台北で和定食がブーム!? 【台湾・台北】器×和定食が楽しめる人気食堂〈小器食堂 中山店〉がおすすめ! FOOD 2018.07.12

ライフスタイルにしっくりきたことから、台湾・台北で器ブームが起こり、さらに食堂スタイルも浸透!日本の器×和定食が楽しめる、台湾・台北の人気食堂をご紹介します。

素敵な器と本格的な和定食が大人気。

台北では「定食」はおしゃれなものだそうだ。それは器のお店〈小器〉が開いた小さな食堂の影響が大きい。

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シェフの白坂志雄人さん。〈小器〉は日本に造詣が深い女性、江明玉さんが、台北・中山の小さな町工場が広がる一角に開いたお店だ。

お隣の〈小器〉では日本の器を販売。
お隣の〈小器〉では日本の器を販売。

台北では朝は豆乳、昼は麺などの小吃(スナック)、夜は夜市ごはんとおいしいものであふれている。単身者の住まいにキッチンがないなんてザラにある話だ。そんなライフスタイルの中で、日本の家庭のように「たとえ外で買ってきた麺も器に盛ってみると豊かな気分になる」という提案をしてみたところ、若い世代を中心に大いに受け入れられて台北に器ブームが起こった。そして、「器のある食卓」をさらにアピールするために開いたのが〈小器食堂〉。

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食堂で使っている器。
食堂で使っている器。

料理は日本の定食と同じスタイルにしたら、またたくまに評判となった。人気メニューは「竜田揚げ定食」。

人気の「竜田揚げ定食」340元(約1,240円)
人気の「竜田揚げ定食」340元(約1,240円)

3種のおばんざいがつく。ほかに「特製焼鮭定食」320元(約1,170円)、「特製ハンバーグ定食」340元(約1,240円)もある。毎日手作りするおばんざいとおかず、宜蘭のお米をふっくら炊いて、今日もお客様を待っている。

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食堂前の公園は都会の中の和み空間。すがすがしい景観だ。

〈小器食堂 中山店〉/赤峰街

台北市の華山にも食堂がある。この秋にも大型店をオープン予定だ。
■台北市大同區赤峰街27號 
■886-2-2559-6851
■11:30~15:00、17:30~21:00 無休 
■26席/禁煙
(Hanako1156号掲載/photo : Youichi Nagano)

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