昭和の空気感たっぷり!浪漫あふれるクラシックホテル3軒
2019.02.11

レトロな風景に、思わず身を置きたくなる。 昭和の空気感たっぷり!浪漫あふれるクラシックホテル3軒

時代が移り変わった今も、その円熟のホスピタリティを守り続けるクラシックホテル。どこも使いながら建物を維持しているわけだから、柱のキズひとつもいい味をしています。今回は、古き良きデザインがおすすめのクラシックホテルをご紹介します。

編集部 / Hanako編集部

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1.大らかな昭和クラシック美があふれる海の上のホテル。〈ホテルニューアカオ〉/熱海

景勝地“錦ヶ浦”の海上にせり出す大胆設計。17階のロビーで宿泊客を迎える趣向も、全室オーシャンビューが自慢のホテルならでは。

誰もが楽しめる「海辺のリゾート」を町をあげて構築した熱海で、そんな昭和ならではの豊かなリゾートを体現する〈ホテルニューアカオ〉が、今フレッシュに眼に映る。

シンプルで居心地のよい客室。西棟は熱海の夜景を臨み、東棟は朝日が拝めるオーシャンビュー。

全客室オーシャンビュー!を可能にした海に張り出す異色の設計。

エントランス脇のガーデンロビー。

エントランスを最上階に設け、ガラス張りのロビーで広大な海に迎えられるアクセスもドラマチックだ。

時を経てあめ色に輝く大シャンデリア。

館内には威風堂々大シャンデリアが居並ぶロビー、扇型の鉢状の巨大ダイニング、花柄や波模様のレトロデザインに心惹かれる各所の絨毯、亀の甲羅型タイルetc...。

ディナーショーを観ながら和洋折衷コースを供す〈メインダイニング錦〉。デザインのテーマはローマ宮殿だそう。
何げない細部がいい味を出す。

ゴージャスなのに親しみやすく庶民的。相反するスタイルを見事に統合する空間づくりはまさに和製リゾートの醍醐味だ。

昭和の熱海の雰囲気を再現した〈アカオ横丁〉の射的場。

夕飯のディナーショー、射的場と飲屋が軒を並べる〈アカオ横丁〉、大浴場と露天風呂、温水プールに毎夜開催する餅つき大会と、遊び場とイベントは目白押し。

敷地内の源泉から引く天然温泉の大浴場。

今こそ懐深き日本の温泉リゾートで羽を伸ばしたい。

〈ホテルニューアカオ〉/熱海
東京駅から新幹線ひかりで熱海駅まで約40分。ホテルまで無料送迎バスあり。4月には新大浴場棟〈スパリウムニシキ〉がオープン。
■静岡県熱海市熱海1993-250
■0557-82-5151
■全250室 1泊2食付き
■1人15,800円〜

(Hanako TRIP『1泊2日からの元気をもらう、週末旅。』掲載/photo:Tetsuya Ito text:Chiyo Sagae)

2.太正浪漫の風が今も吹く鎌倉最古のホテル。〈ホテルニューカマクラ〉/鎌倉

鎌倉駅ホームからも目を引く黄色の外観。上げ下げ窓は大正期の特徴的な洋風建築を物語っている。

1924年築。当時の映画俳優・山形勲の母が建てた鎌倉最初のホテル〈山縣ホテル〉がルーツ。設計も施工者も不明だが、戦前から残っているホテル建築は貴重で、2004年には鎌倉市景観重要建築物に指定されている。

館内の廊下でよく目にするアーチの数々。この柔らかな曲線が館内の優雅さを醸し出している。

館内には大正期の洋館建築の特徴であるアール・デコの意匠が随所に。「窓枠回りや天井、木製の上げ下げ窓や寄木の床など細部に当時の面影が残っていて、改修を繰り返しながらも大切に時間を積み重ねているとわかります」(村田さん)。

本館には13もの部屋があり、それぞれの部屋が違った意匠に。写真の部屋は「さくら」。和室もあり。

〈ホテルニューカマクラ〉
■神奈川県鎌倉市御成町13-2
■0467-22-2230
■1泊1人4,200円~(素泊まり)。

(Hanako1158号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Kimiko Yamada)

3.楽しい行楽気分を演出するハトヤ建築の現役遺産〈ハトヤホテル〉/東伊豆

「目型」の窓が並ぶ渡り廊下。オレンジ色が基調のストライプの絨毯を床から垂直に立ち上げたところに技あり。
渡り廊下の外観を望む天井の高いロビー空間。
上階を支える構造柱が、彫刻のように映えるバイキング空間。

20世紀に描かれた近未来を思わせる渡り廊下、フューチャリズムを彷彿させる大宴会場、大胆な建築構造、ロゴや鳩モチーフの秀逸なグラフィック。全てがオリジナルにメンテナンスを施し守られるのは、創業以来一つのファミリーが受け継ぐホテルだからだろうか。

ブルーのカーテンで覆われた大宴会場の壁照明。

幾何学模様のデザインが美しい天井照明。

〈ハトヤホテル〉
■静岡県伊東市岡1391
■0557-37-4126
■2名1室利用(1泊2食付き)13,000円〜。
■全162室

(Hanako TRIP『ほっとする。きれいになる。心なごむ、日本の宿へ。』掲載/photo:Yasuhide Azuma text:Kimiko Yamada)

編集部

クラシック再発見!の宿

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