Hanako w/ Seibu 〜22人のお店と、その暮らし。〜 “豊かな暮らし”を日々実感できる場所。器と雑貨のセレクトショップ〈copse〉店主が魅了された都会田舎、石神井へ。 LEARN 2019.08.30

大泉学園駅より徒歩10分、石神井公園にほど近い、住宅街の商店街にひっそりと佇む〈copse(コプス)〉。さまざまな表情の国内作家の器や、着心地のいい洋服、毎日のごはんやおやつが待ち遠しくなる調味料や焼き菓子など、暮らしに添えたくなる衣食住のアイテムがひしめきます。そもそもは、「暮らす」目的で石神井に引っ越してきた店主の小森知佳さん。お店を開いた理由には、住んで実感したこの街の魅力があふれていました。

住んでみて魅了された、都会なのに田舎のような自然を身近に感じられる環境。

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20年ほど前から石神井に暮らしながら、中央線沿線に引っ越したいと考えていた小森知佳さん。石神井に長年暮らすことや、ましてやお店を持つなんて当初は考えてもいなかったそう。「公園の近くに住みたいと思っていて、でも希望するエリアになかなか予算が合う物件が見つからず。偶然、石神井公園の近くの物件に出合って、なかば『ま、いっか』という気持ちで石神井に根をおろすことになりました」

妥協にも近い気持ちで続けることになった石神井暮らし。ところが、新居に引っ越し、今まで知らなかった魅力に気づかされます。

「それまでは石神井公園駅の環八寄りに住んでいたのですが、同じエリアでも公園付近のことはよく知らなかったんです。ボート池の周囲だけが石神井公園だと思っていましたし。実際に住んでみたら、三宝寺池が気持ちのいい森に囲まれていたり、近所に農家がたくさんあって、即売所で採れたての野菜が売られていたりして、都会なのに田舎のような自然を身近に感じながら暮らせる理想的な場所だと思いました」

料理を引き立ててくれる、雰囲気のある器が店内のそこかしこに。センスのいいレイアウトも素敵な暮らしのヒントになります。
料理を引き立ててくれる、雰囲気のある器が店内のそこかしこに。センスのいいレイアウトも素敵な暮らしのヒントになります。

そうして石神井を気に入っていくと同時に、「こんなに環境がいいのに何かが足りない」と感じ始めた小森さん。

「素敵な店がたくさんある街なら、店を始めようなんて思わなかったはず。すでに街として満たされていますから。石神井が素晴らしい公園だけでなく、ほかにも立ち寄れるところがあればもっと楽しみが増えるのになって。それで、地元を少しでも魅力ある場所にしたい、石神井の魅力をたくさんの方に知ってもらいたいと店を始めました」

■続きは「Hanako w/ Seibu」をチェック。

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