京都ならではの光景でまったり。 のんびり京都さんぽ。景色を眺めてホッと一息、京都で愛される川沿いカフェ FOOD 2018.10.07

街中を流れる高瀬川は、1611年頃につくられた運河。この川沿いが木屋町通、一本東が花街・先斗町とあって、飲食店が軒を連ねる。京都人に愛される和菓子屋さんがあったり、五条通付近では川縁まで下りることもできたり、お昼間のさんぽを楽しんでみよう!

1.高瀬川のせせらぎを感じながら、畳でくつろぐとっておきの特等席。〈喫茶上る〉

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高瀬川を眺めながら畳でくつろげる、京都らしい町家カフェ。1階の窓は古い建具にガラスをはめ込み、雰囲気も見晴らしも良くなるように。桜のシーズンは2階からの眺めがおすすめ。ブレンドはオーガニックの豆で自家焙煎し、季節に合わせて飲み心地良く。

「珈琲」500円、「ミニどら焼き」150円(各税込)
「珈琲」500円、「ミニどら焼き」150円(各税込)

お酒のメニューも。早めにオープンする日はHPで。

(Hanako1131号掲載:photo:Yoshiko Watanabe text:Aki Miyashita)

2.クラシックな校舎で気軽に一杯、日常の中の、うれしい贅沢。〈TRAVELING COFFEE〉

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高瀬川沿いにたたずむ、元・立誠小学校の職員室にあるカフェ。音楽室や理科室から机やイスを運び込み、懐かしい雰囲気はそのままに。一杯ずつハンドドリップする珈琲と共に、ここだけの時間を楽しみたい。店主の牧野さんは京都のコーヒー通、ぜひ気軽に会話も。

「珈琲」300円(税込)
「珈琲」300円(税込)

〈さらさ焼菓子工房〉の焼菓子も。

(Hanako1131号掲載:photo:Yoshiko Watanabe text:Aki Miyashita)

3.忘れられないやさしい口溶け、誠実な思いが伝わる、わらび餅。〈月餅家 直正〉

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文化元(1804)年、茶の湯や謡を愛する初代が茶会で持ち帰りできるようにと、炭を上下に入れた通称“オーブン窯”でつくった焼菓子「月餅」がはじまり。こしあんを包んだわらび餅も長年愛される名物。ふるふるとやわらかく、口溶けと甘味のトリコに。

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わらび餅はお昼までに売り切れることも。ぜひお早めに。「わらび餅」3 個入り650円(税込)~。季節のお菓子もあり選ぶのが楽しい。

(Hanako1131号掲載:photo:Yoshiko Watanabe text:Aki Miyashita)

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