休日朝ごはんはゆっくり過ごしたい。 見た目もかわいい!早起きして足を運びたいおしゃれモーニング3選 FOOD 2019.02.10

焼きたてパンにガレット、スーププレートまで。今回は休日の朝に食べたい、ちょっと贅沢なモーニングをご紹介します。おいしい朝ごはんで幸せな休日を過ごしましょう。

1.バゲットの代名詞とも言うべき名店〈ヴィロン 渋谷店〉/渋谷

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朝9時の〈ヴィロン〉ほど悦楽に満ちた場所はない。バゲットに、クロワッサン、パン・オ・ショコラ。ヴィエノワにショソン・オ・ポムさえも。大きなバスケット山盛りになったパンから、好きなものを選ぶ。トレイの上の6種類のコンフィチュールはジャムの王様と呼ばれる「フランシス・ミオ」。のみならず、ベルギーのチョコスプレッドとパリ〈レザベイユ〉のはちみつ。これらは塗り放題なのだから、ヴィロンのパンへの冒涜だとそしられようが、たくさんつけすぎずにいられない。

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この店のパンがフランス的な理由。小麦粉はフランスの最高級品レトロドール、水は高硬度のコントレックスをブレンド、オーブンはボンガード、ミキサーも分割機もフランス製。このブラッスリーに座って、天井に反射した赤い光を浴びながらプティ・デジュネを食せば、自分がいるのが渋谷なのか、ジョルジュ・サンクなのか、見失ってしまう。

(Hanako特別編集FOOD東京名作パン屋さん30掲載/photo:Youichiro Kikuchi, Akiko Mizuno)

2.しらすとチーズの塩気が抜群のガレット。〈鎌倉 長谷 珈琲&ガレット〉/鎌倉

ガレットモーニング1,200円
ガレットモーニング1,200円

長谷寺を行き来する観光客を見おろす、長谷通り沿いの2階に2017年オープン。エアロプレスなど、抽出方法を選べる自家焙煎のコーヒーと合わせて、粗挽きの北海道産の蕎麦粉を使ったガレットを朝から味わえる。専用のクレープパンで1枚ずつ生地を焼き、具材にひと工夫。名産のしらすと好相性の大葉を合わせ、ゴーダなど4種のチーズを一緒に包みこんである。鎌倉野菜サラダもたっぷり。

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(Hanako1135号掲載/photo:Kayoko Aoki text:Yumiko Ikeda)

3.江ノ電の線路脇にたたずむ一軒家カフェ〈Cafe Luonto〉/鎌倉

本日のスーププレート900円。スープは、旬の野菜を使用。写真は、新玉ねぎと人参のスープ。
本日のスーププレート900円。スープは、旬の野菜を使用。写真は、新玉ねぎと人参のスープ。

元は学校だった物件を北欧風のカフェ空間に改装。店名は、フィンランド語で「自然」という意味。自家製のスイーツや野菜ぎっしりのスープは、ほっとするやさしい味わい。コーヒー大国ノルウェーの名店〈FUGLEN〉のコーヒーや、NYのオーガニックティーブランド〈BELLOCQ〉の紅茶などのドリンクも。行き交う電車を眺めつつ、のんびり過ごして。ペットOKのテラス(4席)も。

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〈Cafe Luonto〉
■神奈川県鎌倉市長谷2-11-21
■0467-53-8417
■10:00~18:00頃(季節により変動あり) 火休(月水不定休)
■22席/禁煙

(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo:Kanako Nakamura, Shin-ichi Yokoyama, Yoko Tajiri, Yumi Saito, Michi Murakami, Misa Nakagaki, Yoichi Nagano, Kayoko Aoki, Kaoru Yamada, Mariko Tosa, Shinji Serizawa(ROOSTER), Yusei Fukuyama text:Mutsumi Hidaka, Riko Saito, Hiroko Yabuki, Mao Adama, Yumiko Ikeda, Yoko Fujimori, Emi Tomoi, Mick Nomura(photopic))

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