活躍中の女性業界人に聞く。人生を変えた本とは?【エッセイ・小説・レシピ】
2019.12.01

ほとんどが2種類以内の食材で作れる、話題のレシピ本も。 活躍中の女性業界人に聞く。人生を変えた本とは?【エッセイ・小説・レシピ】

たった1行が、ときには人生を変えてしまう。あの人が影響を受けた本と、生活にどう生かしているかを拝見。

編集部 / Hanako編集部

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『貧乏サヴァラン』インテリアスタイリスト・大谷優依さん「ワガママでいるなら彼女くらい筋を通したい」

著・森 茉莉(ちくま文庫/540円)

作者は森鷗外の娘で小説家の森茉莉。江戸っ子にしてパリジェンヌ、貧乏しながらも本物の贅沢を知っていた彼女のユーモア溢れる食エッセイ。

「便利なものを便利な方がいい場所で使うのはいいけれど、情緒の世界にまで持ってくると人間は乾燥してしまう、という考えに共感。例えばプラスチックではなくガラスや陶器の器を使いたいし、森さんのように好きなものに筋を通したいです」

インテリアスタイリスト・大谷優依/雑誌のエディトリアルデザイナーを経て独立。ライフスタイル雑誌やカタログ等で活躍中。

『君たちはどう生きるか』ヘアメイク・松田未来さん「誠実であることの尊さを感じられるバイブル」

著・吉野源三郎(マガジンハウス/1,300円)

漫画版もベストセラーになった教養小説。“いかに生くべきか”を子供にもわかりやすい平易な言葉で描き、読み継がれている名著。

「端から見たら小さな事件でも、ごまかして生きるか、ちゃんと向き合うか。大事件は起きなくても、考えさせられることがたくさん出てきます。主人公コペルくんの素直さ、まじめさにハッとさせられ、仕事でも背筋が伸びる気がします」

ヘアメイク・松田未来/美容師として働いていた大阪から2016年に上京。以後雑誌など大人ガーリーな世界観で一躍人気に。

『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』イラストレーター・よしいちひろさん「何でもないケの日を大事にする気持ちを教わった」

著・土井善晴(講談社+α文庫/780円)

青菜やほうれん草など、素材から始まるおかず作りの本。名のないシンプルな料理こそ、一番おいしく飽きないことを教えてくれるロングセラー。

「ほとんどが2種類以内の食材なのにそのどれもが本当においしい。“名もないおかずこそ一番おいしい”という土井善晴先生の言葉は、名もない毎日を肯定してくれるようにも感じられて、ケの日一日一日を大切に過ごそうと思わせてくれます」

イラストレーター・よしいちひろ/ガーリーでみずみずしい作風のイラストが人気。インテリアやファッションなどライフスタイルにも注目が集まる。

(Hanako1178号掲載/text : Miho Arima)

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