京みやげの新定番 地元の味を体験!上質な「豆腐」を味わえる【京都】老舗豆腐専門店6選 FOOD 2018.12.13

身近な食材として親しんでいるお豆腐も、京都で評判のお店はひと味違うHanako『京都検定。』「Q. 地元の味が体験できる京みやげは?」より名店の豆腐6選をお届け!歴史が詰まった逸品を、京都の百貨店や駅ビルで買えるものも含めご紹介!

1.清らかな水と歴史が育てたご馳走。〈大徳寺京豆腐 小川〉/大徳寺

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「おいしい豆腐にまず欠かせないのは、良質の水」と〈大徳寺京豆腐小川〉のご主人。山々に囲まれた京都は、古来、豊富に湧く地下水が豆腐づくりを支えてきた。舌の肥えたお客さんが全国から集まる街だけに、料亭や湯豆腐店御用達のお店も多数。大豆も産地から吟味され、高いクオリティを保っている。どんなに評判を呼んでも、昔ながらの工房を守り、手を広げすぎない。そんなあり方もまた、京都らしい。

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名刹・大徳寺の門前で約130年のれんを掲げる。注文ごとに冷たい井戸水の中から豆腐をすくい、パックしてくれるのがうれしい。大豆はクセのない品種と風味の濃い品種を合わせて使うことでバランスのとれた上品な味わいに。まずはぜひ冷奴で。「白豆腐」200円(税込)

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飽きのこないピュアな風味。

〈大徳寺京豆腐 小川〉
■京都府京都市北区紫野上門前町55
■7:30~18:00(日祝休)

2.北野天満宮の門前町で愛されて120年。〈とようけ屋 山本〉/北野天満宮

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固さや食感が微妙に異なるプレーンなもの数種から柚子や青じそを加えた変わり豆腐まで、幅広くリーズナブルに提供する。にがり100%を使い、ほどよい濃厚さに仕上げた「手造りにがり絹ごし豆腐」210円。〈JR京都伊勢丹〉〈大丸京都店〉などでも販売あり。

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北野天満宮の門前町で愛されて120年。

〈とようけ屋 山本〉
■京都府京都市上京区七本松通一条上ル 滝ヶ鼻町 429-5
■ 6:00 ~ 18:00( 無休)

3.ふんわりやさしい、老舗自慢の寄せ豆腐。〈賀茂とうふ近喜木屋町店〉/木屋町

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1834年創業の老舗。北海道や宮城など、国内各地の大豆を細やかに使い分け、10種以上の多彩な豆腐を作っている。甘みのある大豆品種をブレンドしてやわらかに仕上げた「おぼろ豆腐」380円(税込)は西木屋町の店舗や、〈髙島屋京都店〉でも販売あり。

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とろけるような食感。

〈賀茂とうふ近喜木屋町店〉
■京都府京都市下京区木屋町通松原上ル三丁目天王町142
■9:00~18:00水休(無休)

4.素材も製法もプレミアムな、花街の名作。〈千代豆腐〉/宮川町

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花街・宮川町にある店舗は昔懐かしい佇まい。豆腐は滋賀県産の上質な大豆と地下水を使用し、手間を惜しまぬ製法で作られる。味つけは何もいらないほどの濃厚さながら、後味はすっきりと品のいいのが魅力だ。「とうふ」220円(税込)。生ゆばや豆乳も絶品。

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まったりとクリーミー。

〈千代豆腐〉
■京都府京都市東山区新宮川町松原下ル西御門町464-2
■10:00~18:00(日休)

5.文豪たちも愛した、みずみずしい京豆腐。〈嵯峨豆腐森嘉〉/嵯峨嵐山

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創業は江戸・安政年間。すまし粉を使用して固めた名物「嵯峨豆腐」410円は、やわらかな中にもコシがあり、さっぱりとした口当たり。1パック800g(2丁)と大きめなので、湯豆腐でたっぷり楽しむのもおすすめ。〈大丸京都店〉などでも販売あり。

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きめ細やかでなめらか。

〈嵯峨豆腐森嘉〉
■京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42
■8:00~18:00(水休、火は不定休あり)

6.独特の割れ目が、美味しさを演出。〈入山豆腐店〉/府庁前

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昔ながらのおくどさんで国産大豆を炊いて作る「白豆腐」260円(税込)は、ざっくりとした風合いで弾力感があり、隙間にだしの味を含みやすいのが特徴。大豆のコクが口一杯に広がる。消し炭で焼き上げる冬季限定の焼き豆腐(10月頃~)も楽しみ。〈大丸京都店〉でも販売あり。

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弾むような歯ざわり。

〈入山豆腐店〉
■京都府京都市上京区東魚屋町347
■9:30~18:00

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