冬はあんこでまったり。 日本茶、コーヒーと一緒に食べたい!【都内】あんこスイーツが楽しめるおすすめカフェ。 FOOD 2018.12.08

冬になると日本茶やコーヒーといった温かい飲み物が飲みたくなります。温かい飲み物にはあんこがぴったり!コーヒーにあんこは意外と思うかもしれませんが実は合うんです!今回はHanako編集部がおすすめするあんこスイーツが食べられるお店3軒をご紹介します!

1.日本茶のスピリットに合う普遍的なデザイン〈すすむ屋茶店 東京自由が丘〉/自由が丘

ぜんざい(750円)には「本日のお茶」付き。
ぜんざい(750円)には「本日のお茶」付き。

鹿児島の老舗お茶問屋の4代目・新原光太郎さんはカフェを始める際、デザインに注目した。調理用具やカトラリーには、「シンプルで飽きのこないデザインが、お茶の普遍性に通ずる」と柳プロダクトをセレクト。
餡をすくう道具に柳宗理の「アイスクリームスプーン」を選んだ。

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お茶を淹れるやかんや餡を温める片手鍋、レードルなどを集めている。湯呑みや茶筒、急須などの茶具は、職人と共作したオリジナル。

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コンパクトな店内には、無駄のない柳デザインが似合う。

2.焙煎の専門家がていねいに淹れる〈GLAUBELL COFFEE〉/下北沢

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さまざまなカフェを担当するコーヒー焙煎士・狩野知代さんが週に2日だけ開く店。
エチオピアやメキシコ、街の名前をつけた代田ブレンドなど、豆は深煎り~中深煎りが幅広くそろう。「ご縁のある方が買い付けていたり、農園の風景が目に浮かぶことがセレクトの基準」(狩野さん)。温度に注意しながら、ていねいにハンドドリップされた一杯は、深みがありながらも爽やかな後味。

〈ベーカリーミウラ〉の食パンを使ったあんトースト400円。小豆の優しい甘みがコーヒーに合う。
〈ベーカリーミウラ〉の食パンを使ったあんトースト400円。小豆の優しい甘みがコーヒーに合う。

豆選びに迷ったら狩野さんに相談を。コーヒーにまつわるおしゃべりも楽しい!

(Hanako1151号掲載/photo : Kenta Aminaka Megumi Uchiyama text : Aya Shigenobu)

3.老舗甘味処のあんこを活かす、ストレートな抹茶の渋み。〈紀の善〉/神楽坂

〈紀の善〉の「抹茶ババロア」

創業以来守り続ける自慢のつぶ餡に合うスイーツを、と27年前に生み出したババロア。外国からもこれを目当てに来るとか。宇治抹茶を点て、鮮やかな翡翠色を保つために冷暗所での管理を徹底するなど手間を惜しまない。甘さを控えたババロアは、丹波大納言の上品な餡と高脂肪生クリームが引き立てあう逸品だ。

2階には座敷席も。
2階には座敷席も。

(Hanako1126号掲載:photo:Kenya Abe text:Kahoko Nishimura)

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