まれる。
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取材時は今回ご紹介した2棟の客室のみが宿泊可能だったが、7月から新たに3棟の宿泊スペースがオープン!屋外に泊まる、馬と一緒に泊まるなど、さらにユニークな体験が待っているはず。詳細は公式HPにて。

宿泊以外にも、十勝の風土を全身で感じられるアクティビティや食を楽しめる。ホテルを取り囲むのは牧場や畑。もちろん周辺にはコンビニも飲食店もなければ、街灯の明かりすらない。スマホを見ることも忘れ、気づいたら十勝の時間に身を任せているはずだ。

〈MEMU EARTH HOTEL〉/大樹町
「地球に泊まり、風土から学ぶ」をコンセプトに、2018年秋オープン。東京・羽田空港から出発するなら、とかち帯広空港までおよそ1時間半。そこから〈MEMUEARTH HOTEL〉までは、車で50分ほど。その他、立ち寄りスポットは点在しているため、移動は車を利用するのがベスト。
■北海道広尾郡大樹町芽武158-1
■01558-7-7777
■IN 14:00/OUT 11:00 
■〈Même&HORIZON HOUSE〉1泊1名54,000円~、〈INVERTED HOUSE〉1泊1名43,200円~(共に朝夕食あり)

(Hanako1174号掲載/photo : Takao Iwasawa model : Yu Kaino text : Satoko Muroga)

3.〈MAOIQ〉/長沼

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玄関から2階につながる大きな窓は西向き。静かにサンセットを眺めたい。

長沼町と由仁町の境に広がる馬追丘陵は、近年定住人口が増えており、別荘地としても人気の高い土地。そこに、一棟貸しのバケーションハウスが誕生した。

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室内はどこも天井が高く、開放感たっぷり。

オーナーの武隈洋輔さんも、この地の美しさに惹かれて移住した一人。より多くの人に馬追の大自然を体感してもらい、周辺の魅力的なスポットをゆっくり巡ってほしいという思いから、かつて自宅として使っていた建物を利用して、くつろぎの宿泊空間を作り上げた。

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リビングの窓から見えるのは、牧場の敷地。キツネが出ることも! 
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寝室は、2部屋4ベッド。
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〈マークス&ウェブ〉のバスソルトや基礎化粧品など、アメニティが充実。
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地元の食材を集めた朝食セット。
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キッチンがあるので、自炊可能。

夕食はオプションで近隣の飲食店からのケータリングを頼めるが、キッチンで地元の新鮮食材を使って料理するのもこの場所ならではの楽しみ方。新鮮な野菜を手に入れたいなら、近隣の〈山田農園〉(長沼町東10線南6 0123-
88-0379)や〈坪井ファーム〉(長沼町東3線北11 0123-76-9212)など、農家の直売所を利用するのがおすすめだ。

雄大な自然を感じられる一軒で、気の置けない仲間と、ゆったりとした時間に身を委ねよう。

〈MAOIQ〉
コンセプトは“日常の、圏外へ”。周辺は大自然そのものだけど、室内はセンスのいいアンティークの家具や最新デザイン家電がそろい、快適に過ごすことができる。
■北海道夕張郡長沼町加賀団体
■0123-76-9226
■最大定員4名 
■宿泊費は1名29,160円、2名19,440円、3名以上16,200円(各大人1名料金。税込。朝食セット付き) 
■禁煙(テラスのみ喫煙可) 
maoiq.jp

(Hanako1137号掲載/photo : Megumi Seki styling : Akiko Kizu model : Ririan Ono text : Yasuko Mamiya)

4.〈しかりべつ湖コタン〉/北海道

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JR帯広駅からバスでおよそ1時間20分の場所に現れる、期間限定の幻の村、コタン。

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氷上露天風呂や足湯、宿泊できるアイスロッジ、アイスバーなどがある。

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無数の星がきらめく夜空を湖上で見上げる最高の体験を!2019年1月26日〜3月21日の期間限定。入場無料だが、アイスロッジ宿泊体験パックは1泊12,220円(2食付)〜で別途入湯税150円。

〈しかりべつ湖コタン〉
■北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地(然別湖)
■0156-69-8181

(Hanako1168号掲載/text :Seiko Takahashi)

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