黄色いマロンペーストの元祖モンブランも。 老舗洋菓子店のおいしいモンブラン3選!カフェより喫茶店派のあなたに。
1.〈モンブラン〉/自由が丘
初代店主の迫田千万億氏が1930年代にフランスで見た、モンブラン山を模したケーキを再現。戦後日本人にすっかりおなじみのケーキになった。「今はメレンゲのものが多いですが、私が親しみを感じるのはこのカステラ生地のタイプ。昔ながらの手法が生きています」(菓子研究家・福田里香)。栗は愛媛県産の甘露煮。ショートケーキ620円やシュークリーム350円(各税込)なども。
(Hanako特別編集『喫茶店に恋して。』掲載/photo : Masahiro Tamura styling : Terumi Shida edit & text : Hiroko Yabuki cooperation : UTUWA)
2.〈MATTERHORN〉/学芸大学
1952年創業の老舗洋菓子店。併設された工場で作られた出来たてのモンブランは400円。
店内には包装紙でおなじみの鈴木信太郎画伯の絵画が飾られており、シーズンごとに展示を変えているそう。
〈MATTERHORN〉
■東京都目黒区鷹番3-5-1 ショップ
■03-3716-3311
■9:00~19:30、喫茶室 10:00~18:30(18:00LO)火休
■45席/禁煙
(Hanakoシティガイド『気になる、自由が丘。』掲載/photo : Mina Soma, Junsuke Obi text : Satoko Kanai)
3.〈東京洋菓子倶楽部〉/人形町
渦を巻くように絞るのが一般的だが、約30年前に開発されたここの「モンブラン」はひと味違う。ロールケーキの上にクリームを山型に絞り、薄く伸ばしたマロンペーストをかぶせて完成。コク深く、なめらかな食感。
〈東京洋菓子倶楽部〉
■東京都中央区日本橋浜町1-1-12
■03-3865-4649
■10:00~19:00(土日祝~18:00) 第1・3日休
(Hanako1142号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)