沖縄のカフェで楽しむ非日常感! 海を眺めながら?カフェ天国・沖縄で見つけたオススメのカフェはここ! FOOD 2018.08.04

沖縄での楽しみの一つにカフェ巡りがある。近くに海や豊かな緑があるという立地を生かした個性的なカフェが点在している。今回、その中でも超個性的な、究極の「海カフェ」と「甘味カフェ」をご紹介します。

1.海を目の前に、バインミーを持って深呼吸!〈cafe NY〉/読谷村

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自宅の外壁に店舗部分を付け足した〈cafe NY〉。道路を挟んで目の前は浅瀬の海が広がる。バスは1時間に1本の割合で停車。読谷村の、のどかな空気に包まれる。。オーナーの津波加奈子さんの自宅の外壁に小さなキッチンとベンチを継ぎ足してカフェを作った。

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目の前は古びたバス停で薄いブルーの海が広がるというロケーションを借景にしている。砂浜は白くグラデーションが幾重にもあって、思わず声をあげたくなる。

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食品関係の仕事をしていたオーナーの津波加奈子さんは東京出身。海を望むベンチシート。爽やかな風がふわっと入ってくる。「沖縄ではめずらしいとバインミーのみのカフェをオープンしました。沖縄の気候はベトナムと似てますし」と津波さん。なかなか観光客は来ないというが、防波堤に座って海を独り占めしながら、具材がもりもりのバインミーをほおばる、なんて考えただけでも最高!

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お肉もどっさり、野菜もいっぱいのバインミー。有名パン屋さんが多い読谷村。パンは近所の人気の店に作ってもらっている。お客の8割は近くに住む外国人だ。「自家製ハムとクリームチーズ」のバインミー。ほかに「ピリカラチキン」、日替わりがある。全3種で各600円。赤しそソーダ400円(各税込)

〈cafe NY〉
■沖縄県中頭郡読谷村字長浜135-3
■電話番号なし
■11:30~15:00(売り切れ次第終了)/日~水休
■約4席/禁煙

2.同級生コンビが沖縄でお持たせ文化を発信。〈羊羊 YOYO AN FACTORY〉/北中城村

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外国人住宅のカフェの代表格〈プラウマンズランチベーカリー〉のオーナー屋部龍馬さんが、この4月にオープンした〈羊羊 YOYO AN FACTORY〉。今度は彼は古い倉庫をリノベして和菓子店を開いた。

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「一緒にお店を出した武山忠司さんはデザイナー。おじいさんが岐阜で和菓子屋さんを営んでいたことがきっかけです。沖縄にはどら焼きや大福などの生菓子を出す店が少ないし、日本独特のお持たせの文化を沖縄にも伝えようと始めました」と屋部さん。同級生コンビは未(ひつじ)年なので「羊羊」だとか。倉庫だった建物をリノベしたインテリアは屋部さん。

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お菓子は現在、豆大福180円とどら焼き150円の2種。和菓子の命、あんは6時間かけて仕込むそうだ。どら焼きは三温糖ときび糖、大福はグラニュー糖ときび糖で。沖縄の漆工房〈木漆工とけし〉の器にのせて。

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シンプルなテイクアウトのボックスも作った。化粧箱(別料金)の用意もあるが、「のしはいらない人が多い。沖縄独特のゆるさですよね」と屋部さんは笑う。

〈羊羊 YOYO AN FACTORY〉
■沖縄県中頭郡北中城村喜舎場366
■098-979-5661
■9:00~17:00/日休
■10席/禁煙

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