2017年7月8日(土)~9日(日)に行くべき、観るべきイベントは?
2017.07.08

イベントライター道玄坂まりこがセレクト!「おこぼれイベントメニュー」 第1回 2017年7月8日(土)~9日(日)に行くべき、観るべきイベントは?

人生のさまざまな坂を上って下って転げ落ちて。それでもたくましく生きていきたいみなさんのために、あたくし、道玄坂まりこが、いま行っておきたいアツいイベントを独断と偏見で紹介する連載。今回は、行けば元気をもらえそうなエネルギッシュなイベントに注目です!
道玄坂 まりこ
道玄坂 まりこ / フリーライター

「雑誌Hanakoでイベント情報ページを担当。おもしろそうなことには積極的に首、足、手、その他なんでも突っ込んでいきたいアラサーライター。」

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躍動感みなぎる東南アジアアート!

記念すべき第1回目に紹介するのは、国立新美術館と森美術館の2館同時開催で開催中の「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」。一度みたら忘れられない、リー・ウェンのアート作品《奇妙な果実》を筆頭にパワフルでエネルギッシュな東南アジアのアート190点を紹介する企画展よ。

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■リー・ウェン《奇妙な果実》2003年 Cプリント42×59.4cm

ちなみにこのリー・ウェンのアートからあなたは何を思い浮かべる?「提灯たくさんついてるな」「結構筋肉質だからこの足は男の人かな」かしら? リー・ウェンは自身を黄色の絵の具で覆うパフォーマンス《Yellow Man》シリーズで有名なシンガポールのアーティストで、自らを「黄色人種」として誇張することで「人種とはなにか?」を痛烈に問いかけているの。多民族、多言語、多宗教が共存している東南アジアでは、政治的、経済的な発展を急速に遂げる一方で、その影にひそむ悲しい現実もある。86組のアーティストのフィルターを通じて、東南アジアに生きる人々の思いとその多様性をグッと近くに感じられるはずよ。

そんでもってここで注目したいのが52Fのセンターアトリウムにどど〜んと浮遊している体長8mの巨大な象。これは日本でもファンが多いタイ出身の映画監督、アピチャッポン・ウィーラセタクンとチャイ・シリが本展のために製作したモニュメントなの。映像だけじゃなくオブジェでもその存在感をしっかりと示すアピチャッポン先輩、さすが〜!

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■アピチャッホン・ウィーラセタクン+チャイ・シリ《サンシャワー》のためのドローイング 2017年 Coutesy:Kick the Machine Filmes

「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」
7月5日〜10月23日。
〈国立新美術館〉東京都港区六本木7-22-2。10:00〜18:00。火曜休。
〈森美術館〉東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ53F。10:00〜22:00。会期中無休。TEL 03-5777-8600。2館共通券一般1,800円。

進化し続けるアラーキー!

そして、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「荒木経惟 写経老人A」。1960年代から第一線で活躍し続けるアラーキーは今年でなんと77歳。その勢いはとどまることを知らず、今年は個展がひっきりなしに続くの。中でも最新作1000点で構成するという今展はその圧倒的なスケールで現在進行形のアラーキーを目撃することになるわよ。7月25日からスタートする東京都写真美術館の「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971—2017—」の相互割引もあるらしいからハシゴするのもおすすめ!

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■photo:野村佐紀子

〈東京オペラシティ アートギャラリー〉
■東京都新宿区西新宿3-20-2
■03-5777-8600
■7月8日〜9月3日
■11:00〜19:00(金土〜20:00)月曜、8月6日休
■一般1,200円

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