自然派ワインや夜遅営業のお店も。 アットホームな雰囲気とカウンター席が魅力。都内で見つけたおすすめワインバル・ビストロ3軒 FOOD 2018.09.15

ワイン好きさんに是非オススメしたい東京都内のワインバル、ビストロを3軒ご紹介します。豊富なワインの品揃えや美味しいメニューが嬉しいのはさることながら、店主とのコミニュケーションが気軽に楽しめるカウンターがあるのはお店の大きな魅力のひとつ。ひとり飲みも気兼ねなくできちゃいます。

1.赤ワイン派にオススメ!店主がつくる料理も必食の美味しさ。〈L’EPIQUE〉/神保町

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保町を拠点とするボルドーワインのインポーターが経営するが故にボルドーに強く、店のワインはすべてボルドー。そのなかでもエリアを細分化してワインを紹介。50種類以上をそろえ、そのうちの40種類はグラスでも楽しめる。

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フランス人店主のセドリックさんはボルドーでのシェフ経験もあり、家直伝の味を伝えてくれる。日本語ペラペラで喋りも面白いし、今夜の飲みのお相手を待つのにも退屈しないで過ごせる、カウンターだけのアットホームなワインバー。小規模生産者のボルドーワインが充実。

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豊かな果実味の「シャトー・フラン・マグニュス2012」のグラス800円、フランスの伝統菓子カヌレを塩味にアレンジした「カヌレ・サレ」500円は是非いただきたいメニュー。

(HAnako1121号P64掲載/photo:Shinichiro Fujita text:Asuka Ochi,Toyofumi Mskino)

2.旬の野菜や魚介から仕上げたひと皿と自然派ワインで乾杯。〈PINZO〉/蔵前

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「東京のブルックリン!?」とも称され、今新しいお店も数々誕生中の蔵前エリア。そんな街の“蔵前イタリアン”の冠がつく〈PINZO〉。「カウンターのある店がやりたかった」という長澤拓也シェフ。女性ひとりでカウンターに座っても安心して帰れるよう、交番と駅が近い場所を選んだ。長野の農園から届く野菜や輪島直送の魚介を使い、シンプルに素材の味わいを引き出したひと皿から、パッパルデッレにピチ、オレキエッテ……食で名高いトスカーナ地方で修業したシェフの手打ちパスタまでしっかり堪能したい。

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自然派ワインが中心のボトル2,800円~。10種ほどの「農園野菜のサラダ」1,200円、繊細に薫る「フレッシュポルチーニのタリアテッレ」2,100円がおすすめ。

季節ごとの産地直送の食材は、黒板メニューでチェック。オープンキッチン前のカウンター席ほか、テーブル4 卓。

(hanako1121号P67掲載/photo:Kanako Nakamura(HASHIGO1), Shin-ichi Yokoyama(HASHIGO2, 3)

3.フランスの郷土料理をカジュアルに、時間を忘れてわいわいやっても大丈夫!〈神田ワイン食堂パパン〉/神保町

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流れる軽快なジプシー・ミュージックとボーダー姿のスタッフがお決まり。〆のつまみにもいいアリゴやカスレ。グラスで4杯取り(普通は5 杯)とお得なワインは、濃厚な赤を選んで明日を忘れたい。

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この界隈では珍しく夜遅くまで営業していて重宝。330種類以上のワインが並ぶ壁一面の陳列棚は圧巻。

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「シャトー・ローラン・ラ・ギャルド 2011」はグラスで1,050円。マッシュポテトとチーズをフォンデュ風にして食べる「アリゴ」630円。「カスレ」1,830円もご賞味あれ。

(HAnako1121号P64掲載/photo:Shinichiro Fujita text:Asuka Ochi,Toyofumi Mskino)

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