本格的な味わいもランチなら気軽に。 今日はちょっぴり贅沢しよう。割烹の味をランチで楽しめる東京の名店3軒 FOOD 2018.06.11

東京の割烹というと、少し敷居の高いイメージ…。けれどちょっと贅沢すれば、ランチで気軽に本格的な味わいを楽しめるお店もたくさんあるんです。特別な日に、大切な人と行くにはぴったり。割烹の味を楽しめる極上ランチをご紹介します。

1.牛丼の新しい形がここに〈数寄屋橋茶房〉/銀座

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料理の監修は、銀座の名割烹〈六雁〉で料理長を務める秋山能久さん。これからの日本料理、新・江戸前“東京スタイル”を、自身の店と同様にここからも発信する。おすすめなのは「牛丼の新しいかたち」1,500円。ランチタイムは季節のサラダと本日のスープが付く。

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〈 OBSCURA COFFEE ROASTERS〉のスペシャルティコーヒーを使用しているので、本格的なコーヒータイムを楽しむこともできる。

(Hanako1127号掲載:photo:Kayoko Aoki text:Yumiko Ikeda)

2.伝統の味を受け継ぐ、創業150余年の江戸前割烹。〈割烹とよだ〉/三越前

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1863年創業、日本橋を代表する日本料理店。築地で仕入れる旬の食材を用い、代々受け継がれてきた伝統の技と味付けで仕上げる。夜は接待に使われることが多く、昼もリーズナブル。お造りや煮物など8皿が供される華やかな「彩御膳」3,500円など、江戸の味を気軽に堪能できる。

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1階は板前の技を眺められるカウンター席、2階は全室個室。5代目の橋本亨さんは、ドイツの日本大使館の公邸料理番も務めた経歴を生かし、和食に合うワインも豊富に取りそろえる。

(Hanako1142号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)

3.天然の鯛の美味しさをまるまる味わえる!〈銀座 すが家〉/銀座

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こだわるのは生きたまま空輸される広島県産の天然鯛。まだピクピク動くほど新鮮な鯛のお刺身7〜8切れを、松の実や胡桃を加えた自家製胡麻ダレと煎茶と共に提供する。まずはお刺身で2、3切れ。その後八女茶を注いでいただく鯛茶漬けは懐石料理のように上品。小鉢や抹茶まですべてが行き届いている。ミニ懐石6品3,800円、昼懐石8品5,500円は要予約。

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日本料理一筋20年。かつては金沢の名旅館〈加賀屋〉でも料理長を務めた店主の菅谷義則さんが、古巣でもある銀座で始めた店。全国のおいしい魚を熟知する彼はここで天然鯛のおいしさを前面に打ち出した鯛茶漬けをたのしめる。

(Hanako1130号掲載:photo:Kanako Nakamra,text:Kimiko Yamada)

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