グルメな街・東京で食べるなら! 元祖のお店はどんな味?一度は食べたい、東京発祥グルメおすすめ3選 FOOD 2019.02.05

モンブラン、あんぱん、ジャムパン、ピザトースト…今では全国で食べられるグルメですが、実は東京が発祥の地!今回は、東京発祥グルメを生み出した代表店をご紹介します。観光で東京にくる友達、家族を誘ってみるのもおすすめ。

1.モンブラン〈モンブラン〉/自由が丘

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ヨーロッパ最高峰、モンブランの山に心奪われた創業者が、現地の栗のデザートを日本人向けにアレンジ。黄色いマロンクリームの岩肌にメレンゲの綿雪を望む“モンブラン”を発明したのが80余年前のこと。

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和菓子用のおだまきで絞るマロンクリームは空気を含んでふんわり。ミルキーな生クリームにカスタード、マロンクリーム、バタークリームの4種のクリームと柔らかな生地が優しく溶け、愛媛産栗の香りに包まれる。622円

〈モンブラン〉
■目黒区自由が丘1-29-3
■10:00~19:00/無休
■約100席/禁煙

(Hanako1120号掲載:photo:Nagahide Takano text:chico)

2.あんぱん・ジャムパン〈銀座木村屋〉/銀座

創業者の木村安兵衛は、パンの発酵に酒種を使うことを発明。あまり膨らまない酵母であるため、試行錯誤の結果生まれたのが、饅頭のようにあんこを詰めるあんパンだった。「桜」のあんぱんを明治天皇に献上したことが、広く受け入れられるきっかけに。

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「酒種あんぱん(桜)」
明治8年、天皇への献上時に八重桜の塩漬けで飾った。小ぶりで可憐。162円(税込)

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「ジャムパン」
戦中の兵糧・ビスケットサンドがヒント。酒種のパンで杏ジャムを包んだ。195円(税込)

(Hanako1128号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Kahoko Nishimura)

3.ピザトースト〈珈琲館 紅鹿舎〉/日比谷

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1957年に創業し、歴史を感じさせる外観が印象的なこちらの老舗喫茶店は宝塚劇場にも近く、タカラジェンヌやファンが観劇前や後にテンションを高くして訪れることで有名だ。ぎっしり書き込まれたメニューの中でも人気なのはカフェタカラヅカというコーヒー。繊細なグラスの底にブルーキュラソーや香りづけの砂糖、カラースプレー、バラの生クリームが入れられており、店員さんがそこにコーヒーを注ぐとホイップクリームがクルクルと回り出す。

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美しく儚いカフェのお供には、この〈紅鹿舎〉のもう一つの名物、元祖ピザトーストを注文したい。たっぷりチーズがのっているので、パンの食感も残すため厚めにスライスされたトーストも、あまりのおいしさにペロリと完食してしまう。カフェタカラヅカ800円。元祖ピザトースト950円(ドリンクセットは1,350円(各税込)

(Hanako1153号掲載:photo : Ayumi Yamamoto text : Masako Serizawa)

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