食のプロが教えてくれた! ちょっとしたお礼に喜ばれる!1000円前後で買える、おすすめ和洋スイーツ5選 FOOD 2018.11.10

ちょっとしたお礼の気持ちを伝えたい…そんな時におすすめの、1000円前後で買えるスイーツとは?食のプロが教えてくれた、和洋スイーツ5選をご紹介します。

1.“街のお菓子屋”に詳しい!高由貴子さんおすすめ 〈kono.mi〉の「サラザン」

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「サラザン」650円(税込)
「サラザン」650円(税込)

香ばしくローストした黒大豆と蕎麦の実を、黒糖でキャラメリゼ。カリッと心地よい歯ごたえ、ふくよかな甘みとほろ苦さのバランスも魅力的だ。「あとを引くおいしさ。オイルを使わない豆菓子だから罪悪感なく楽しんでもらえます。ほかのプラリネには小さなバッグ型パッケージ、プチサックもあり、ギフトにぴったり。

〈kono.mi〉
昭和21年創業の豆菓子舗が手がけるプラリネ専門店。発送可。
■中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1F
■03-6262-3731
■10:00~21:00 不定休(コレド室町に準ずる)

2.女子力上がるスイーツを。前田紀至子さんおすすめ 〈菓匠菊家〉の「黒落花」

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「黒落花」1袋500円
「黒落花」1袋500円

昭和10年創業、茶人の信頼も厚い老舗で前田さんが見つけたのは、黒糖の砂糖衣をまとった落花生。「決して派手なビジュアルではないけれど、ひと粒ひと粒口に運ぶたび、黒糖や落花生ってこんなにおいしかったの!? と驚かずにいられません。老若男女を問わず、どんな趣味嗜好の方でも喜んでいただけます」。

〈菓匠菊家〉
千利休ゆかりの干菓子、利休ふやきは接待の手みやげにも。発送可。
■港区南青山5-13-2
■03-3400-3856
■9:30~17:00(土~15:00)売り切れ次第閉店 日祝休

3.ご当地スイーツもお任せ!嶋啓祐さんおすすめ 〈おかだ菓子舗〉の「モンモオ」

「モンモオ」10個入り1,385円
「モンモオ」10個入り1,385円

「何を隠そう私の故郷の定番みやげ。1日1,000個、盆暮れ正月には5,000個は売れるほどの人気です」。地元で45年以上愛され続ける白餡の焼き菓子は、皮にも餡にもバターたっぷりで「皮はしっとりふにゃり、餡はきめ細かでねっとり。最終的に優しく懐かしい余韻が残ります。仕事の合間のおやつにぴったり」。

〈おかだ菓子舗〉
モンモオと並ぶ定番のレモンケーキも人気上昇中。取り
寄せ可だが、防腐剤や保存料は一切不使用のため要冷蔵。
■北海道滝川市空知町2-5-27
■0125-24-6711
■9:00~18:30 木休

4.世界各国のおやつ案内人!メレンダ千春さん 〈キョウダイマーケット〉の「アルファホール」

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「アルファホール」2個入り235円(税込)
「アルファホール」2個入り235円(税込)

バターたっぷりのクッキーでコンデンスミルクを煮詰めたクリームを挟んだお菓子は、南米各国では超ポピュラー。「南米食材のグロサリーのレジ横で売っていてカジュアル&プチプライス。同じお店で手に入るペルーの国民的ジュース、紫色のチチャモラーダと一緒に渡せば、休憩時のおしゃべりも盛り上がります」。

〈キョウダイマーケット〉
ペルー、ブラジルを中心にお菓子類も充実。発送可。
■品川区東五反田1-13-12 いちご五反田ビル6F
■03-3280-1035
■9:00(土日10:00)~18:00 祝、年末年始休

5.食べた和菓子は10,000種以上!畑主税さんおすすめ〈緑寿庵清水〉の「金平糖詰め合わせ」

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「金平糖詰め合わせ」小袋2種詰め合わせ(苺の金平糖、巨峰の金平糖)1,280円
「金平糖詰め合わせ」小袋2種詰め合わせ(苺の金平糖、巨峰の金平糖)1,280円

弘化4(1847)年創業の金平糖の専門店。素材を加えた金平糖は、職人の努力の末に生まれた逸品。レシピがない一子相伝の技で、1 種類16日以上丹精込めて育てた小さな星のような金平糖は約60種類もある。「口にした瞬間、香りや味を感じた時の笑顔が思い浮かびます」。

〈緑寿庵清水〉
取り寄せ可(詰め合わせのみ。繊細な品ゆえ小袋単品は
取り寄せ不可)。
■京都府京都市左京区吉田泉殿町38-2
■075-771-0755
■10:00~17:00 水、第4 火休(祝は営業)

今回紹介してくれたのは…

高由貴子さん/スタイリスト、エディターを経て、好きが高じてスタートしたブログが評判に。著書に『あんころりんのおやつめぐり 東京いとしの和菓子』。

前田紀至子/雑誌『nicola』や『JJ』のモデルを経て、美容や食を中心に活躍するライター。新しいものへのアンテナは人一倍敏感でインスタやブログも人気。

嶋啓祐/All Aboutのフレンチガイドにして、フードビジネスデザイナー。日本各地の農村漁村を訪ねて、上質な食材や生産者の掘り起こしに奔走中。

メレンダ千春さん/ライター。海外でまず訪ねるのはスーパーのお菓子売り場。ナショナルジオグラフィックから『TOKYO 世界の絶品スイーツめぐり』が発売中。

畑主税/髙島屋全店の和菓子を担当する敏腕バイヤー。1,000店以上の和菓子屋を訪ねたブログが注目の的。新宿店勤務時代に手がけた洋菓子にも詳しい。

(Hanako1122号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Mutsumi Hidaka illustration:Yurikov Kawahiro)

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